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ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"連載エッセイ2011年4月号      「桜と、晴れた日曜日」


のどかな春の日が続く今日この頃ですね。
皆様もお元気でいらっしゃいますか?

ある日曜日、起きてみたら真っ青な空でした。
みごとな春の陽気に、家のなかにいるのがもったいなくて、カメラを持って外に出てみました。

池のそばに、静かに咲いていた桜をみっけ。
誰もいません。

なんてきれい。
雪のような桜の花につつまれる。
遠くでうぐいすの声もします。

池の表面には漣がたって、波打ち際には花びらが渦をまいています。

風が桜の枝を揺らして、花びらが吹雪のように降りしきります。

ほんとに美しい。

きっとこの春、お花見を楽しまれた方も多いのではと思います。
桜の下ではいろんなことが"特別"になる。
一年に一度の晴れの場所ですね。

全国で美しい花を咲かせているソメイヨシノは、実は接ぎ木でのみ増える品種なのだそうです。

そういえば、いちょうの木の下に銀杏が落ちてるみたいに、さくらんぼが落ちてるのも見たことないですね。

ソメイヨシノの寿命は、実は60年から100年ほどなのだそうです。

日露戦争の勝利を記念して、日本全国に植えられた桜並木が、今いっせいに寿命を迎えつつあるのだそうです。
美しい桜並木をなくしてしまわないように。今各地で桜並木を保護する運動が行われています。

桜って植わっていたらひとりでに咲くのかと思っていましたが、そうじゃないんですね。

人によって人工的に作り出されたソメイヨシノ。

人の手がないと生きていけない桜。
種を作らないのに花を咲かせる木。

もしかしたら、人を喜ばせるために咲いているのかもしれません。

きっと桜は、人々が自分を見て喜んでくれていることがわかっている。
それを糧にして、毎年綺麗に咲くようがんばっている気がします。

花が咲いていない時には、あまり気にしてもらえてないことにも気づいていそう。
だから、見られていない時に、実はすごくがんばっていそうな気がします。

桜にとって、人が美しさを愛でてあげることは、とっても大事なことのような気がします。

人が桜の下に集い、その美しさに包まれるのを楽しみにしているように、桜も、また人が来て喜んでくれるのを、心待ちにしているように思うのです。

今年はいい桜をたくさん見た気がします。

また来年もきれいなお花を見せてね。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2011年4月号に書かせていただいたエッセイです。


わたしが岡山で住んでいた場所の近くに、曹源寺というお寺があり、毎年春になると枝垂桜がとても美しいのです。

http://songsfor.exblog.jp/16134783/

その周りにも、桜が綺麗な場所があって、毎年会いに行くのを楽しみにしていました。

この前岡山に帰った際に、曹源寺にも行ってきました^^

秋の桜はこんな感じ。


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桜って、花が咲いている時には、桜だ!ってみんなが気にかけるのですが、それ以外の時って、桜だということを忘れてしまいがちになります。

でも、桜って一年中桜なんですよね。

自分が桜だったら、花が咲いた時にものすごく人が喜んでくれたら、それ以外の時には注目されてないぶん一生懸命がんばって、咲ける時には200%の美しさで咲こうと思う気がします。

だからきっと、咲いてない時の桜は一生懸命がんばってるんだなあって、いつも思うのです。

人間の気持ちにとても寄り添う木のように感じる、桜。

咲いていない時の桜がとてもいとおしく感じられます。

この枝垂桜も、会いに行った時にはよしよしってなでてあげます。
とてもすてきな木です。

そして、来年の春に向け、つぼみも準備中。


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桜は、6月ごろから次の春に向け、咲く準備をはじめるのだそうです。

花開く前には10ヶ月ほども準備をしているんですね。

地道な努力の大切さを、小さなつぼみがいつも教えてくれます。

いつもありがとう。

わたしもがんばるね。

またすてきなお花みせてね^^
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by songsforthejetset | 2012-12-19 00:58 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"連載エッセイ2011年3月号      「変化=始まり」


すこしずつ、春の訪れを感じる今日この頃ですね。
皆様もお元気でお過ごしでしょうか?

振袖や袴姿の女の子を街で見かけることの多いこの時期がくると、卒業式のシーズンだなあと実感します。

卒業の次は入学があったり、就職があったり、働いている方なら人事異動があったり・・・
今は、たくさんの方の人生の節目に当たる時期なのですね。

4月に新しいスタートを控えている方はもちろん、この時期は、誰にでも少なからず変化がある時なのだと思うのです。
入学や就職、異動する人がいれば、その周りの人だって影響を受けることになります。

だから、今の時期は、
「日本中の人が期待と不安をなんとなく抱いて過ごしている不思議な時期」
なのではと毎年思っています。

自分の環境が変わることは、誰にとっても不安なことです。

そんな時には、こう前向きに考えてみてください。

「自分が良い方向に向かってがんばっている時に訪れる変化は、必ず自分をもっと良い状態につれていってくれるもの」

一見悪いことや、困ったことに思える変化でも、自分が正しい方向にがんばった結果に起こったことなら、それは、自分の「これから」に必要なことを、人生が与えてくれているもの。

(この変化があったからこそ、自分が良い方向に行くことができた)
と、わかる出来事になるかもしれません。

人生が与えてくれるものに誠実であること。
その中で、よい方向に向かって努力すること。

自分の人生に誠実になればなるほど、人生は豊かな実りを与えてくれるのだと思います。
そして、自分の人生に誠実な人は、他の人の人生に対しても誠実だと思うのです。

夢を持って、その時々に人生が自分に与えてくれたものに誠実に向き合って、悪いことはしないで、 好きなことをがんばる。
そうすれば、誰でも良い方向に進んでいけると思うのです。

霧の中にいるように先が見えない時でも、そういう気持ちはコンパスになってくれる。
そして霧が晴れた時、目の前にあるのは、自分の気持ちを信じて進んだ結果です。

そこは、最初に自分が思っていたより、もっといい世界かもしれません。
前向きに物事をとらえ、努力することで、未来はどんどん変わっていくからです。

変化は良いことが始まる序章。
その先には新しい物語が待っています。

ストーリーをつくっていくのは自分。

勇気を持って、新しい世界への扉を開いてくださいね。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2011年3月号に書かせていただいたエッセイです。


これを読んで、なんだか今の時期にもあてはまるなあと思いました。

今って、いろんなことが変化の時を迎えている時期だと思うのです。

ちょうど選挙もあったばかりですが、以前から言われているのがマヤ暦の終りだったり、フォトンベルト突入だったり。

あと来年は、風水のサイクルのちょうど1年目の年にも当たっているのだそうです。

風水では、9年間でひとつのサイクルが一巡するそうですが、来年はいちばん最初のベースとなる年。
また新たなはじまりの年です。

変化する時って、おそらく大変なことが多いと思うのです。
いままでと違った自分に変わっていかないといけないから。

未知の世界に入っていかないといけないから、不安だってある。
きっと誰でもそう。

だけど、時間は未来にしか流れていかないのです。
だから進むしかない。

勇気を持って進み、自分も変化して、いい方向に向かうようにがんばる。

そしてそれを楽しむことができれば最高だと思うのです。

毎日が未来。

明日もやってくる、未来と変化。

勇気を出して、飛びこむ。

チャレンジを楽しみながら進んでいきましょう^^
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by songsforthejetset | 2012-12-18 01:04 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"連載エッセイ2011年2月号 「世界をよりよい方向に変える方法」


まだまだ厳しい寒さが続く今日この頃、皆様もお元気でお過ごしですか?

毎日、テレビや新聞では、気分がふさぐようなニュースがたくさん報道されていますね。

でも、時に「こつこつとがんばっている人の努力が実を結んだ」といったようなニュースを見ると、自分もがんばろうと、希望が湧いてきます。

そんな時、ふと思いました。
「自分がよりよい方向に変わっていっていることを示すこと」は、
世界をより良い方向に変えていくことにつながるのではないかと。

自分が努力して、前進していっていることを示す。
例えば、ブログや日記でそれを発表したり、社会参加して示すこともできます。

今、自分自身の目の前にある、努力すべきことに一生懸命取り組んで、前進して、それを示していると、不思議と賛同者が現れたり、自分もやってみようと思う人が増えてくるものです。

人は、同じ考えの人と波長が合うもの。
自分がいい方向に変わっていこうとしている時、出会う人はやっぱり同じ人です。

いい方向に変わっていこうとする人の輪が広がっていけば、世界もいい方向に変わっていくということにつながります。

変わるのは大変。
自分自身が変わるのがいちばん大変です。

でも、だからこそ、自分を変えた時には、すごいブレークスルーがやってくるのだと思うのです。

苦しくっても、よりよい未来がそこにあると思ってがんばってみる。
物事が大きく変わるときの流れは、いつでも小さな出来事からはじまります。

日常を肯定的にとらえ、明るい方向を見て進み、自分が努力していることを示すこと。

それは、他の誰かにとって、育てると芽が出る、「しあわせの種」になるかもしれません。

種を受け取ったら、すぐ埋めて芽を出させ、せっせと育てて、誰よりも美しくその人だけの花を咲かせる人がいます。
それを見て、自分も育てようと思う人がいる。

世界もそんなふうに、よい方向に進んでいくものだと思います。

崇高な目的や、高い志でなくても、今の生活の中でできることを心がけてみる。
周りの人で、それをみて、自分もと思う人は思ってくれます。

自分1人でもできる、
「世界をよりよい方向に変える方法」です。

行動と結果はセット。
良いことをすれば、良いことにつながっていくものだと思います。

負の連鎖より、良い連帯の方がずっと強いもの。
良いことの輪を広げて行きましょう。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2011年2月号に書かせていただいたエッセイです。

これも、以前書いたブログの記事を、エッセイ用に短くまとめたものでした。

毎回自分が書いた記事を読んで思いますが、昔の自分の言葉って、本当に励まされるんです。

今の自分が忘れていることを、思い出させてくれる。

自分がびんにつめて海に流した手紙を、数年ぶりに自分が拾ったような気分です。

だから「良いこと」を書いておいて良かったなあと思うのです。

今これを読んでみて、そういえば、震災後は特に、ひとりひとりが意志を持って「良いこと」の輪を広げていこうという流れが強くなったように思いました。

エッセイは3か月前に書いているので、あんな大きな地震が起きるなんて考えてもいなかった時ですが、地震以降は以前に増して、「心の在りかた」が大切な時代になった気がします。

毎日、すこしづつでも進歩する。

そしてそれを示していく。

昔のわたし、ありがとう。
今のわたしもがんばります(^-^)
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by songsforthejetset | 2012-12-18 00:28 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"連載エッセイ2011年1月号      「光とともに、新しい年を」


新しい年がはじまりました!
皆様もお元気でお過ごしですか?

今年一年の目標、もう決めていらっしゃいますか?

何か自分の目標を見つけたいのだけど、なかなか見つからない。。
と思っていらっしゃる方も、きっと多いと思います。

目標は、まるで、暗い夜の中の光のように、わたしたちが前に進む手助けをしてくれるものですね。

だけど、自分がどこに行きたいのかわからない、暗中模索で行く手に光も見えない。。

そんな時は、誰にでもありますよね。

では、どうしたらいいのでしょうか。

もしも、まわりが真っ暗で、目標もなく身動きが取れないときは、とりあえず自分で、まわりに灯かりをともしてみるといいのではと思います。

小さなキャンドルの炎のような、「自分が楽しかったり、好きだと思ったり、幸せだと思うこと」を自分のまわりにともしていく。
そうすると、その周辺何mかは見えるようになって、また、自分の道を先に進むことができます。

たとえばそれは、好きな芸能人、映画、ファッション、本、音楽、雑貨、食べ物、趣味、家族、ペット、スポーツ、旅行、コミュニケーション、グループ活動、勉強、TV番組、何でもいいのです。

自分がともした灯かりは、他の人にとっての"光"になるので、それを目指してやって来た人とは、きっと仲良しになれます。

たくさん人が集まったら、キャンドルの灯かりも大きくなり、やってくる人も増えていきます。

そしたらもっと輝きは大きくなって、さらにさらに先へ進めるのです。

自分の気持ちがそんなに強くないと、キャンドルの輝きは弱く、少しの風でも消えてしまうでしょう。

でも、そのことを好きだと思う気持ちがとても強かったら、強い風に吹かれても絶対消えない、キャンプ用の特大キャンドルの炎くらいのパワーがある輝きを放ちます。

ただし、本当の自分と違った灯かりをともしてしまうと、それを目印に、本当の自分とは合わない人がやってきて、本当の自分とかけはなれた場所に導かれていってしまうかもしれません。

だから、自分のほんとうに好きなことを、どんどん自分のまわりに灯していくのが大切だと思います。

そうしたら、その人の輝きはどんどん大きくなって、周りもよく見え、仲間も増え、結果として自然に先へ進んでいけるようになるのだと思います。

先へ進めば、行く手にはまた新たな"光"も見えてきます。

特大キャンドル1個でも、バースデーケーキ用の細くて小さいキャンドル数本でも、暗闇の中にいる時は、とりあえず自分の周りを照らしてみて下さい。

それらはつながって道になって、途中迷ったりするかもしれないけれど、やがては自分の目標にたどりつけるのだと思います。

皆様の一年がたくさんの光と共にありますように。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2011年1月号に書かせていただいたエッセイです。

これは以前このブログに書いた記事を、エッセイ用に短くまとめたものでした。

だからもともとはかなり前に書いているのですが、その時よりも、今のほうがずっと自分に実感できる内容です。

ほんとうに、「自分が本当に好きなこと」と共にあることって、心から大事だと思うのです。

好きなことって、情熱を傾けられるし、掘り下げられるし、継続できるんです。

「好き」は最高のエネルギー。

毎日を輝かせてくれる、光のようなもの。

自分の気持ちに正直に、好きなものと共にあることが、幸せな人生の入口のような気がします。

素敵だなあと思う方はみなさん、そういう生き方をなさっている。

わたしもたくさん、光をともしていきたいです^^
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by songsforthejetset | 2012-12-14 02:04 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"12月号連載エッセイ      「すべての『出会い』は人」


こんにちは。
12月も終わりに近づき、いよいよ来年がすぐそこにやってきています。
皆さんもお元気でお過ごしでしょうか?

今年は皆さんにとって、どんな一年でしたか?
きっとたくさんの「出会い」を経験された1年だったのではないでしょうか。

わたし達の人生は、毎日の「出会い」に大きく影響されながら進んでいきます。

「出会い」とは、人はもちろんですが、物や出来事、芸術や本、旅、仕事、講演会、映画やテレビ番組など、それまでの自分の生活になかったものとの出会い、すべてのこと。

そんなものも「出会い」?
って思われるかもしれませんね。

でも、よく考えてみれば、「人以外の出会い」も、結局は全部、「人との出会い」なのです。

たとえば、
物は、それを作った人との出会い。
本は、それを書いた人と。
旅は、そこで出会った人と。
芸術作品は、それを表現した人と。
仕事は、仕事をしていて出会う人と。
歴史は、昔に生きていた人と。

現実もそうでないものも含めて、実はすべてが「人との出会い」なのです。

そうした「出会い」を通じて、わたし達は日々、影響されたり、幸せを感じたりしています。

旅も、仕事も、
歴史も、国も、
人生も、幸せも、
実感するのは、「人」を通じてなのです。

「自分が住む世界」とは結局、「自分が出会う人」のこと。

そして、自分をわかるのも、「人」と出会うからなのだと思います。

わたし達は、比較する対象と出会ってはじめて、自分の特色がわかります。
日本にいたら黄色人種だって思わないけれど、欧米に行ったら実感するように。

出会いの中で自分がわかる。

人と出会うことは、実は今までに自分が気付いていない、自分との出会いでもあるのです。

「自分で動かなければ何もはじまらない」と言いますが、それは、
「動いたら、かならず何かが変わる」ということ。

動けば人に出会うし、出会えば自分のことがもっとよくわかり、人生も変わっていくからです。

人生をよりよい方向へ向けたいと思ったら、日々の「出会い」に、善意と勇気と努力、そして感謝を持って接することが大切なのだと思います。

センスとスピードとタイミングも重要です。

今年1年、このエッセイと出会ってくださった皆さんへ、心からの感謝をこめて。

皆様の来年にたくさんのよい出会いがありますようお祈り申し上げます(^-^)/


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年12月号に書かせていただいたエッセイです。

本当にそう。
「世界」って人なんです。

学校や会社、ご近所やサークル、旅で訪れる場所や国、結局は「人」なんですよね。

「世界」と出会うことで、「自分」がわかる。

「動いたら、かならず何かが変わる」って、わたし書いていますが、それはこのブログを書いた2年前よりももっとそう思います。

自分についてもそう思うし、わたしのお客さまや生徒さん、周りにいらっしゃる方をみていても、「動く」人は前向きに自分の人生を変えて行かれている方。

知らない世界に飛び出してみる、新しい世界に触れてみる。

心配していてもはじまらないのだから、とにかく動いてみるということは、すごく大事なのだと思う。

いいこと、そうでないこと、いろいろなことが起こるけれど、その都度対処していけばいいのだって、チャレンジを重ねるごとに心づもりができてきます。

そういった中で実感するのは、人との出会いやご縁は本当にありがたいものだということ。

日々の出会いに感謝することで、未来は広がっていくと思うのです。

出会いは人だけではなく、物との出会いもあります。

自分の周りにあるものも、自然のもの以外はぜんぶ、人がつくったもの。
その材料も、自然も、人も、地球がつくったもの。

地球がつくったものが仲良く、地球の上で手をとりあって暮らしている、というのが、この世界の理想のように思います。

そして人でも物でも、本当に自分とつながるのは、「自分と同じ」もの。

だから、「自分のまわりの世界」というのは、「自分の心」の表れでもあるのだと思います。

自分の世界は、自分の心がつくっている。

そう思うと、前向きな考え方や、善意の解釈って大事だなあと思うのです。

ひとりひとりが、自分のまわりに「幸せな世界」をつくっていくことが、「みんなが幸せになる世界」につながるのではと思っています。

みんなが幸せな世界へ。

それはまず自分が幸せになることから。

がんばろ~^^
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by songsforthejetset | 2012-09-23 03:41 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"11月号連載エッセイ     「Beauty is truth」


こんにちは。秋も深まり、本格的な冬の気配が感じられる今日この頃、皆様もお元気でお過ごしですか?

秋といえば芸術の秋、読書の秋とも言われますね。
今日は皆さんに、19世紀イギリスのロマン派の詩人、ジョン・キーツの詩の一節をご紹介します。

“Beauty is truth, truth beauty,”―that is all
Ye know on earth, and all ye need to know.
 
 「美は真であり、真は美である」―これは地上にて
  汝らの知る一切であり、知るべきすべてである。

この言葉のように、「美」に触れて理解することは、私たちの人生にとても大きな意味を持つことです。

なぜなら、わたし達が人生で何を選ぶかは、自分が持っている美しさの基準によるからです。

美しさの基準は、人それぞれ違っていますが、一方、誰にでも、いつの時代にも通じる、普遍的な美しさというものがあります。

それは自然の美しさであったり、
芸術であったり、
家族や親しい人を大切に思う心であったり、
歴史を尊ぶ心であったり、
夢に向かうひたむきな情熱であったり、
美しいものを美しいと感じる素直さであったりします。

「普遍的な美しさ」というのは、言ってみれば、
「輝きを放つ善のかたち」のようなもの。

そういった、普遍的な美しさを理解する心をはぐくむには、自然の美しさや、美術、音楽、工芸、映像、舞台、文学などの芸術や、美しいものにたくさん触れることが大切です。

自然の美しさは、地球が作ったものだし、芸術は、人の心の美しさが形になったもの。

そういったものを、素直に美しいと思う心が大事なのだと思います。

人は、自分と同じ美の基準を持っている人とつながるものです。
普遍的な美しさを基準として持っていると、より多くの人と、善意に基づいたつながりを持ちやすくなります。

また、他人に配慮する想像力があれば、その場その場に自分を合わせるということができるので、つながった人が安心して自分のテリトリーに誘うことができます。

結果、色々な場所に顔を出し、新たなつながりを得て、自分の世界をさらに広げることができます。

想像力をはぐくむには、自分がいろいろな経験をすることと、幅広く読書をすることが大事です。
人は本を読むことで、その内容を「自分の経験」として学習するのだそうです。

いろいろなことを、私たちは正しいか、間違っているかで判断します。
だけど、善悪の判断は、それぞれの事情や置かれた環境、人や時代によっても変わってくるものです。

一方、心で感じる「普遍的な美しさ」は、いつの時代も変化しないものです。

大切なのは、美しいことを貴ぶ気持ちと、想像力。
それは、いつの時代も、誰にとっても、幸せへと導いてくれる星となって、輝き続けるものだと思います。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年11月号に書かせていただいたエッセイです。


久しぶりに読み返してみて、書いた文章は忘れているのですが、書いた内容はしっかり自分の中にインストールされているって思いました。

美しいものを素直に美しいと感じること、普遍的な美を尊重すること、これは自分の軸にもなっていることだと思う。

でもわたし、この文章を書いた時より今のほうがずっと子どもに近づいています。。

今は考えるよりも感じることのほうが主流になっているみたい。

どんどん単純になっていっています(^^;

毎日毎日、きれいだなあと思うものに出会う。
そして、同じものをきれいと思う人とつながる。

なんだかその繰り返しで人生が進んでいっている気がして、それは本当に有り難いことだと思うのです。

同じものをきれいと思ってくださる皆さまに感謝です(^-^)。
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by songsforthejetset | 2012-09-22 00:30 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"10月号連載エッセイ     「幸せになる方法『Yesで生きる』」


こんにちは。すこしずつ秋の気配が感じられるようになった今日この頃ですね。
皆様もお元気でお過ごしですか?

うまくいっている人、成功している人と話すとき、必ず感じることがあります。
それは、その人が「Yesで生きている人」だということです。

特徴は、相手をとにかく肯定すること。
たとえ相手の言ったことが自分の意見と違っていても、「その人の意見」として受けとめる会話をする人が多いのです。

話していると、自分の言うことを聞いて、認めてくれ、励ましてくれるので、気持ちよくどんどん話が続いていきます。
楽しいし、自分を認めてくれるので、もっとその人と話していたくなります。
"受容すること"を大切にしている、「Yes」で生きている人です。

「Yes」は相手を認める言葉。

受け入れて、お互いの未来への扉を開き、ものごとを流れさせる言葉です。

自分が「Yes」を示している扉からは、他の人が入ってこれます。
物事の流れや、人と人の間の流れがよくなります。

幸せは人から人へやってくるものだから、幸せもやってきます。
刻々と移り変わる状況に合わせて、自分もどんどん新しくなっていきます。

「No」は相手を拒絶する言葉。

跳ね返すことで、未来の可能性をなくし、流れを止めてしまう言葉です。

幸せは人から人へやってくるものだから、クルミの殻のように閉じた場所には、幸せもやってこないのです。

「Yes」で生きている人は、相手を認め、一緒によりよい未来をつくろうとしています。

「No」で生きている人は、相手に勝ちたい人です。
だけど、勝とうと思っていること自体、もう負けているということです。

「Yes」の扉をたくさん持つと、自分が受容できることが多くなり、世界が広がります。
人がいっぱい入ってきて、いっしょに幸せも連れてきてくれます。

そしてまた自分も、他の人の持つ「Yes」の扉から、誰かに幸せを持っていってあげられるのです。

「No」は行き止まりになっている壁ですが、「Yes」は自分の世界をどこまでも果てしなく広げてくれる扉です。

認めること、受容すること、そういうこともありかなと思うこと。

受け入れれば、すべて自分のものになります。

いちばん簡単な「Yes」、受容のサインは、
笑顔です。

「Yes」で生きている人ほど、素敵な笑顔の人が多いと思いませんか?

(^-^)人(^-^)人(^-^)


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年10月号に書かせていただいたエッセイです。

サエラのエッセイ、ずっと書かせていただいているのですが、こちらにずっとアップできていないことに気づきました(>_<)

ちょっとまとめてアップしていきたいと思います!!

2年前に書いたものですが、いま自分で読んでも、確かに!って思うことばかりです。

昔の自分が書いたものから発見があったり、はげまされたり、本当に書いておいてよかったなあって思います。

実はこういった文章を書いて、いちばん恩恵をいただいているのは自分なんです。

書いたり、言ったりするのって実はすごいことで、人って「自分が書いたり、言ったりした言葉の世界」に行くんだと思うのです。

言葉には運命を変える力があるって、ずっとブログを書いていて実感しています。

2年前の自分が書いた文章をいくつか読んで、こういった前向きな内容のエッセイをずっと連載させていただけていて、本当にありがたいと思いました。

ツールアシストの皆さまに感謝です(^-^)
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by songsforthejetset | 2012-09-22 00:01 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"9月号連載エッセイ      「幸せになる方法『流れをつくる』」


こんにちは。
爽やかな風が吹く季節になってきました。
皆様もお元気でお過ごしですか?

ふとした風に、金木犀が香ると、夏が終わって秋がやってきたのを感じますね。
新しい季節の匂いを、真っ先につれてやってくるのが風。

風が運んでくるものは、いつも、
「今とは違うなにか」
なのだって、お気づきになったことはありますか?

そして、風が吹けば、今ここにある何かがどこかへ流れていくということも。

今とは違う何かがやってきて、今ここにある何かが流れていったら、必ず何かが変わります。

空気が常に循環するように、自分の周りに風を通していたら、心も影響されて、不思議と風通しがよくなってきます。
自分の周りを流れさせて、よどみを作らないようにすることは、幸せに近づく大切な要素だと思います。

部屋の空気の入れ替え、やるべきことをためない、ずっと邪魔になっているものを片付ける、トラブルを長引かせない、自分の心の中にネガティブな感情をためない、変なこだわりを持たない、ひとつのことに固執しない・・・
  
風や空気のように、私達の周囲も、絶えず動いて、流れています。
そして、その影響をうけて、私たちも絶えず変わり続けています。

自分という存在は常に変化していて、一瞬も同じ自分でいることはないのです。
私たちは、普段自分でそれに気づくことはありませんが。

だけど、なんとなく自分にやってきている「新しさ」は感じることができます。
それは、自分が「新しさ」を感じる前の自分とは、違っているということです。

そのことに気づいて受け入れるか、変わりたくなくて今までの自分に固執するかで、未来は変わってくるのだと思います。

自分が変化を受け入れないでいたら、人生が自分に与えてくれている、本来の自分の幸せから外れてしまいます。
変化を素直に受け入れたら、次へと自分を進めてくれる人生からの贈り物が手に入ります。

風はいろんな言葉を運んできます。
今ここにあるものも運んでいきます。

風は地球の表面を絶えずかきまぜて、新しい世界をつくっていく。
だから、世界中いつもが、はじまり。

この瞬間がもう、はじまりのときです。

自分が変わろうと思った時、もう何かがはじまっています。
そうしたら、自分だけの「特別な風」が吹いているのを感じます。

自分の心にいちばんぴったりな風は、
自分にだけわかります。

風をつかまえて、流れに乗っていきましょう。



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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年9月号に書かせていただいたエッセイです。

台風の夜にこのエッセイ(^^;
いま外、風めっちゃ吹いています。。

大雨とか台風の翌日って、すごくクリアに晴れていることが多いです。
空気中のほこりとかがなくなって、空も緑も空気もスッキリしている感じ。

よどみがないと、そういう感じがする。
わたしはこの前引っ越しをして、すごくたくさん不要なものを処分したのですが、その感覚と似ています。

最近「断捨離」がブームになっているのも、すごくよくわかる。
自分のまわりによどみをつくらないと、とても心が軽くいられるのです。

それは物質でもそうだし、きっと他のことでもそう。
自分が出会った方で、物事がうまくいく方の特徴は、お話していて流れがいいこと。

世の中は常に流れて、変わっている。
そこに生きる自分も常に変わり続けている。

考えてみれば、自分が変わり続けているのだから、その周りにあるものも変わるのが自然なのかもしれません。

普段、常に自分が変わっていることに気づいていないけれど、こうやって以前に書いたエッセイを読むと、昔の自分に教えられることばかりなので、自分ってどんどん更新されているんだなあって実感します。

このサエラのエッセイは、わたしが以前に書いたブログから、ツールアシストの担当のKさんが、これがいいと思うものをピックアップしてくださって、それを再構成して書いています。

自分で書いたものを読んで、毎回新しい発見があり、「書く」という行為は、誰よりも自分に対していちばん強く作用するのだなあって思っています。

書くことで、自分が書いた内容の自分に変わる。
作品をつくることで、自分がつくった作品の世界の自分に変わる。
自分の表現活動は、自分がどう変わるかということに、いちばん大きく影響していると思う。

文章を描いたり、作品を制作するわけでなくても、人はみんな、自分の行為や言葉を通じて、毎日何らかの「表現活動」をしています。
出会ったものについて、自分というフィルターを通して表現する。

そうやって、出会ったものに自分がどう反応するかで、人生は変わってくると思うのです。
毎日の積み重ねが人生であり、毎日は出会いの連続だから。

出会った風を自分に取り入れ、自分を通じてまた空に放ち、それが他の人の新しい風になる。
それを可能にするのは「流れの良さ」。

そんな流れが良いサイクルを起こすのは、それが善意に基づいた行動で、たくさんの人の幸せにつながるとき。
そんな時の風は、まるで意志を持っているかのように、あっという間に物事をよい方向へ進めて行きます。

きっと、自分だけの「特別な風」を探していらっしゃる方も多いと思います。
それがどんな風なのかは、自分にしかわからないのですが。。

でも、自分のやりたいことに一生懸命、誠実にとりくんでいたら、その風が吹いてきた時には気がつくはず。
同じ流れの中には、自分と同じ仲間もいます。

自分だけの風をみつけたら、ぜひその風をつかまえて、勇気を持って、風に乗っていってくださいね^^
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by songsforthejetset | 2011-09-21 23:59 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"8月号連載エッセイ      「世界を広げる読書法」

こんにちは。
街をゆく女性の、爽やかな白いパラソルが目にまぶしい季節になりましたね。
皆さまもお元気でいらっしゃいますか?

この季節、たくさんの人でいつも賑わっている場所があります。
それは、図書館!

夏休み中のお子さんたちから、涼みがてら読書に来ている大人たちにとって、何時間でも過ごせる図書館は、まさに”夏のオアシス”ですね。
わたしも図書館をよく利用します。

でも、ある日、読んでいる本がいつも同じようなものばかりになってしまうことに気づきました。
図書館には、ありとあらゆる世界が描かれている本があるのに、自分が訪れる世界はいつも同じ。

それではあまりにもったいないと思いました。

でも、自分が知らない世界の本を読んでみようと思っても、知らない世界は自分にとって「存在しないもの」なので、自分が何を知らないのかがわかりません。

そこでわたしが考えたのは、こんな読書法です!

1. 図書館に行く前に、図書館の棚の配置図をなんとなく思い浮かべてください。

2. あてずっぽうに、(図書館の2階の、東側の窓から歩いて3番目の本棚の、上から4段目の棚にある本の、右から数えて3冊目!)というような感じに、本がある場所を具体的な数字で特定します。

3. その本の場所を記した、言葉の地図を持って、図書館へ。

4. 地図が示した場所にある本を発見!

※たとえそれがどんな本であっても、必ず全部目を通してください。


いかがですか?

この読書法で重要なのは、行く前にどの本を読むのかをきっちり決めて行くことと、どんな本であっても必ず全部目を通すことです。

なぜかというと、本当に、今までそんな本があるなんて思いもつかなかった本と出会うことになるからなのです!

・今まで知らなかった郷土の偉人の伝記、
・農家の方が読む専門誌、
・軍事用語の辞典、
・スワヒリ料理のレシピ本、
・演劇の理論の本、
・外国語の本!

全く内容がわからなかったり、全く興味を惹かれなくても、一応全部に目を通してください。

その一冊との出会いは、偶然であっても、自分の心が導いたもの。
未知の世界の存在を知ることは、自分の中に新しい世界がひとつ誕生すること。

ぜひお試しくださいね。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年8月号に書かせていただいたエッセイです。

って、忙しさにかまけているうちに、1年近くエッセイをブログでご紹介するのがずれこんでしまいました。。
すみません。。
ちょっとがんばってハイスピードで更新してみよう。


この読書法、すごく楽しいので、ぜひみなさんやってみてください!

なにしろ、
え?!これ?
って思うような本に毎回当たります(^^;

でも、そんな本を読んでみると、なんと、自分がずっと疑問に思っていたことの答えが書いてあったりすることもあるのです。

以前、探し当てた棚に会ったのは、分厚い「戦略・戦術用語辞典」!

こ、これですか。。orz
と思ったけど、こんな機会でもないと絶対読むことのない本だったので、読んでみたところ、けっこうおもしろかった^^


そして、「坂の上の雲」を読んでずっと疑問に思っていた、海軍と陸軍の統率力の差について、その本に、原因は「言葉」にあると解説されていたのをみつけて、すごく感動したのを覚えています。

(その時の読書メモより)
明治20年にメッケルが来日し、陸軍に戦術に関する「言葉」を与えたが、うまくいかなかった。

それは、日本語の冗長不明瞭性と軍用語としての不適格性のためと、もともと陸軍が言葉による「教義」ではなく「主義」に重きを置く傾向にあったため。

その言葉による感覚の違いのために、日本陸軍はドイツ兵学の本質を取り入れそこねてしまった。

メッケルが言いたかったのは、「きちんと定義された言葉を用いて論理的な思考過程を踏み、直感ではなく論理分析的に本質を把握せよ」という戒めだった。


メモはもっともっと長いんですけど、納得したエッセンスはここでした。

本当に、「坂の上の雲」読んでいて、なんで??って思う場面がいくらもあったのだけど、なんだかこの本を読んだらスキっと納得できた気がしました。
もちろんいろんな面からの見方があるのでしょうけど。。


こんなふうに、どんな本を読んでも、必ず何かの発見があります。

すごく楽しいのは、専門の雑誌^^
絶対その分野の方しか読まないような雑誌は、内容もですが広告が特に面白い。
農業の雑誌とか読んだら、ビニールハウスのシートが1ロール何円とか、普段知ることのないような知識を得られます。

あと、その分野にいる方しかわからないような特有の感覚も、専門誌を読むとなんとなく伝わってきます。
この分野の方たちにとってはこういうことが大事なんだとか、こんなことが大変なんだとか。

そういうこと自体が、いままでに自分の中になかった世界をひらくことにつながります。
その中から、自分にとって役に立つものを取り入れたらいいと思うのです。

発見したことや感動したことをわたしはメモにとっていて、この上のメモが書いてあるノート一冊だけでも、約50冊分の本のエッセンスをまとめたものになっています。

もちろん普段は忘れてしまっていますが、脳科学的にいうと、そういったものはちゃんと自分の中に蓄積されていて、何かの拍子にポコっと出てくるのだと思います。
(さっき「ホンマでっかTV」で池田先生もそうおっしゃっていた。)

そして多分、そういったものがベースになって、作品ができていたり、こういったエッセイが書けているのだと思うので、地道な努力は無駄にならないって思うのです。

努力というか、自分が楽しいからやっているのですが、その楽しむことが一番大事かなと思います。

読むことがお好きな方、新しい世界と出会うのがお好きな方、ぜひぜひ、試してみてくださいね☆
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by songsforthejetset | 2011-09-21 22:35 | 連載エッセイ | Comments(0)

ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"7月号連載エッセイ      「青空に満天の星」


こんにちは。真夏の日差しと青空が爽やかな季節になりましたね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

青い空を見て、ふと気づくことがあります。
それは、青空の向こうには星があること。

まぶしい太陽の光に隠れて見えないけれど、実は、夜空に輝いている星は、昼間だってそこにあるのですよね。
ただ見えていないだけ。

それは、毎日の生活の中で、自分に見えていない「幸せ」や「善意」や「親切」が、確かに存在することと似ているように思います。

自分に見えている「幸せ」や「善意」や「親切」。
それは、夜空の星のようだと思います。

暗い夜空があるから輝いて見える、美しいもの。

でも、夜空の星だって、自分はそこにあることに気づかずに、見過ごしてしまっているかもしれない。
見る努力をしないと、見えていないかもしれない。

そして、青空の向こうの星は、心で見ないとみえないもの。

自分がいま、ここにいるのは、青空に輝いている星空のように、たくさんの人の「善意」や「親切」、自分が意識していない「幸せ」に支えられているからなのだって思うのです。

自分にみえないところにある星たち。

その存在に気づくのは、ずっと後のことだったり、もしかしたら気づかないままに終わってしまっていたりするのかもしれないって思います

きっと、どんな人でも、そういう親切をたくさん受けているのでしょうね。

いま、自分がここにいて、生きているということ。

それは、今までの人生で、たくさんの人の善意に支えられてきたということなのだと思います。
会ったことがある人、ない人、現代の人、昔の人、いろんな人たちの善意のおかげ。

そういったものが、降る星のように、わたし達の周りには輝いているのだと思います。

夜空に輝く、満天の星空。
暗闇があるからこそ星は輝いて見える。

でも、星は昼間でも出ています。
青空の向こうには、いつだって満天の星空がある。

みえないけれど、確かにあるものです。

青空の向こうの星に気づくこと。
それはわたしたちの毎日の生活が、他人の見えない善意や親切の上に成り立っているということに気づくのと同じことなのだと思います。

みえないけれど、必ずあるもの。

皆様もぜひ、青空の向こうの星空に想いをはせてみてくださいね。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"7月号に書かせていただいたエッセイです。

この、「青空に満天の星」という言葉、自然に自分から出てきたものなのですが、なんと、ミナ・ペルホネンの皆川明さんも、全く同じ言葉と意味で、コレクションのテーマになさっていました!!

自分のブログを検索しようと、タイトルを入れたら、皆川さんの言葉がでてきてびっくり。。
そんなすごい方と同じ発想だったなんてうれしい^^

しかもデザインとして形になっているのでさらに感動!!
岡山のセレクトショップTIMESMARKETのブログに写真が載っています
なんだかうれしいです(T▽T)。。

このツールアシストのエッセイ、どうやって書いているのかというと、担当の方がわたしのブログからこれはというものを選んでくださって、エッセイ用にまた再構築しているのです。
今回のはこのブログでした。

昔自分の書いたものを改めてまた読んで、ほぉ~って毎回感動します(笑)。
自分にとって新鮮。

書いたときの自分と今の自分は違っているし、細かい文章は忘れているので、まるで別の人が書いたかのようです。
ただ、自分で書いただけに、すごいうなずける^^

毎回、エッセイを書くたびに、昔の自分が書いたものに新たな発見をもらっています。
今回も、そうそう!!と思いながら読みました。

当たり前のようにそこにあるもののことを、一歩引いて考えてみると、自分って幸せなんだなあって実感できたりします。

自分の周りにあるものって、自然のほかは全部、人がつくったものなんですよね。
つくった人は、使う人の幸せを思ってつくっている。
役に立つように、生活が楽しくなるように、受け取る側の人が幸せに近付くように。

そう思ってみると、わたしたちのまわりには、美しい星のような、たくさんの善意がきらめいているのだって気づきます。

大量生産のものでも、わたしたちの手元に届くまでには、
たくさんの、たくさんの人が関わっている。

そのそれぞれのプロセスで、自分の仕事をよりよくやろうと心を砕いている人が必ずいます。

そう思ってみると、身の周りにあるものたちが輝いて見えるのです。
まるで星のように。

今、わたしたちが住んでいる世の中って、美しくてすばらしいところだと思う。
なぜなら、いままで生きてきた人たちの、叡智や善意の結晶が、さまざまに重なり合ってできている場所だから。

そういう世界に慣れてしまった今、そんな風には思えないのが普通だけど。。

でも、たとえば100年前の日本をちょっと考えてみたら、

・家族全員の洗濯物を全部手洗い
・水は汲みに行くもの
・かまどの火は薪
・飢えている人多い
・甘いものは貴重なごちそう
・女性が働ける職場は限られる
・一般人が世界とつながるなんてありえない
・・・

などなど、今どれだけ便利になっているかということが、数限りなく浮かんできます。
本当に、昔の人が夢見たことがとてもたくさん実現しているのですよね。
ありがたいです。

今、テレビを見ても、新聞やインターネットのニュース、ツイッターもブログも、毎日悪いニュースと批判と悪口でいっぱい。

その向こうにかくれて見えないけれど、実は世の中には、それにもましてたくさんの善意や良いニュースが輝いているものなのだと思います。
そしてそれはきっと、心で見ないと見えないものなのだろうと思う。

わたしたちの周りにある星。
みえないけれどもそこにある星。

よいことを喜ぶ心で探す。
すべては善意からはじまったはず。

そう思ってみると、いろいろなことが、また違った見方ができる気がします♪
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by songsforthejetset | 2011-02-09 02:57 | 連載エッセイ | Comments(0)