昨日のディープインパクト、残念だった!
ギャンブルは好きじゃないし、競馬も映画でくらいしか知らないけど、でも昨日はTVの前で応援しました。 夜7時くらいに、「レース開始まであと5時間!」ってニュースで見て、これは見ないと!ってスタンバってました。 印象的だったのは、レース開始直後からの映像がとっても綺麗だったこと! 夕方の光の中、一団となって走っていく馬たちの映像を、横からカメラが同じスピードで追っていて、まるで映画のように美しかったです。 日本の競馬中継も、あんな撮り方してるのかな? きちんと見たことないのでわからないけど。。。 ただ後ろに映ってたのが駐車場だったのでちょっと残念。 馬が走るコースの内側が駐車場になってました。 そしてマラソン中継みたいに、後ろでいっしょに走ってる人も映ってました(笑)。 日本から応援に駆けつけた人が何千人もいたそうで、確か掛け率が1.1倍(?)とか言ってたような気がします。 ニュースで見たけど、ロンドンでディープインパクトに約330万円賭けた日本人がいたそうですが、勝ってもあんまり金銭的には得にならなかったんですね。 勝ってたら盛り上がリ方もハンパじゃない気がします。 残念な結果に終わって、引き揚げていく武豊に、TV局のインタビュアーが、「今のご感想は?」とかの定番な質問をしてましたが、武豊は振り向きもせずに、ほんの二言くらい言って去っていってました。 インタビュアーも仕事だからしょうがないのかもしれないけど、あれだけの大きな舞台で勝負して負けちゃったのにそんなこと聞くな!!お前も男だろ!!って思ったよ。 勝ったら賞金が何億、っていうことも言われていたけど、レースに出てる人たちはたぶん名誉のために走ってるのです。 何度か調教師さんがインタビューされてましたが、ソフト帽を粋にかぶったカッコイイ方でした。 出走前のインタビューでは、「じゃ」ってソフト帽に手を添える挨拶のジェスチュアをしてて、決まってました。 あとレース開始前に放送してた、ディープインパクトが三冠達成した瞬間の映像で、嬉しさの頂点で涙ぐんでいる映像とか、その映像だけでこちらも感動。。 この調教師さんを見て、レース用の馬の調教って、芸術作品を作るようなものなんだなあって思った。 それにしても、日本から応援に行ってた人たちの服装が、すごいカジュアルな人が多かったのが残念。 ヨーロッパの競馬って、日本と違って社交界の優雅な遊び的な印象が強いです。 観にやってくる人たちは、女性は華やかな帽子、男性はスーツ姿っていうイメージがあります。 『マイ・フェア・レディ』の中にも登場する、イギリスのアスコットは最も格式が高いとされていて、そのシーズンに合わせてデザイナーはオートクチュールの帽子をデザインします。 今回の凱旋門賞でも、外国の方はやっぱりドレスアップされてました。 日本の方でも、競馬に詳しい方はちゃんとドレスアップして来られてたみたいでしたが、大多数はワールドカップの応援に行くような服装だったので、画面を見ていてほんとに残念。 やっぱり華やかな場所には、自分もその場をつくる一員として参加した方が、気分がよいと思います。 なんかまた『シービスケット』観たくなってきました。借りよっかな?
by songsforthejetset
| 2006-10-02 22:06
| 芸術いろいろ
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