人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント



リュミさんとランチの後、お天気が爽やかだったので歩きたくて、せっけんでも買おうと東急ハンズへ。

そのままなんだか気持ちよくて、なんとなくエスカレーターを上がっていっていたら、いきなり目の前にこんな看板が!


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2358390.jpg


東日本大震災復興チャリティーイベント
ハリー・ポッター日本語版表紙絵画家
ダン・シュレシンジャーと子供たちの交流絵画展


わ~!なんだかすてき^^
ハリー・ポッターの中でいちばん好きな表紙の絵だったので、絵画展をされているのならみていこうと、矢印の方向へ。

そうしたら、すごく笑顔の爽やかな外国人の方が立っていらっしゃったので、まさかご本人?! と思ってお声をかけたら、ご本人だったのでびっくり!!

なんと、今からトークイベントがはじまるところで、お店の方が席をすすめてくださったので、わたしも聴かせていただくことに。


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2357565.jpg



ダン・シュレシンジャーさんは日本に滞在されていたご経験があり、日本語も堪能でいらっしゃるので、トークイベントもとてもわかりやすい日本語でした。

第一印象でもうお人柄がわかるような明るい笑顔の方で、お話や絵の中にとても知性が感じられる方でした。

ウィキペディアのプロフィールを拝見したら、
イエール大学→オックスフォード大学→ハーバード法律大学院→弁護士として日本に滞在→画家

ニューヨーク・シティー・マラソンで3位入賞

日本語と韓国語に堪能

すごい(T▽T)。。
できる方はなんでもできるという見本みたいですね。。


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_23575994.jpg



会場には、ダンさんをとても若いころからご存知の方や、お友達などがたくさんいらっしゃっていて、とてもアットホームな雰囲気でした。

ハリー・ポッターシリーズの各巻の表紙絵について説明してくださったり、原作者のJ.K.ローリングさんとのエピソードや、会場のお子さんにそれぞれの絵について説明されたりと、とても楽しいトークイベントでした。

イベントの中では、7月21日に予定されている仙台の荒浜小学校の子供たちとのワークショップについても触れられていました。

荒浜小学校は、津波の被害が大きかった地域の小学校で、学校に残った子供たちは、屋上で救助が来るまで長い時間待っていたのだそうです。
大きな災害を目の前で目撃し、友達や家族や親戚を津波によって失ってしまった子供たちのことを気遣うダンさんが印象的でした。

会場には、ハリー・ポッターの中から、「愛や勇気を感じたシーン」を子供たちに描いてもらった絵が展示されていますが、7月21日のワークショップで荒浜小学校の子供たちに描いてもらった絵も、その後こちらの会場に展示される予定だそうです。
また行こう(^-^)


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2358221.jpg



現在イギリスに住んでいらっしゃるダンさんは、イギリスのテレビでも大きく報道されていた日本の震災について、1ヶ月後にはほとんど報道がされなくなり、「液状化」といったような日本人なら誰でも知っている言葉についても自分が知ることができないことに、とてもいらだちを覚えたそうです。

自分にも何かできることはないかと考えて、今回のチャリティーイベントのために来日されたそうです。

被災地のことや、子供たちのことをとても心配なさっているお気持ちが伝わってくるようでした。


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2358444.jpg



そして、今公開されている映画版ハリー・ポッターは、本当におすすめとおっしゃっていました。
原作を読んだ方が、読んでいる時に思い浮かべた世界に近い映像になっていると、会場にいらっしゃった方ともお話されていました。
J.K.ローリングさんの描写がとても丁寧なので、ダンさんが描いたとおりのドラゴンが映画にも登場していて、とても感動なさったそうです。


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2358038.jpg



わたし、壁に展示されている絵を見たときに、こんなにシンプルな絵だったっけ?と思ったのですが、実際本を拝見すると同じ絵なのですよね。

もっともっと複雑な絵だったように思ったのですが、きっと、絵の向こうに自分が本の世界をふくらませて見ているからなのでしょうね。

何度も塗り重ねられたパステルの画面は、魔法の世界のように深い色彩を放っていました。


ハリー・ポッター日本語版の画家、ダン・シュレシンジャーさんの東日本大震災復興チャリティーイベント_c0089310_2358167.jpg



会場に展示されている、ハリー・ポッターシリーズの原画以外の絵や、複製画、ポストカードやノートなどが販売されていて、収益の一部が東日本大震災被災の子供たちへ寄付されるそうです。

明日18日の13時からも、ワークショップが予定されています。
ご興味あるかたはぜひ!
東日本大震災復興チャリティーイベント
ハリー・ポッター日本語版表紙絵画家
ダン・シュレシンジャーと子供たちの交流絵画展


わたしもイラストの複製にサインしていただきました^^
嬉しいな♪

ダンさんも気さくな素敵な方でしたが、会場のスタッフの方々もとても感じのいい方ばかりでした。
皆さんありがとうございました!!


その後せっけん売場(実はずっと下の階だった)でばらの香りのせっけんを買って外へ。

行ってみたい展示があったので行ってみることに^^


(つづく)
by songsforthejetset | 2011-07-17 23:54 | 芸術いろいろ
<< 銀座東急ハンズ:ダン・シュレシ... 今日は岡山のアトリエ・リュミエ... >>