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ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"連載エッセイ2011年1月号      「光とともに、新しい年を」


新しい年がはじまりました!
皆様もお元気でお過ごしですか?

今年一年の目標、もう決めていらっしゃいますか?

何か自分の目標を見つけたいのだけど、なかなか見つからない。。
と思っていらっしゃる方も、きっと多いと思います。

目標は、まるで、暗い夜の中の光のように、わたしたちが前に進む手助けをしてくれるものですね。

だけど、自分がどこに行きたいのかわからない、暗中模索で行く手に光も見えない。。

そんな時は、誰にでもありますよね。

では、どうしたらいいのでしょうか。

もしも、まわりが真っ暗で、目標もなく身動きが取れないときは、とりあえず自分で、まわりに灯かりをともしてみるといいのではと思います。

小さなキャンドルの炎のような、「自分が楽しかったり、好きだと思ったり、幸せだと思うこと」を自分のまわりにともしていく。
そうすると、その周辺何mかは見えるようになって、また、自分の道を先に進むことができます。

たとえばそれは、好きな芸能人、映画、ファッション、本、音楽、雑貨、食べ物、趣味、家族、ペット、スポーツ、旅行、コミュニケーション、グループ活動、勉強、TV番組、何でもいいのです。

自分がともした灯かりは、他の人にとっての"光"になるので、それを目指してやって来た人とは、きっと仲良しになれます。

たくさん人が集まったら、キャンドルの灯かりも大きくなり、やってくる人も増えていきます。

そしたらもっと輝きは大きくなって、さらにさらに先へ進めるのです。

自分の気持ちがそんなに強くないと、キャンドルの輝きは弱く、少しの風でも消えてしまうでしょう。

でも、そのことを好きだと思う気持ちがとても強かったら、強い風に吹かれても絶対消えない、キャンプ用の特大キャンドルの炎くらいのパワーがある輝きを放ちます。

ただし、本当の自分と違った灯かりをともしてしまうと、それを目印に、本当の自分とは合わない人がやってきて、本当の自分とかけはなれた場所に導かれていってしまうかもしれません。

だから、自分のほんとうに好きなことを、どんどん自分のまわりに灯していくのが大切だと思います。

そうしたら、その人の輝きはどんどん大きくなって、周りもよく見え、仲間も増え、結果として自然に先へ進んでいけるようになるのだと思います。

先へ進めば、行く手にはまた新たな"光"も見えてきます。

特大キャンドル1個でも、バースデーケーキ用の細くて小さいキャンドル数本でも、暗闇の中にいる時は、とりあえず自分の周りを照らしてみて下さい。

それらはつながって道になって、途中迷ったりするかもしれないけれど、やがては自分の目標にたどりつけるのだと思います。

皆様の一年がたくさんの光と共にありますように。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2011年1月号に書かせていただいたエッセイです。

これは以前このブログに書いた記事を、エッセイ用に短くまとめたものでした。

だからもともとはかなり前に書いているのですが、その時よりも、今のほうがずっと自分に実感できる内容です。

ほんとうに、「自分が本当に好きなこと」と共にあることって、心から大事だと思うのです。

好きなことって、情熱を傾けられるし、掘り下げられるし、継続できるんです。

「好き」は最高のエネルギー。

毎日を輝かせてくれる、光のようなもの。

自分の気持ちに正直に、好きなものと共にあることが、幸せな人生の入口のような気がします。

素敵だなあと思う方はみなさん、そういう生き方をなさっている。

わたしもたくさん、光をともしていきたいです^^
by songsforthejetset | 2012-12-14 02:04 | 連載エッセイ
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