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ローザンヌ国際バレエコンクール&武原はん


きょうはローザンヌ国際バレエコンクールをやっていました。
毎年この番組を見ると、春だなあって思う、私にとっては季節の風物詩的な番組です。

ジゼルを踊った日本人の女の子の踊り、繊細でとても良かった。
コンテンポラリーもすごく綺麗だったし。。
年々アジア人の体型が向上していて、日本人もどんどんスタイルがよくなっていってる気がする。
世代を感じます。

ハンガリーの女の子が可愛かった。
やっぱ正統派!!って感じの見た目に惹かれます。

それにしても物足りないのは、昔みたいなナレーションがないこと。
パリ・オペラ座バレエ学校校長をされていたクロード・ベッシー先生とジャン・ピエール・パストリさんの司会だったのですが、ベッシー先生のコメントが超辛口で、あれがないとなんだか見た気がしないです。。

ベッシー先生のコメントはさすがフランス人というか、歯に衣着せぬ言葉のオンパレードで、それをいたって事務的に訳す通訳さんの吹き替えがさらにいい味出してました。
また見たいなあ。

昔ヨーロッパを旅行した時にローザンヌにも行ってみたら、すごい小さい町でビックリしました。
レマン湖のほとりにあって、美しい避暑地という感じ。

ここにはアール・ブリュット美術館という、犯罪者や精神病患者の絵を展示している珍しい美術館があるのです。
http://www.artbrut.ch/
今ちょうど日本のアーティストの作品を展示しているみたい。

小さい美術館なんだけど、とにかく衝撃的な作品が多くて、全部見るのに3時間くらいかかってクタクタになったのを覚えています。
その作者の生い立ちや犯罪歴も紹介されていて、それと合わせて作品を見ていくので、すごいインパクトでした。
たぶん今まで行った美術館の中で、いちばんセンセーショナルな美術館だったと思う。


そして!

今日の11:30からの「芸能花舞台」では、上方舞の至宝・武原はんさんの「雪」が放送されます!
日本舞踊がお好きな方はぜひ。

私はバレエも日本舞踊も好き。
こういった鍛錬を必要とする踊り手は、優れた身体の使い手でもあって、そういう動きは見ているだけで気持ちがいいのです。
ごく自然にらくらくとこなしているように見えるから、余計にすごいなあって思います。
特にゆっくりした動きで途切れず滑らかに踊るのって、すごく難しいと思うのですが、日本舞踊は特にその美しさを感じさせる踊りです。

武原はんさんの「雪」は代表作で、武原さんがずっと踊り続けられていた舞です。
確か以前インタビューで、毎日練習しているっておっしゃっていたように思います。

今日はダンスたくさん見れてうれしい。
やっぱり美しい姿勢をつくるのは筋肉です。
by songsforthejetset | 2008-04-27 20:53 | 芸術いろいろ
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