おかげさまで、聖路加第二画廊での作品展もあと1日となりました。 以前からのお客様や、新しくお越しくださった方々と毎日お会いできて、楽しく在廊させていただいています。 今日23日は祝日で、いらっしゃる方も少ないためお休みにしていたところ、患者様から第九の演奏があるのでぜひとご案内をいただき、楽しみにお伺いしてきました。 場所が1階のスターバックスのある広場ということで、小さい規模のコンサートだと思って行ったところ、なんとフルオーケストラと合唱団という本格的な演奏会でびっくり!! ソリストの方々以外は、皆さん聖路加のスタッフの方々で、指揮も眼科の先生がなさっていました。 第九を院内のオーケストラで開催されるのが皆さんの念願だったとのことで、今回が初の開催なのだそう。 合唱の看護師さんやボランティアの方など、普段の制服で参加されている方もいらっしゃり、それがとても素敵でした。 第九は歌詞も音楽も、本当にとても素敵なのです。 自分がオケで演奏に参加してから大好きになって、以前のブログにも書いていました。 「歓喜よ、美しい神々の花火よ、天上の楽園からの乙女よ」という歌い出しの言葉が特に好き。 http://songsfor.exblog.jp/4461547/ 歌詞の意味が胸に迫るような演奏会だった。 お忙しい中、練習を重ねられたスタッフの皆さんの情熱と、いい演奏を患者様に届けたいという思いが伝わってきました。 広場いっぱいのオーケストラと合唱団から生み出されるハーモニーとエネルギーはとてもすばらしくて、音楽の持つ希望の力が広場いっぱいに広がっているようでした。 1階が満員だったので、吹き抜けになっている2階から拝見したのですが、本当に演奏会と会場全体がすばらしかったです。 感動しすぎてわたしは涙と鼻水でえらいことになっていました。。 今までに聴いた第九の中で、一番感動した心に残る第九の演奏会でした。 テレビカメラの取材が入っていたので、もしかしたらニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。 会場には日野原重明先生もいらっしゃり、アンコールでは力強く手拍子をなさったり、演奏会の最後にマイクでご挨拶を述べられたりと、105歳になられてもお元気な姿に皆さん感動なさっていました。 今クリスマス期間なので、院内にはきれいな飾りつけがされていたり、さまざまな行事が行われています。 キリスト教が母体となり、チャペルがある聖路加国際病院ならではの、素敵なクリスマスです。 わたしもツリーなど飾っています^^ 聖路加国際病院の創設者であり、宣教師でもあったトイスラー博士は、この病院を、キリスト教の愛の力によって人の悩みを救うための「生きた有機体」とおっしゃっていて、聖路加に来るといつもそれを実感しています。 トイスラー博士が病院に関して最後に遺された言葉は、 "Let the work go on(仕事を続けなさい)"。 その言葉が今も生き続け、歩みを助けているように思うのです。 明日は作品展の最終日。 素敵な場所にご縁をいただけていることを感謝して、1日を過ごしたいと思っています。
by songsforthejetset
| 2016-12-23 22:52
| アクセサリー・Lumiere
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聖路加画廊 2019.12.16 - 12.21(旧館2階・第二画廊) *常設店 銀座 教文館4F エインカレム 銀座 マリア (東京) *HP Lumiere Noriko Maki *お問い合わせ メールでのお問い合わせ 最新の記事
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