カンブリア宮殿 佐藤芳之さん「自分を生かし切れ その気になれば何でもできる」


今日の佐藤芳之さんのカンブリア宮殿、すばらしかった!!
あまりに感動したのでさっそくブログにアップ(T▽T)。。

ごはんをつくりながら食べながらテレビを見てメモしてたので、だいぶ飛び飛びですが。。

南アフリカのケニア・ナッツ・カンパニー創業者の佐藤芳之さん。現在71歳。
でも50代後半と言われてもそう思えるほど若々しい印象の方。

37年前にケニアで工場を創業。
現在ではナッツを中心に50種類を扱い、ゴディバやネスレとも取引があり、従業員4000人、年間30億円を売り上げる、ケニア最大の食品加工会社。
工場では徹底した衛生管理を行っている。

段ボールを組み立てる簡単な作業に、10人以上の人が働いているのを見て、
「これが地場産業」
と言う佐藤さん。
雇用の創出ということ重点を置いている。

南アフリカが戦争を経て独立した時、外国は食糧支援はした。
「メシは与えられたが、メシの種は与えられなかったので自立できなかった。」

そこで、「ケニアの人たちみんなが幸せになれる会社」をめざして創業した。
しかし、現地の従業員が自分を見る目は、「第2の支配者」としてだった。

カンパニーとは、「一緒にパンを食べる仲間」が語源になっている。
ひとりじゃなくてみんなが恩恵を受けるもの。

工場内に医務室を作り、医療費を無料にした。
公務員の給料が遅れるのが当り前なケニアで、絶対に給料の遅配をしなかった。
会社独自の住宅ローンを設定し、土地や家の購入を助けた。
「Mr.サトーはお父さんみたいな存在」

創業時にナッツの苗を植えてもらおうと配付したが、無料で与えるのではなく、お金を払ってもらった。
その方が大事にしてもらえるから。
また、助けるという意味ではなく、完全に対等の立場での仕事と考えていた。

ケニアでは、「言葉は風」。
「昨日言った言葉は、もう風になってキリマンジャロの向こうに飛んで行っている。」
と現地の人は言う。
だからひとつのことに対して、4,5回は言うことが違ってくる。
その中から、その人が本当に思っていること、言いたいことを見つけ出す。

龍さん 「むつかしいですね」
佐藤さん 「いや楽しいですよ。むちゃくちゃ楽しいです。」

佐藤さんは、手持ちの自社株をただ同然で売って、隣国ルワンダで新しいビジネスをはじめた。
悲惨な内戦を経験したルワンダでは、今でも衛生状態がとても悪い。
赤ちゃんの10人にひとりは育たない。
「ビジネスによって病気で亡くなる子を救う」のが目的。

奥様によると、佐藤さんは、
「朝起きた時から口笛を吹いてるくらい能天気。」
なのだそうで、
「体さえ元気であれば、新しい仕事をやれるパワーが湧いてくると思って私も応援しています。」
と元気な奥様。

佐藤さんが深い思いを抱いている場所は、アフリカの大きな谷。
そこは、初めて猿が2本足で歩いた、人類誕生の地と言われているところ。

最初に何匹かの猿が2本足で歩きだして、それを見て他の猿も続いた。
必要なのは、老いも若きも「その気」。

「日本の外で仕事をするのなら、仕事を終えたらそこにいちゃいけない。
 外から来て、仕事をさせていただいたことに感謝して、去る。」
というのが佐藤さんの考える外国での働き方。

「佐藤さんが大事にしているものは、富や蓄財よりはるかに価値があるものでは?」
という質問に、

「自分がやってきたことが財産。
 生きているってことは限りがあること。
 その間、余計な心配や考えをはぶいて、素の自分としてできることをやっていきたい。
 そしてそういうことをさせてくれたケニアにお返しをしたい。」

「まだ自分の能力、才能を使いきってないという感じがしている。」

「夢は寝てるときに見て、起きたら目標に向かえ。
 ひとつひとつ達成させる。
 昼間夢を見るな。」

「こんな面白いことやめられるかよ。」

日本に帰ってきたら、時間の流れが違ってせっつかれる感じがしないですか?という問いに、
「それも楽しい。」
と笑顔で答える佐藤さん。
「何でも楽しいんですね!」と小池栄子さんにつっこまれる。

佐藤さんのふるさとは宮城県の南三陸町。
帰郷した佐藤さんを、8人の親族を亡くした93歳の叔母様が迎えてくれた。

町長さんを尋ねると、仮設トイレの衛生状態がよくないという。
ルワンダでつくっている薬と似た日本のメーカーの薬を持ってきて散布すると、効果があった。

復興について、戦前生まれの佐藤さんは、
「全く0になるのを繰り返しながら、日本は再起をつづけてきた。
better tomorrow 今日より明日。
過去は過ぎ去ったこと。
"よりよい明日へ"という強い気持ちを持って、再出発してほしい。
強い気持ちが明日を拓く。」

佐藤さんは、実は左目が見えていない。
小学生の頃、野球のボールが当たったのが原因。

「ハンディキャップを意識しないで、自分自身を強くして、自分のやることをつかんで、前へ進む。」

母校の東京外大で講演の際に、学生さんからの質問。
「今まででいちばん難しかったことは?」

「いろいろあるけど、大変だと思わないことが乗り切れる原因。
 楽しむこと。」

「チャンスがあった。
 そこへ行く決断、行く勇気、行ってみる好奇心。
 自分を試したい。
 異国で試した方が面白いじゃないか。」

村上龍さんが収録を振り返って、
「夢は眠っているときに見て、起きているときには目標を設定して実行、前進という言葉を、
 自分の口からでなく、横にいる人から聞いたのははじめて。」
とおっしゃっていたのが印象的でした。

そしてなんと!
このカンブリア宮殿、動画配信されてるのですね!!
すごい!
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/dogatch.html

今ちらっと見てみたら、番組では放送されていないお話もたくさん入っているみたいです。

「感謝されるとかじゃなくて、コミュニケーションや何かを共有できるというのは、人間にとって普遍的な喜び。
 それに勝る喜びはない。」

という言葉がすごく素敵だと思いました。

こちらの朝日新聞グローブの記事もすごく素敵です^^

そしてケニアナッツの商品が買えるHPもありました。
サバンナ・カフェ
おいしそう。。(←ナッツ好き)

佐藤さんもですが、成功される方って皆さん明るいです。。
お会いしてても笑顔ばっかりという印象があります。

そしてとにかく実行、自分がまずやってみる。
新しい世界に飛び込むことを恐れない。

番組では「チャレンジ」と言われているけど、きっとご本人にはチャレンジというより、とても自然なことなんじゃないかなって思いました。

そしてこういう方は、年齢にもしばられていないのだと思う。
平櫛田中が100歳のときに、あと30年分の彫刻用の木材を仕入れたように。
自分の情熱で動いている人は、いろいろなものから自由。

わたしもがんばろう!
そう思える番組でした^^
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by songsforthejetset | 2011-05-20 02:12 | つれづれ | Comments(0)
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