千葉県立現代産業科学館メガスター上映会「宇宙へ」


千葉県立現代産業科学館のメガスター、今年もすばらしかった!
https://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/kan/index4_12.html


「宇宙へ」は、これがまさに観たかったというものを見せてくれた作品でした。
他の星の空ってどう見えるのか、ずっと見てみたいと思っていたけど、まさに夢がかなって、とても嬉しかった。
神様の視点になって、宇宙旅行ができる作品。


(白紙の状態で作品をご覧になりたい方は、この先は読まれませんように。。)


夕暮れから星が出てくるところ、普通のプラネタリウムだと、全体が均一にだんだん暗くなって、全体からぼうっと星が出てくるのだけど、このフュージョンの番組では、消えていく夕空を追いかけるように星空がやってくる。
美しくて感動でした。

字の中に入っていくところ、フュージョンならではの迫力あるシーンで、おおっと思った。

地表を離れて宇宙に出ていくシーン、小さい子が「わぁー!」と言っていたけど、わたしも思わず椅子のひじ掛けを持ってしまったくらい、臨場感がありました。
こういうのってドームならではで楽しい。

そして宇宙へ。

火星の山(名前忘れた)の上から見る、青い夕焼け。
空の上の方はピンク。
トロピカルカクテルのような色合い。
そんな不思議な夕焼けが、火星で繰り返されているなんて、知らなかった。

エンケラドスの空には、土星が縦に浮かんでいる。
土星の輪の中に入っていくところ、すごく好き。
まるでダンスのような、優雅な天体の動き。

イオの火山は圧巻。
絶対に見ることができない光景を、目の当たりにできる。
大人も子供も息をのむような、とても迫力のある場面でした。

ずっと見たかったのが、海王星の空。
青い大気に浮かぶ白い雲。
太陽光は地球の900分の1という明るさで、とても弱い光なのだそう。

月から見た日蝕は、青い地球が太陽を隠して、赤いリングができる。
とてもきれい。

時々地球にやってくるハレー彗星、あんな形をしてるって知らなかった。。
遠い宇宙で、またこちらへ向かってやってこようとしている彗星の動き、とてもよくわかった。

いろんな星をツアーで巡る、宇宙旅行をしたような気持ちになれる作品。
去年の「星のある風景」は、身近にある美しい景色と星を楽しめる番組だったけど、今年は、誰も見たことのない風景と星が楽しめる。

SF好きな方には特におすすめです。
わたしはちょうど、上坂浩光監督の「Eternal Return」を観たばかりだったので、すごく嬉しかった。

今この瞬間も、あの星たちの上には、あんな空が広がっているのかと思うと、なんだかとても壮大な気持ちがします。
ただ自然に、そういった光景が誰もいないところで繰り返されているということ、当たり前なんだけど、なんとなくせつない。

メガスターフュージョンの番組を観ると、いつも錬金術みたいと思う。
なんでそう思うのかわからないけれど、昔の王様が、錬金術を見て驚いた気持ちって、こんな感じかなという気がする。
そのくらい、不思議に満ちている感覚が、いつもする。

エリック・アロン(Eric Aron)さんの音楽も本当にすばらしくて、宇宙空間がとても素敵に彩られています。
月とエンケラドスの場面が特に好きだった。
エリックさんの音楽はとても繊細で美しくて、メガスターとぴったりだと思う。

「宇宙へ」、あまりにすばらしくて2回観ました。
メガスターフュージョンの番組は、1回目は魔法のようでただただびっくりして終わってしまうので、2回目からやっと落ち着いて観られる感じ。

「七夕ランデブー」も、以前に観た時からまた進化していて、大きなドームだとまた臨場感もひとしおで、とても良かったです。
東京の夜景、よく見ると車が動いていて、リアルでびっくりでした。

この日はメガスター開発者の大平貴之さんの解説の中で、ギガマスクの投影もあって、それも楽しみでした。
全天ではなくて、一部だったけれど、暗い星が表現された分、よりソフトな星空が表現されている感じがした。
全天の公開が楽しみです。

大平さんの解説は、独特の味があって、やっぱり大平さんにしかできない解説で、ほのぼのと楽しい。
メガスターをつくった方自らの星空解説が聴けるというのは貴重な機会なので、わたしもいつも楽しみです。

大平さんの著書の「プラネタリウム男」の中に書かれていた、ソニーの出井伸之会長がおっしゃった、
「メガスターにはセンスオブワンダーがある」
という言葉、わたしも本当にそう感じる。

他のプラネタリウムは、ドームに星空を投影している感じなのだけど、メガスターは、宇宙がそこに広がっている感じ。
メガスターの星空にしかないときめきがあって、だからこそ、ファンが多いのだと思う。
宇宙を直接開いて見せて、その深遠さを伝えてくれているような機械。

そしてこの24日には、聖路加国際病院のトイスラーホールにメガスターがやってくる!(≧▽≦)
しかもメガスターⅡ!!(≧▽≦)

ずっと前から、トイスラーホールでメガスターの上映がされたらいいなと思っていたので、本当に嬉しいです。
わたし仕事で行けないんだけど。。(T_T)
でも思いがけず夢がかなって、とても嬉しい。
きっととてもファンタスティックだと思う。
たくさんの方に喜んでいただけるはず。

まだまだ続いていきそうなメガスターの新展開。
いつも楽しませてくださる、大平技研の皆様に感謝です。
今後もとても楽しみです^^
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by songsforthejetset | 2016-08-20 17:07 | 芸術いろいろ | Comments(0)
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