<   2007年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧

「いろどり」の上勝町へ ③ITトークショー編

c0089310_435970.jpg交流会の後、仲良くなったブロガーのお2人とお隣の福原ふれあいセンターへ。
なんかすごく人がたくさんいます。
報道関係者っぽい方とか。。
上勝町の方はいっぱい来られてるのかな?

木肌がきれいな建物の中には、靴を脱いで入ります。


受付で、交流会の申し込みなどのメールのやりとりをしてくださった、いろどりの上野さんにご挨拶。
すごく若くて可愛い方でびっくり!

靴を入れたビニール袋を持って、前のほうの席に3人で着席。
報道の方の数がすごいんですけど!?
やっぱり「いろどり+マイクロソフト+ほぼ日」なんていうユニークなコラボレーションが、注目されないわけがないですものね。

c0089310_4353728.jpgしばらくして、入り口で配られた、同時通訳用のイヤフォンの使用説明と音声テストがありました。
お~、こういうのってTVでよく見ます。。
なんかプロっぽい。
耳にひっかけて使うんです。

これは最初の町長さんのご挨拶のところ。
みんなもうイヤフォンしてます。
これで、同時通訳の方の音声が聞けるのです。



c0089310_436765.jpgそれから、いろどりの上野さんのナレーションにより、上勝町のこれまでの取り組みを紹介する映像が流されました。

この上野さん、まだお若いのに、とってもハキハキとしっかりした、見事なナレーションぶりでした。
やっぱりこういうところで働いてる方って違うわ~。。って感心。


c0089310_4362955.jpgそして、司会の立木さとみさん登場。
立木さんは、写真集「いろどり おばあちゃんたちの葉っぱビジネス」を出版された方で、これは本の紹介をされているところです。

上勝町といろどりの魅力を伝えたいという思いから、この本を自費出版されたのです。


立木さんは、徳島市で124年の歴史を誇る立木写真館を経営されています。
NHKの朝の連続ドラマ「なっちゃんの写真館」のモデルにもなった立木写真館は、日本でも有名な写真館で、写真家の立木義浩さんは叔父様なのだそうです。

以前は東京で「広告批評」などの雑誌の編集にも関わられていて、糸井さんともご一緒にお仕事をなさっていたという、すごい経歴を持たれていらっしゃる方です。
ほんとに賢くて、バリバリお仕事もできる感じの、とっても綺麗な方でした!

c0089310_4365857.jpgそしてダレン・ヒューストンさん、糸井重里さん、横石知二さんが登場!

糸井さんの登場に、上勝のブログの女王Nさんは、
「かっこいい~!!!」
と非常に興奮しておられました(笑)。

糸井さん、ほんとにテレビのまんまでした!

なんと来年還暦なのに、すごいかっこいいです。
パッと見の印象は、42,3歳くらい。
というか石原真理子さんとポカリスエットのCMされてた頃と、全然変わられてない気がしますが。。

c0089310_4372879.jpgきゃ~!
「YOU」みたい!
発想が若干古いですが何か?(笑)


トークショーで印象に残った言葉をあげてみます。

糸井重里さん
もし徳島で、1500人規模の会場でこのトークショーをしたら、この雰囲気が出ない。
この雰囲気がいろどり。
例えば、ダイヤモンドが小さいからといって、砕いて混ぜ物をして大きくしてしまったら、ダイヤモンドにならない。
小さいままだからダイヤモンド。

小さいままで、世界に発信すると、「小さいこと」が広く伝わる。
小さくても、「いちばんそれらしいこと」をしているのが大事。

インターネットの中は、「リンク(つながる)」、「シェア(分け合う)」、「フラット(平等)」な世界。
情報を分け合い、いい考えを持った人が、別のいい考えを持った人にそれを伝えていく。
それがネットの中に自然に成り立っているのにびっくりした。
今までだったら、こんなじゃなかった。

ITは技術ばかり注目されるけど、人がどう使うかを考えるのが大事。
「人間のためにある技術」、そこに戻る。

今までは人が寄り添っていないと実現しなかったことが、「見えない寄り添い方」ができるようになった。
自分の考えに共感してくれる人が現れることが、豊かさになる。
仕事も生活も同じで、一人一人が自分の最大限の力を出して全体につなげることが大事。

ダレン・ヒューストンさん
ITが整備された今、都市を離れて在宅で勤務することが可能になった。
高齢化や過疎化は、日本だけでなく、世界でも深刻な問題。
自分のブリティッシュコロンビアの実家でも、68歳の母親がひとりで農場を経営している。
上勝町の取り組みは、ITがいかに「違い」を生み出すものとして使えるかという、他の地域へのモデルになる。

誰もがITの専門家になる必要はない。
将来は、変化をもたらすものとして「コンテンツ(情報の中身)」が重要になってくる。

ここにある何を使って、ここが特別なのかを考える。
自分たちの「強み」を探し続けること。
ITによって、世界はフラットに、小さくなってきている。

横石知二さん
「条件が悪い」という考えを、「こんないい条件のとこない」という発想に変える。
他の人と同じ目線で同じように見るのではなくて、「自分という価値」の中で、しっかり見れていることが大事。

「できない」と考えるより、「どうしたらできるか」と考えるところに答えがある。
一人一人が自分に磨きをかけることで、全体が輝く。

「この町に住んでいてよかった」と思えるものが見えてきたら、地域の活性化につながる。
自分に居場所があって、そこに自分の「誇り」を持っていく。
大切なのは、「そこにしかないもの」
地域や自分を見て、「外から見てどうなのか?」という視点を加えること。

「夢の種をまこう」
自分が輝いて、次の世代に伝わる。
今の自分が「おもしろくて楽しい」ことが、次につながる。


その後の質疑応答で、交流会の前にお話した、高校生のYくんが質問しました!

「上勝町のような取り組みを、他の地域でも実現するには?」
という質問だったのだけど、糸井さんからは、
"地域活性化自体が目的になるのではなくて、それぞれが自分のやりたいことをすることが地域活性化につながる。
君も農村の地域活性化を考えるより、自分の好きなことをしなさい"
というYくんへのメッセージが答えでした。

昔「なんでも鑑定団」で、骨董好きの中学生の男の子に、中島先生が
「今は骨董を追いかけるより友達と遊びなさい。」
って言っていたのと一緒で、若いうちにしかできない経験をたくさんしなさいということなのかな?
いろんな人の意見を参考にして、自分の道を切り開いていってください。
がんばれYくん!

トークショーの後、外に出ようとしていたら、横石さんが私たちを別室へ呼んでくださいました。
そこには、なっなんと糸井さんが!!!
キャー!!
本物!!
TVといっしょだ!!

やっぱかっこいいです。

横石さんが糸井さんに、私のことを紹介してくださいました。
「この方は岡山でブログを書かれている方で。。」
「ほー、ブログを。」

糸井さんにブロガーとして紹介されてる私。。こっ光栄です!!

私はもしやこんなこともあろうかと、持ってきていたものがありました。
それは。。。
『ペンギニストは眠らない』(1983年発行)
これ、糸井さんのエッセイ集で、私は中学生の頃大好きでよく読んでいたのです。

ちょっとまねして自分でもエッセイ書いてみたりしてました。
今思えば、それがこのブログにつながっている気がします。
そのきっかけをくださった糸井さんと、自分が書いたブログが縁でお会いできたっていうのは、なんだかすごいことですね!

ちなみにこの頃、糸井さんは歌も(!)出されていたんです。
坂本龍一のサウンドストリートで流れてました。

サインをお願いします、って本をお見せしたら、
「これはまたすごいもの持ってきたね!!(笑)」
ってびっくりされましたが。。

c0089310_438635.jpgしっかり糸井さんのサインいただきました!
いっしょに写真も撮って、握手もしてくださったんですが、私舞い上がってよく覚えていないです。。

その後みなさんで記念撮影。
糸井さんとダレンさんは飛行機の時間が迫っていたので、時間がなくてあわただしい感じでした。
時間がないときにお邪魔してすみません。。





すごい糸井さんファンの、50代くらいの女性が来られてて、糸井さんとごいっしょの写真をお撮りしたのですが、連絡先をお伺いしていないので、そのままになっています。
もしお心当たりの方がいらっしゃったらお知らせください。



c0089310_438487.jpgトークショーの参加者は、帰りにすだちをプレゼントされました。
さすが徳島ですね♪


c0089310_4391252.jpgそれと、参加者には、月の宿一階のお食事処にて、ゆこうのゼリーとコーヒーのセットがいただけるようになっていたのです!
ゆこうは、上勝町特産の珍しい柑橘類です。
すごい気の利いたおもてなしですね~。
めっちゃおいしかったです!

この後は、月ヶ谷温泉満喫と、いろどりオフィス訪問に続きます♪
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-26 05:25 | | Comments(4)

「いろどり」の上勝町へ ②ドキドキ☆パーティー編

交流会は、月の宿の『moon』っていうお部屋でありました。
とっても綺麗に飾り付けられた会場は、交流会というよりパーティー、いやレセプション!

c0089310_203282.jpgc0089310_2035354.jpg

入り口付近に並べられた椅子には、上勝町関係者とおぼしき方々が20名ほどいらっしゃいます。。

なんかすごい内輪な感じなんですけど!!
私なんか完全な部外者なのに、いていいのか自分?!

って入り口に立ちつくしていたら、横石さんがいらっしゃって、
「入って入って!!」
って、中に入れてくださいました。

椅子に座って、どうしようかな~。。って思っていたら、お隣に座られてたグループの方たちのお話が聞こえてきました。

なんだか人間の耳の、音が聴こえる仕組みについてお話されてます。
わ~、なんかおもしろそうな話~!でも人の話聞いちゃったら悪いかな?
って思いましたが、こちらもすることがないので、お話がどんどん耳に入ってきます。。
どうやらイヤフォンのお話をされているみたい。

日本人がコミュニケーションに使う音と、欧米人がコミュニケーションに使う音の高さが違うことや、ipodで難聴になっている人たちの訴訟問題とか、ほんとに興味深いお話をされていて、
こっこの話に入りたい!!
って横でうずうずしていました(笑)。

説明をなさっていらっしゃる男性が、
「人間の声は、口から出てるだけだと皆さん思ってますが、実は耳からも出てるんです。」
っておっしゃるのを聞いて、もう我慢も限界です!!

「あの~、横からすみません。すごく興味深いお話なので、私も聞かせていただいてもいいですか??」
って、無理矢理お話に入れていただきました。
今考えたらすごい失礼なんですけど、好奇心には勝てなかった。。

人間が話すときには、口からだけでなく、なんと耳からも、わずかに音が出ているそうです!

その方が持たれているイヤフォンは、その「耳からの声」を拾って、口元のマイクなしでの通話ができる、マイク+イヤフォン一体型の、「インコア」っていうイヤフォンでした。
口元のマイクがないので、騒音の中で小さな声で話しても、相手にちゃんと聴こえるんだそうです。
画期的!!

そして、耳の中に入れるイヤーパッドは、何層もの構造になっていて、外部の音を遮断したり、内部の音を外に漏れにくくしているそうです。
イヤフォンの音も高音質なのですが、密閉した状態で聴くので、さらにいい音に聴こえて、大きい音を出さないでもいいので、難聴予防にもなるのだとか。

説明なさっていらっしゃった方は、福岡のナップエンタープライズの副社長のFさん。
なんとFさんの会社がその「インコア」を開発なさったのだそうです。

今まで不可能と言われていた、マイクとスピーカーを近づけてもハウリングをおこさない技術を、世界で初めて開発されたのだそうです。
日・米の特許もとって、今日はご商談にいらっしゃったのだとか。
なんかすごい話ですね。。

実際その場で「インコア」で音楽を聴かせていただいたところ、普通のイヤフォンで聴くより、すごく奥行きのある繊細な音がしていることにびっくりしました。
私は普段ipodを聴いているのですが、音が鼓膜の辺で平板に鳴ってる気がしてましたが、それに比べたらほんとに立体的な音でした。
感動~。。
 そんなインコアの紹介はこちら → 「難聴防止型イヤホンマイク インコア

そんなお話で盛り上がっていたら、ざわざわと人がたくさんやってきました。
ひときわ目立つ外国人の方は、日本のマイクロソフト社長のダレン・ヒューストンさん!
報道の方たちもたくさん入って来られて、急に人が増えましたよ。
そして、交流会がはじまりました!

c0089310_2018278.jpgまず町長さんのご挨拶があり、続いてダレンさん。
すごくにこやかな、親しみやすい感じの方でした。
通訳の方の日本語訳もついています。


なんでも今回、マイクロソフト社と上勝町が提携を結ばれたそうで、これはその記念のパーティーのようでした。
上勝町の取り組みは、過疎地域復興のモデルケースとして、世界中で役立つと認められ、マイクロソフト社が初めて地方自治体と提携したんだそうです。
これからマイクロソフト社が、技術や指導面で援助をしてくださったりするそうです。
小さな規模での発信も、取り組み方によってはここまでくるんですね。
すごいです!

c0089310_20213943.jpgご挨拶が終わって、見事にディスプレイされているお料理をいただきに。

山の幸・海の幸をふんだんに使ったお料理に、いろどり商品の葉っぱで、今まで見たこともないほど美しいテーブルコーディネートでした。

c0089310_2024411.jpgホテルの宴会料理によくあるようなお料理ではなく、地元にあるものを使って、心をこめて作られた手の込んだお料理ばかりなのです。

あ、カニ!
モクズガニっていうカニなんだそうです。

c0089310_20275266.jpg私もアメゴや山菜のてんぷら、栗ごはんなどいただいて、どれもとっても美味しかったです。
このあたりは水がきれいだからか、鮎やアメゴといった、川魚が特産なのです。
私は川魚が大好きなので、なんかうれしい。。

c0089310_2031930.jpgなんとフルーツタワーの中に、アケビ!
田舎に帰ったときに、子供の頃よく食べたので懐かしかった。。
博多のOさん、タネ食べられないの言い忘れてごめん!

ちなみに交流会でふるまわれていたお茶は、上勝町特産の阿波番茶でした。
これは「おもいっきりテレビ」でも長寿のお茶として紹介された、珍しい醗酵しているお茶で、独特の風味があるのです。
はじめて飲んだけど、おいしかった!


c0089310_2105470.jpgそんな横では、報道の方たちが、いろどり農家のおばあちゃんたちの取材をしています。


c0089310_2122138.jpg今年85歳になる針木ツネコさん。
横石さんの本の表紙モデルにもなっていらっしゃいます。
笑顔がすごくステキでした!
取材してる方たちも、いい笑顔です♪


c0089310_21388.jpg取材の方がどんどん増えて、


c0089310_2183829.jpgおしくらまんじゅう状態。寄りすぎ(笑)。


交流会で、横石さんから、2人の女性を紹介されました。

1人は、北海道出身で上勝町在住のNさん。
長身で美形なので、最初お見かけした時に、マイクロソフトの秘書の方にちがいないと思ってました。。
なんと書かれているブログが、四国のアクセスランキング1位!
すご~い!!
ご主人が上勝町に住みたいと言われて、Iターンされたそうです。
最初はなにしろ山の中なので、すごく抵抗があったそうなのですが、今や2人のお子さんといっしょに、そのIターン生活をとっても楽しんでいらっしゃって、その様子を書いたブログが大人気です。
 そんなNさんのブログはこちら → 「徳島県上勝町的気分上々↑↑生活」

もう1人は、博多から来られていたOさん。
お家がもともと写真館で、自分もPhoto Studio ZERO ONEという会社をされています。
めっちゃアクティブな感じの方で、経営者っていうのがぴったりです。
私は最初、あまりにハキハキ明るい感じの方なので、てっきり報道の方だと思ってました。。
 そんなOさんのブログはこちら → 「さかなの独り言」

「この3人はよく似てる!」
って横石さんがおっしゃられてたのですが、ほんと納得!

それぞれやっていることや、住んでる場所、雰囲気も違うのですが、お話してて、なんだか根本に共通するものを感じるのです。

自分も含め、自分の周囲を、いい方向にもっていきたい。
生きていること自体を楽しみたい。
一言で言ったら「前向き」!(笑)

ビジョンが同じ方とお話しするのは、こんなにも楽しくてとにかく楽なのだってことを、ほんとに実感しました。

お2人の他にも、いろんな方とお話しました。

先ほどの「インコア」のご商談でいらっしゃっていたFさん。
美人の奥様とご一緒にいらっしゃっていて、すごくステキなご夫妻でした。

ブログの女王、Nさんのお友達(舎弟??)、徳島新聞記者のきっしゃん。
すごい感じいい方で、お話してて楽しかった。
やっぱりいい人の仲良しは、いい人!(笑)
 そんなきっしゃん。の書いた記事はこちら → 徳島新聞「上勝町とマイクロソフト社、提携 役場で調印、ICT活用で地域振興」

高松で藍や和三盆を使ったせっけんや雑貨を製造販売されているBさん。
なんと藍には抗菌作用があり、アトピー性皮膚炎の方が使う石鹸としても、とてもいいのだそうです。
そして遠赤外線効果もあるので、藍染の下着を着ると、冬でも暖かいのだとか!
知らなかった。。
すごく情熱的な、素敵な方でした。
 Bさんの工房HPはこちら → 「藍色工房」

東京からいらしゃっていた、JICAのTさん。
お友達のブラジル人留学生関係で知り合った、同じJICAのHさんをご存知かと思ってお話したら、JICAもいろいろ分かれていて、たくさん支部があるんだそうです。
Tさんは人材確保チームっていう、海外に派遣する人材を発掘(?)する部署にいらっしゃる方でした。
 そんなJICAのHPはこちら → 独立行政法人 国際協力機構(JICA)

c0089310_21242022.jpgそして、ダレン・ヒューストンさん!
報道の方にずっと囲まれてたのですが、ちょっとの間お1人でいらっしゃった時があったので、
チャーンスッッッ!!
っと思い、ひとりで特攻(笑)。

なかなかマイクロソフトの社長さんなんて肩書きの方と、直接お話しする機会なんてないですものね。
やっぱり気さくで、すごくあったかい感じの方でした。

マイクロソフトの前は、スターバックスの経営に携わられていたので、ITというよりそういう雰囲気がしっくりくる感じの方でした。

どんな分野でも一流の方ほど、こちらが話しやすいように気をつかってくださるので、話しやすいんです。
ダレンさんは、ハーバードでMBAを取られているので、ボストンのお話をしてみました。
英語話せてよかったわ~。

おみやげに奥様に差し上げてくださいって、つくってきたアクセサリーをお渡ししたら、すごく喜んでくださったので、よかった!
でもやっぱめちゃくちゃ緊張しました。。

写真を一緒に撮っていただいて、ブログつながりの2人も呼んできて、みんなで一緒に記念撮影しました。
3人とも興奮!!
またブログに書かないと!!(笑)

そして楽しかった交流会もお開きになり、いよいよITトークショーです。
その模様はまた次回(笑)!

後日、この交流会でお話させていただいた「インコア」のFさんが、私のブログを見てくださって、ブログにインコアの感想を書いてほしいと言ってくださいました。
そしてなんと、さっそく「インコア」を送ってくださったので、またレポート書く予定です!
もし試聴してみたいという方は、私までお知らせください。


今回もしみじみ思いましたが、ほんとにブログ書いててよかったです。。
書いてなかったら、上勝町に行ってること自体なかったと思います。
この後もがんばって書きます!
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-21 21:50 | | Comments(4)

「いろどり」の上勝町へ ①なんとか到着編

10月9日、徳島県上勝町でITトークショーが開催される朝、私は4時すぎに起きました。。

なぜなら、車を運転しない私が岡山から、14時開催のトークショーに間に合うには、
6:04 岡山駅始発のマリンライナー → 7:05 高松から特急うずしお → 9:30 徳島駅から徳島バスで終点まで → 10:37 上勝町営バスにて月ヶ谷温泉へ 11:12到着
というルートだけしかなかったからです。

なにしろ上勝町営バスの本数は、とっても少ない!

c0089310_1753691.jpg上勝町へ行きたい方へ、アクセス方法です。

ITトークショーに先立って行われる、12時からの交流会にもご招待をいただいていたので、この行程をどれも乗り遅れなかったら、そちらにも無事間に合うのです。

絶対乗り遅れない!!

って思って、出発の支度をしていたら、突然滝のような豪雨が!!

駅まで自転車で行くつもりだったのですが、急いでタクシー会社に電話しました。
そしたら、早朝なのでどこもタクシーがいないとのこと。

時間がなくなってもうパニックになりそうでしたが、他に道はないのでとにかく行け!と傘差し自転車運転で山を越え、30分かけて一路 岡山駅へ。
白のワンピースに泥はねもなく、奇跡的に大丈夫でよかった。

駅にはギリギリ到着&すべりこみセーフでした!
前日に切符買いに行っててよかったです。。

列車に乗ったとたん、爆睡
その日は朝4時に起きたのですが、寝たのは3時だったからです(笑)。

なんでそんなに遅くまで起きてたかというと、アクセサリーをつくってたから!
いろどりの横石さんが私のアクセサリーをほめてくださったので、差し上げようとつくっていたら、出演者の糸井さんやダレンさんにも差し上げたくなってきたのです。
もし奥様におみやげにして下さったらうれしいなあって思って。
で急遽アクセサリーをつくったので、そんなに遅くなってしまったのです。

私はいつでもどこでも寝られる体質なので、道中ほぼ寝て徳島到着~♪

c0089310_1823585.jpg

おおっと雨です。。
だけど南国っぽい。
徳島に来たのははじめてですよ♪


c0089310_1832169.jpgバスの時間を待つ間、駅のカフェで朝ごはん♪

写真集『いろどり おばあちゃんたちの葉っぱビジネス』と、横石さんの著書『そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生』を読んで上勝町の予習です。

横石さんの本は、何度読んでも涙が出てきてしまうので、カフェで読むのは大変でしたが。。


c0089310_18161764.jpg徳島バスに乗って、30分くらい揺られていると、もう景色が山っぽくなってきます。
そしてあっというまに四国山中へ。


c0089310_18175365.jpg


山。


c0089310_1819352.jpg


山。


まわりぜんぶ山。


三半規管が弱い私が、山道のドライブでいいかげんグロッキーになったころ、終点の横瀬西に到着~♪

c0089310_18255718.jpg乗り継ぎの町営バスが待っています。
すごい新しくて、きれいなバスです。
運転手さんもめっちゃ美人の女の人でした。
さすがはいろどりの里・上勝!!って感動。


皆さん乗り込んで出発。。
そしたら、あら!1人女の子が乗り遅れていました。
別の乗客の男の子の通報(?)により、無事乗車♪

c0089310_18274788.jpg町営バスは途中、山の上にある診療所に寄り、おばあちゃんたちがいっぱい乗ってこられました。
いろどりのおばあちゃんたちかしら?!
わ~!思って一緒にバスに揺られてました。

バスは曲がりくねった細い道、それも片側が絶壁とか、急なカーブがあったりする山道を、慣れた運転で進んでいきます。

深っっ!高っっ!怖っっ!!

私はけっこうドキドキして、往年の名画・『恐怖の報酬』の山道を走るトラックが頭をよぎってました(笑)。

c0089310_1840117.jpgそして無事、目的の温泉入口に到着!
ITトークショー参加者と思わしき皆さんが、一斉に降ります。
とりあえずみんなの行く方角へ(笑)。

c0089310_2144422.jpg



c0089310_1912217.jpg5分ほど歩けば、ITトークショーが開催される福原ふれあいセンターがあります。
あ、ポスターだ!


c0089310_1934551.jpgc0089310_18472518.jpgそのお隣には、月ヶ谷温泉「月の宿」があります。
今夜はこちらで一泊します。

わ~い温泉だ~♪

c0089310_18433891.jpg14時開催のトークショーに先立って、12時からこの「月の宿」にて、交流会が開催されます。
とりあえずチェックインさせていただいて、荷物を預かっていただきました。

さっき一緒にバスで着いた女の子・Sさんは、徳島市内から来られていて、こんなすごいイベントが上勝町であるので、興味を持って来られたのだとか。
トークショーまで温泉に入るとおっしゃっていました。

明るい声が聞こえてきたと思ったら、横石さんでした!
お久しぶりです!
やっぱすごいオーラがあるなあ。。
お忙しそうなので、すこしご挨拶だけさせていただきました。

c0089310_19105651.jpg


外へお散歩に出てみました。
のどかです~。


c0089310_19114749.jpg 


川のせせらぎがとっても爽やかです。
清流って言葉がぴったり。


c0089310_19234688.jpg桜がきれいに咲いていたので、びっくりして撮りました。
これは十月桜という桜で、秋に咲くのだそうです。
上勝町のところどころに咲いていました。
珍しいですね!


歩いてたら、さっきのバスで、乗り継ぎに遅れた人を発見した男の子がいました。
よく気がついたね!って話しかけてみたら、なんと彼はまだ高校生!

徳島市内に住んでいて、名前はYくん。
地域振興に興味があって、上勝町が好きで、やってくるのはこれが3回目なんだそうです。
すこしお話したけど、志が高い、全然高校生に見えないしっかりした男の子で、すごいな!って思いました。

c0089310_19332357.jpg一緒に「月の宿」まで戻ってきました。

館内には、いろどりのおばあちゃんたちの写真が飾ってあります。
傘みたいにして持っているのは、はすいもの葉っぱで、これもいろどりの商品なのです。


交流会が行われるお部屋の前まで来たら、なんだかすごく豪華な雰囲気でビックリ!!
考えてたのは、「体育館みたいなところで町の方たちみんなでワイワイ」って雰囲気だったのですが。。
なんかとってもパーティーみたいなんですけど?!
残念ながらYくんは交流会には参加予定ではないそうで、心細いですが1人で参加することに。。

ドキドキな詳細は次回で!!(笑)

c0089310_19225627.jpg
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-19 19:48 | | Comments(2)

株式会社いろどり 横石知二さん講演会

c0089310_2345116.jpg9月1日に、岡山NPOセンターにて、株式会社いろどりの横石知二さんの講演会がありました。

横石さんは、"おばあちゃんたちの葉っぱビジネス"いろどりを立ち上げて、成功に導いた「しくみ」を生み出された方です。
いろどりの成功を受けて、横石さんは日本中で年間100回もの講演をこなされているそうです。

c0089310_23454836.jpg
講演が始まって、横石さんの情熱的な語り口と、パワーポイントのすごい情報量に圧倒されて、ずっと感動していました!

私は講演を聞く際には必ずメモをとるのですが、全然追いつかないほどです。
なんとB5のノートに10ページ!
過去最長記録です。。



横石さんは、7月に発売されたニューズウィーク日本版で、「世界を変える社会起業家100人」に選ばれています。
日本から5名選ばれたうちの1人です。

正しいことを信念を持って実行されて、さらに良くしていこうと思われている方の迫力と説得力というのは、ほんとうにすごいと思いました。

講演会の内容をかいつまんで(書ききれない。。)書いておきます。
※ 長いです。

いろどりは、コミュニティ・ビジネスの一番の成功例と言われています。
何しろ、徳島県の山間部の、86%が山で人口2000人、その半分が高齢者の町で、地域資源を使って年間2億5千万円の売上を得ているのです!
すごい。。

横石さんは地域づくりをしようと思ったことはないそうですが、
「人間が仕事を持って、することがある、必要とされる、働ける環境がある地域が必要」
だと考えて、活動を続けてこられたそうです。

いろどりの成功は、いろいろな「良いこと」を生み出しました。

元気なお年寄りが増えたので、医療費が減り、昨年の9月30日には町営の老人ホームも閉鎖になったそうです。
仕事があれば、老人が福祉施設や病院に行かなくなり、そこで使われる税金も浮きます。

それに、34種類のごみの分別に取り組み、決められた場所に町民が持っていくので、ごみ集取車もないそうです。
好きな時間に持って行けるので便利だし、ごみ収集に使われる税金が浮き、リサイクルすれば環境にも良いということです。

これは経済と環境を結びつけるからできることで、きれいな町をつくると葉っぱが売れる、地域にとってプラスになることを、町民が理解しているからなのだそうです。
「環境と経済はとても重要」とおっしゃっていました。
また、上からの押しつけでなく、自分でやれるようにすることがとても重要だそうです。

いろどりの成功で一番嬉しいことは、後継者、若者が上勝町に帰ってくるようになったことだそうです。
そして、Iターンでやってきた123名の方たちが、上勝町に大きく貢献しているそうです。
なぜなら、彼らはまず考え方が違うし、自分の居場所と出番がその場所にあり、上勝町にいることを楽しんでいるからなのだそうです。

「やりたいと思う気持ちがあるところと、やりたくないと思う気持ちがあるところは全然違う」

そういう人たちが、地域の良いところを見て、新しい風を呼び込んで、いいところを発見したことが、いちばん良かったのだそうです。

しかし、ここまでの成功にいたるまでの、横石さんの苦労は大変なものでした。。

横石さんは、徳島県立農業大学校を卒業後、昭和54年(1979年)に営農指導員として上勝町農協に採用になりました。
営農指導員というのは、農家に農業経営を教える仕事です。
上勝町では、上勝町出身ではなく、徳島市内から通ってきている横石さんを採用することに反対する人が多かったそうですが、町長と農協組合長がみんなを説得したのだそうです。
 
田舎のしがらみのない20歳の若者を採用することが、上勝町にとって大きなメリットになるという考えがあってのことでしたが、後にその英断が上勝町を救うことにつながりました。

横石さんが働き始めた頃の上勝町は、「人を批判・最初からあきらめ・女の人の出番なし・時間にルーズ」なのが当たり前になっている町でした。
お母さんが子供に、
「あんた、勉強せんかったらこの町に残るようになるでよ。」
というくらい疲弊していた状態だったそうです。
横石さんはその言葉を聞いて、本当に心から驚いたそうです。

「これでは、あかん。何とかせな。」

と思った横石さんは、みんなを集めて、
「ここでなかったらできんことを、みんなでしよう。」
と言ったところ、「よそ者が何を言う」と、集まった人たちは机をたたいて騒ぐほど激怒したのだそうです。

「明日から来んでええけんの。机放り出しといてやる。」
と酔っ払いのおじさんにまで言われ、田舎の人のプライドの高さに驚くと同時に、小さい頃から負けず嫌いの自分に火がついたそうです。

しかし、がんばろうにも地理がわからないし、人もわからない、「あいつの言うことを聞くな」と言われていたこともあって、その頃は本当に大変だったそうです。

いちばん大事なのは、実働部隊の女性が元気になることだと考えていたので、
「なにかいいことがないか」
を24時間考える日々が続きました。

昭和61年(1986年)の秋、横石さん28歳の時に、転機が訪れます。

大阪・難波のがんこ寿司で、隣にいたすごく綺麗な女の子3人が、料理についていたもみじの葉をとても喜んで、アイロンのかかったピンクのハンカチに大事に包んで持って帰ろうとしているのを見て、びっくりした横石さん。

上勝町ではめずらしくもない葉っぱが、こんなに大事にしてもらえているのを見た時、
「環境の違いがすごく大事」
ということに気づいたそうです。

そこで上勝町に帰って葉っぱビジネスを提案してみたところ、「そこらにあるものなんて売れるわけがない」「そんなものを売るのはいや」と猛反対にあったそうです。

その後集まったわずかな賛同者に手伝ってもらって出荷しても、まったく売れませんでした。
試行錯誤を繰り返した末、その理由が、
「葉っぱが使われる現場を自分たちが知らないこと」
だと思い当たったそうです。

料亭に、話を聞かせてほしいとお願いに行っても、何度行っても断られてしまいます。
そこで、取材ではなく「お客」として料亭に行ってみたところ、丁寧に出迎えられ、料理の説明もきちんとしていただけたので、横石さんはこんなに待遇が違うものかと驚かれたそうです。

そこで、"素材一つ一つのポイント"、"万葉のいわれを季節を添えて知る"、"使う人の立場を理解する"ということが大事とわかったそうです。
「現場を知りつくさないと、このビジネスは成功しない。」
と横石さんは実感したそうです。

上司に相談してみたところ、当然料亭回りの予算は許可してもらえませんでした。
奥さんが賛同してくださったので、それからお給料もボーナスもすべて料亭の取材に使い、10数年間、家に一円のお金も入れなかったそうです。

自分の実家に親と住んでいたからできたことで、両親には本当に感謝しているとおっしゃっていましたが、それを許してくださった奥さんもグレートだと思いました!

料亭取材には、ノートとものさしを持って、写真も撮って、徹底的に研究されたそうです。
一人きりの料亭の座敷で、次々と運ばれてくる料理をただ食べる味気ない気持ちは、決して忘れられないものだそうです。
お店のほうでも、次第に横石さんの根気強さを認めるようになり、ついに、今まで取材を許可されなかった厨房の中にも入れていただくことができました。

そこは、外部者には絶対公開できない、舞台裏の大変厳しい世界でした。
その現場を目の当たりにした時、
「絶対このビジネスは成功する」
と確信されたそうです。

横石さんの生活は、朝は市場、昼は仕事、夜はお店を回るという、通常では考えられない過酷な日々の連続でした。
体に無理をして何千件という取材を重ねたので、痛風や心筋梗塞といった大病も患ってしまいました。

「絶対やりたかった。何としてもやりたかった。これができたら絶対上勝は良くなる。」

今回の講演の中でいちばん印象に残った、横石さんの情熱あふれる言葉です。

この取材のおかげで、横石さんは、料理の素材を聞いただけで、どういう器でお客様にお出しして、そこにどういう「つまもの」が必要なのかが、即座に判断できるようになったそうです。
(ちなみに、日本料理のつまものは300種類は必要なのだそうです。)

その後、"自分ところ"の価値を知ってもらうために、実働部隊のおばあちゃんたちを、日本でも有数の料亭「吉兆」へ連れて行ったそうです。
そこで初めて、どういう風に葉っぱが使われるのかを見て、みんな驚いたのだそうです。
自分の地域の価値を発見したのです。

今いろどりの収穫を支えているのは、平均年齢70歳、190名のお年寄りたちです。
多い人では月収60万、町長並みの収入があるそうです。

横石さんは言います。
「コミュニティ・ビジネスを発動させるには、『しくみ』が大切。日本で上勝町ほど『しくみ』にこだわったところはない。」

まず、地域にあるいろいろなものを活用すべき。
視点を変えることが大切。
ボランティアは続かない。
ビジネスとして成功できる、ということがあるとうまくいく。
それを実現できるのはやり方次第。絶対にやり方がある。

個々の力をつけることで、組織は活性化できる。
いちばんいけないのは、リーダーだけが楽しむこと。
コミュニティの中で常に一体感がないといけない。
リーダーが離れてはいけない。
「地域のこと」が「自分のこと」にならないといかん。
地域リーダーはプロデューサーになって、ひとりひとりが「自分のこと」と思うように、あの手この手で仕掛けること。
みんなが問題意識を持つようになり、着眼力がつく。

「チャンスはいっぱいある。
 だけど、自分の中にある、自分のことだと気づかなければ、なくなる。」

脳を鍛えると、情報の流れが良くなる。
手や指先を使うこと・計算・会話・料理・読む・書くなどの、記憶力・判断力・創造力を問われる「活力のある生活」を送ることが大切。
日常の生活環境の中でリズムをつくることが、脳を活性化させる。

いろどりの運営に大きく関わっているのが、平成11年4月に導入されたコンピュータ・システムです。
もちろん導入には周囲の猛反対があったそうですが、コンピュータは絶対にいると考えた横石さんは、政府の補助事業に申請して、見事助成金を獲得されました。
コンピュータの操作も、高齢者には難しいマウスでなく、大型のトラックボールを使って、操作ができるように工夫したそうです。

「できないと思うからできない。できると思って、できるにはどうしたらよいかを考える。」

情報で「気」を育てる。
「気」の持ち方で、人は何倍も違ってくるそうです。
自分の存在感をどんどん強くしていって、自分に磨きをかけること。

横石さんは「人間力の発揮」が大切だと言います。

① 出番 ... 得意なところを見つけてあげる
② 評価 ... がんばったことを認めてあげる
③ 自信 ... 空振りをさせないで、こつこつとヒットをつなぐ 

この3つが揃って「元気」が生まれます。

「自分はやったらいける。自分はやったらできる。」

という気持ちが自信になって、行動力がついてくるのだそうです。
そして、やったことを目に見せてフィードバックを速くさせると、人はうまくいく。

そして、どこに持っていくかで、「一番価値が高くなる」というところを見抜くこと。
生かされる場面が作れて、場面が読めることが大切。
自分の価値を相手に対してきちんと伝えられるかどうか。

上勝町は、場面つくりが得意なのだそうです。
たとえば南天は、つまものとして売ると、観賞用の花木として売るよりも、10倍の値段がつくそうです。
そして料理人に対しても、「こういうことが必要だ」ということ、つまり「こちらから場面を提供する」ことを続けているのだそうです。

「お客さんがおるとき商売しなかったら、だめ。
 チャンスは絶対のがしたらあかん。のがした後では遅い。」

感動は、時間を置くと物が売れない。

切り札は、「欠点を長所に変える」ことです。
上勝町は山と高齢者が多い町。
だから、おばあちゃんができるビジネスを考えたのだそうです。
きれいで、軽くて、こつこつとできる、地元の自然を知っているからこそできる「いろどり」を。

「人間、人それぞれほんとにええとこある。
 それをキラッと輝かせてあげることがほんとに大事。」

「人は誰でも主役になれる」
横石さんのいちばん好きな言葉です。

今は何もしないと、下りのエスカレーターに乗っているようなもの。
だから自分から上がっていかないといけないが、それにはごっついエネルギーがいる。

悪口は23倍にふくらむが、いい話は6倍にしか伝わらない。
暗い話は地域活力を低下させる。
いい話を伝えて歯車を回す、"渦を巻く仕掛け"が必要。
水を板でかきまぜて渦を巻かせようと思ったら、最初は抵抗が強くても、そのうち板を離しても渦が巻き続けるようになる。
成功もそれと一緒。

今や主役になったおばあちゃんたちは、生活すべてにソフト力と切れ味ができているのだそうです。
「税金を払うとき」と、「コンピュータがめげたとき」だけ、年寄りになるのだそうです(笑)。

みんな80歳を超えても、どんどん苗を植えて、種をまいています。
「生きとる間にはとれんかもしれんけど、子や孫が継いでくれる"夢の種"をまいている。」
いろどり農家のおばあちゃんの言葉です。

講演の最後に、横石さんが見せてくださったものは、おばあちゃんたちの嘆願書でした。

平成8年(1996年)に、横石さんが転職を考えられて農協に辞表を提出された時、横石さんに上勝にとどまってほしいと、当時のいろどり農家177名全員が書いた嘆願署名です。
山の中で標高差もあり、場所も離れているいろどり農家すべてを、一晩でまわって書かれた嘆願書でした。
「みすてないで下さい」
「いついつ迄もよろしく」
「彩部会を守ってください」
それを見た時には、私も涙が一気にこぼれましたが、他にも涙されていた方は多かったようです。
大拍手のうちに講演は終了しました。

感動でした!!

その後、お菓子とお茶をいただきながら、講座に参加された方たちとの交流会がありました。
横石さんも参加なさったのですが、講演があまりにも素晴らしかったことと、やっぱりすごい人オーラがでていて、誰もそばに寄り付けません。。

こんな時こそチャーンスッッッ!!

勇気を出して話しかけてみました。
そうしたらやはり、とっても気さくにお話してくださいました。
そして何でも全肯定!

私はいつも思うのですが、どんな分野でも、レベルが高い方になるほど、偉そうにしないで、他人を認める姿勢でこちらに接してくださるのです。
横石さんもやっぱりそうでした。

「いろどりのことをブログに書いたら、読んだ友達が今日この講座に呼んでくれたんです。」
ってお伝えしたら、そのブログを読みたいって言ってくださいました!
ブログのURLが入っている私の名刺と、先日のpieniでの個展のハガキをお渡ししたところ、作品もすごくほめてくださいました。
嬉しい~♪
そりゃあこれなら、おばあちゃんたちもがんばっちゃうでしょう。。と思えるくらい、お話ししていて楽しかったです。

「いいことを書いていたら、いいことが返ってくるんです。」
ってお話したら、以前対談なさった糸井重里さんも同じことをおっしゃっていたのだそうです。
それを継続していったら、どんどんいいことが「渦を巻いて」くると言っていただいて、感動。。

交流会の後、横石さんは急いで徳島へ帰って行かれました。
いい経験だったなあ。。
講演を教えてくださったお友達にもほんとに感謝でした!

そして数日後に横石さんから、上勝町でのITトークショーのお知らせをメールでいただきました。
こっこれは行くしかない!!!
平日だけど。。

と思っていたら、ちょうど教授の学会出張(inハワイ)と重なり、私も気兼ねなくお休みできることになりました。
わ~いラッキー☆
教授も日頃から、「夏休みとらんの~??」って心配してくださってたので、ちょうどよかったです。

というわけで、次からやっとGOGO!上勝編です(笑)。
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-16 23:50 | つれづれ | Comments(2)

「いろどり」の上勝町に行ってきました!

c0089310_160526.jpg10月9日・10日の2日間、徳島県の上勝町に行ってきました!

上勝町は、おばあちゃんたちが日本料理の飾りに使う葉っぱや花を収穫して、全国に出荷しているいろどりという第三セクターの株式会社があるところです。

おばあちゃんたちが生きがいを発見して元気になり、さらにビジネスとして成功しているということで注目を集め、「金スマ」やNHKのドキュメンタリーなど、たくさんの取材を受けている町でもあります。

c0089310_16213520.jpg                      


9日にはその上勝町で、株式会社いろどり代表の横石知二さん、糸井重里さん、日本のマイクロソフト社長のダレン・ヒューストンさんという、豪華なメンバーのトークショーが開催されたのです。

私も参加させていただいて、皆さんのお話をお伺いしてきました。
翌日10日は、いろどり事業に関わる上勝町の皆さんの見学もさせていただいてきました。

2日間、たくさんの方にお会いして、すばらしい出会いがまたたくさんありました。

また長くなると思いますが(笑)、トークショーに参加するきっかけとなった、岡山での横石さんの講演会の内容もあわせて、何回かに分けて書いていきたいと思います。

もともといろどりのことを知ったきっかけは、去年の夏、日本銀行の広報誌『にちぎん』で、いろどりの紹介記事を読んだのがきっかけでした。
岡山にあるルネスホールは、大正11年に建設された古代ギリシャ様式の旧日本銀行の建物を改装してつくられた、素敵なホールです。
お友達が働いている公文庫カフェがその中にあり、私が時々お茶をいただきに行くところです。

ある日カフェに行ったら、見慣れない「にちぎん」という冊子がありました。
なんでも、今回ルネスホールが表紙になっているので、配布用に何部かいただいたとのこと。
私は企業やデパートの広報誌が大好きなのです。。
中を読ませていただいたら、興味のある記事がいっぱいだったので、さっそくいただいて帰りました。

c0089310_2343983.jpg法隆寺の解体修理を手がけた、伝説の宮大工・西岡常一さんの唯一の弟子である小川三夫さんのインタビューや、古武術の身体躁法を介護やスポーツに取り入れて話題の甲野善紀さんの対談、そして株式会社いろどりの紹介記事。
 → ここから読めます 「にちぎん」No.6 2006年夏号 2006年6月26日発刊


どれも興味のある記事ばかりだったのですが、いちばん印象に残ったのは、いろどりの紹介記事でした。


疲弊していた山間の町が、斬新な発想と工夫で、お年寄りたちの力を原動力にして生まれ変わり、それが町全体の活性化につながっているという内容の記事です。
読んでいて涙が出てくるくらい感動的な内容で、私は、すごいな~!って感動して、その後何度も、ことあるごとに読み返していました。

こういった小冊子はどんどんたまっていくので、私はなるべく処分するようにしているのですが、不思議とこの「にちぎん」だけは、処分せずにずっと持っていました。

そして今年の6月、たまたまつけたTVの「金スマ」に、いろどり農家のおばあちゃんたちが出演して、上勝町が紹介されていたのです!

うわ~!!
本物だ!!!
動いてる!!!


めっちゃ興奮。
そしてかわいいおばあちゃんたちに釘付けでした。

いろどり事業で町がいろいろな意味で豊かになった様子や、おばあちゃんたちも家を建て替えたり、孫に車を買ってあげたりと、豊かな老後を心から楽しんでいる様子がほんとに素敵でした。

わ~!こんなにして農協に持ってくるんだ~。
ここの町がどこにあるのかもよく知らないけど、いつか見に行ってみたいなあ。。

ってポーっと夢のように思ってました。

その頃、ちょうど自分で考えていたことが、このいろどり事業の内容にぴったりだったので、さっそくブログに書きました。
 → 2007年6月2日 「いろどり株式会社」

このブログもいろんな方から反響をいただいて、その後も関連していくつか書きました。
 → 2007年6月3日 「昨日の続き」
 → 2007年6月7日 「Climb Every Mountain」

そして7月の終わりに、マイミクのお友達からこんなメールが!

「以前ブログで株式会社いろどりのことを書かれていましたが、代表の横石さんが私のアルバイト先に来て講座の講師をされるようです。」

マッマジですか!!!

お友達は岡山NPOセンターというところでアルバイトしていて、そこで開催される「コミュニティ・ビジネス起業家養成講座」にいらっしゃるのだそうです。
それは絶対行かなくては!!

そこで、私も当日のお手伝いをさせていただけることになり、9月1日に岡山NPOセンターで、横石さんのお話をお聴きすることができたのです。

とまあこの辺までが前フリです(長い。。)。
次回は、横石さんの講演について書きます。
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-13 16:23 | | Comments(6)

Lumiereの作品紹介ブログつくりました

クチュール・アクセサリー Lumiereの、作品紹介ブログをつくりました。
http://lumiere1.exblog.jp/

作品が見たいと言ってくださる方がたくさんいらっしゃるので、とりあえず写真と簡単な説明をアップしていこうと思います。
まだすこししかアップできていませんが、ご興味ある方はご覧ください。

もっと作品についてのイメージ的なことや、つかっている石の意味なども載せていきたいと思ってます。
そしたら買ってくださった方が、こういう作品なんだってわかりますもんね。

あと教室のことや生徒さんの作品、私の今後の個展の予定なども、だんだん載せていきたいと思っています。
とりあえずお知らせまで♪
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-08 10:45 | アクセサリー・Lumiere | Comments(0)

西條剛央さん&池田清彦さん

「幸せになる方法」を書いたのは、自分が今まで触れたことのなかった「哲学」について、何冊か本を読んで影響されたから、ということもあります。
今年の春、洋裁クラブでご一緒のお友達Sさんから、西條剛央さんっていう哲学者さんについてのお話をお聞きしたのがきっかけでした。

Sさんは、忙しくて出張も多い仕事をこなしながら、2人の男の子の子育てと家事をして、その上大学の博士課程で看護学の論文も執筆しつつ、驚異の速さで洋裁の作品も仕上げてしまう、スーパーママなのです。
そのSさんの大学に、講演で来られたのが西條剛央さんで、「構造構成主義」という新しい理論を打ち立ててしまった方なのだそうです。
それはほんとにすごいことなのだそうで、私はよくわからないながらも、Sさんのお話に感心していました。。

「構造構成主義」は、人と人との信念対立を解消できる理論なのだそうです。
そっそれはすごい!
でもどうやって??

とりあえず図書館で本を借りて読んでみましたが、専門用語ばっかりでよくわからない。。
「一言で説明できるような理論ではない」みたいなのですが、あえて無理矢理一言にすると、「終わりよければ全てよし」みたいな感じ??(違うかも。。)って思いました。。

信念対立は、それぞれ自分の方が正しいと思っている、違う意見を持った人と人の間で起きるもの。
どちらの言っていることが「唯一の正解」なのか選ばないといけないから勝ち負けが生じ、対立してしまいます。

「構造構成主義」的な考え方だと、まず「最良の正解」があり、関わる人たちはそこをめざして、それぞれの立場から意見を出し合います。
それぞれの『違い』は「対立の原因」ではなくて、「よりたくさんの選択肢」の中から「より良いものを選ぶ」ための材料になります。

(ほんとはもっと複雑なんだと思うんですけど。。たぶんこういう考え方で合ってると思うんです。でもひょっとしたらすごい的外れなこと書いてるかもです。)

論争に勝つという方法では、ひとつの方法しか選択できないし、それが正しいという確証もないのです。
だけど、今の時点で最良と思われる「正解」に、関わる人みんながそれぞれの立場から近づけていこうという方法なら、みんなの「最善」を持ち寄ることができます。

「構造構成主義」の理論は、特に医療の現場でも最近注目されているそうで、Sさんの専門とする看護学の分野でも、注目されている理論なのだそうです。
医療の現場は、人の生命という最も大切なものが関わっていて、治療に関わる方たちの立場や専門分野も多岐にわたるだけに、より激しい信念対立が起きやすいのだそうです。
身近な話だけに、なんかわかる気がする。。

私も病院の先生方の勉強会に、お話を聞きに参加させていただくことがあるのですが、EBM(Evidence Based Medicine)という言葉をよく聞きます。
これは、今までの医療の現場では、その患者様の主治医の先生が、経験や知識に基づいて治療方針を決めていたところを、今ある科学的な研究資料に基づいて、一人一人の患者様に最適な治療を行うといった考え方です。

そしてまた、NBM(Narrative Based Medicine)という考え方もあります。
これは、患者様との1対1のコミュニケーションの中から得られる、様々なその人の「物語」から、病気の背景を理解し、全人格的なアプローチを試みるという考え方です。

この2つは、医療の現場で近年重視されている、QOL(Quality of Life)という考え方「人が人としての尊厳を保ち、よりよく生きること」に直結しています。
QOLのの向上に不可欠なのは、「人はひとりひとり違っているのだから、その人にとっての「もっと良い」結果を探すこと」という認識です。

EBMとNBMは、科学と芸術みたいに思えます。
大学に理系の学部と文系の学部があるように、どちらも人間の生活には欠かせないものです。
理系は「目に見える現実の物体」に関わる科学的な研究、文系は「精神的、情緒的なこと」に関わる芸術的な研究といえます。
こころとからだのバランスがとれて、健康といえるのと一緒で、現実の世界で人が幸せであるためには、両方がとっても大切です。

しかし大学では、文系と理系の先生の間には、しばしば信念対立が生じます(笑)。
ものごとの見方が別の角度からだから、お互い納得のいく合意に至るのが至難の業らしいです。
文系・理系が混在する教育学部の会議は、終了予定時間を大幅にオーバーするのに、理系の学部の会議は、終了予定時間にサクッと終わることからも推測できます(笑)。

大学の中には、こういった文系・理系の信念対立、医療に関わる人たちの信念対立や、事務組織内や研究室内での信念対立など、さまざまな立場の人の違った視点からおこる対立が、ほんとにたくさんあります。
そして大学の外には、もっと多くの信念対立がたくさんあります。

だけど、人と人とが対立して、せっかくの時間を無駄にするよりも、協力して、よりよい未来を一緒に創りあげようという考え方をしたほうが、ずっと効率的です。
「優劣」や「勝ち負け」ではなくて、「多様性の素晴らしさ」で考えたほうが、きっと楽しい。

そういったものを包括する役割を、この「構造構成主義」の考え方は持っているのだと思います。

ちなみにこの西條剛央さん、ブログを書かれていて、その文章がとてもよいのです。
 西條剛央のブログ:構造構成主義
私が落ち込んだときに、必ず読むブログでもあります。
人柄を感じさせる文章にめっちゃ癒されます。

こんなに賢い人が、こんなに優しいってことに、いつも感動します。
自分もこういう強い人になれたらいいなあって思う。
たまに、自分と同じようなこと書かれてることとかあったりして、そんな時にはすごいうれしいです。
来年Sさんの大学に講演にこられるそうなので、ぜひ生でお話をお聞きしてみたいです。

そしてその西條さんの「構造構成主義」は、哲学者の池田清彦さんの理論から発達したものだそうで、お二人は仲のよい師弟関係にあるみたいです。
『科学の剣、哲学の魔法』というタイトルのお二人の対談集は、内容は固いのに、すごくほのぼのした雰囲気を感じさせる一冊です。

池田清彦さんは、最近TVに出演されることが多くなって、私もこの前動いてる姿をはじめて見て感動しました(笑)。
この方の本が、また目からうろこの内容で、私はいくつかの物事の見方が180度変わったほどです。
もし20歳の頃に読んでいたら、人生が変わっただろうなあって思います。

私の考え方にも、すごく影響を与えてくれた本です。
特に、以前より他人に腹を立てることがなくなりました(笑)。

『他人と深く関わらずに生きるには』
『正しく生きるとはどういうことか』

共に文庫になっています。(新潮文庫)

タイトルにちょっとびっくりするのですが、内容はなるほど!って納得することがいっぱいです。
現実でイライラすることが多い方におすすめです(笑)。

私が好きな養老孟司さんと池田清彦さんは、お互い虫好きで、いっしょに海外に虫取りに行くくらい仲が良いそうです。
お二人の「人間は一生物」という考え方に、私もとても納得できるのです。

夏には哲学者の竹田青嗣さんのレクチャーを直島に聞きにいったり、本をちょこちょこ読んだりして、以前より哲学というものが身近に感じられるようになってきました。

そういった中で、哲学は日常にあるものなんだって思ったのです。
で今回「幸せになる方法」ってタイトルで自分の日常の思いを書いてみました。

ずっと以前から、自分が興味があるものを追っている時には、よくニーチェが出てきていたのです。
だから、いつかは読まないといけないんだろうなって思ってました。 
ただ、哲学っていう言葉にすごい腰が引けてたのですが。。

ある日図書館で『ニーチェからの贈りもの-ストレスに悩むあなたに』っていう、ニーチェ名言集みたいな読みやすい本を借りて読んでみました。
そしたら、やっぱり私が思ってるようなことを、もっと高度にした(笑)言葉が並んでいて、こういうことかぁ~。。って妙に納得したのです。
なんだかパズルが解けたような気持ちがしました。

印象に残った言葉です。

「ひたすら君の人生だけを読みなさい。そしてそこから人生一般の暗号文字を理解しなさい。」

「何のために『世界』が存在するのか、何のために『人類』が存在するのかといった問題には、
 私たちは差し当たり全然かかわり合わないでおこう。(中略) 

 しかし何のために、君という個人が存在するのか、それは自ら問いなさい。
 そして他の誰もその答えを君に言えないならば、君の存在の意味をいわば後天的に正当化
 するよう、ぜひ一度試みなさい。
 君の前途にひとつの目的、ひとつの目標、ひとつの『そのために』を自分で設定することによ
 って。
 ひとつの崇高かつ高貴な『そのために』を自分で設定することによって。」

うーんすごい。
必要なものは、自然に人生が与えてくれるんだなあって思います。
気をつければ、毎日の生活の中に、必要なもののサインはあるのです。
                                    (→こんな日記も書いてました)

サインをうまくキャッチできるように、しっかりいろいろなものを見て感じていたいです。
それがきっと哲学のはじまりなんだろうと思います。
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-06 12:21 | | Comments(5)

あとがき&番外編 「絶対キレイになる方法」

「幸せになる方法」シリーズ全7回、読んでいただいた皆様、ありがとうございました!
心暖まるコメントや、個人的に感想のメールをいただいたり、思わぬ方に読んでいただいていたりと、こんなに反響いただけると思っていなかったので、すごく嬉しいです。

このシリーズ、ほんとに自分の中にあるものを表に出しただけです。
私の頭から、今入力しているキーボードの手元まで、ほんの50cm移動させただけなのです。

だけどほんとに言葉は魔法の羽根で、いったん外に出したらどこまでもどこまでも飛んでいきます。
もしもどこかで、もし私の文章を必要としている方が読んでくださって、何かのお役に立てるのだったら、こんなに嬉しいことはありません。

自分では、自分ができることって特別ともなんとも思わないけれど、今回いろいろな方からほめていただいて、なんだか自分の持っているものを発見したような気持ちです。

以前も書いた、"おばあちゃんたちの葉っぱビジネス"徳島の株式会社いろどりも、「『自分とこ』の価値に気づく」ことで、ビジネスを成功させ、町が生き返りました。 
                                        (→ いろどりのブログへ)

きっと誰でも、自分が普通に持っているもの、普通すぎて気づかないものが、自分の持っているいちばんの財産なのかもしれません。

よく「文章そんなに長く書けるね~。」って言われるのですが、これでも必死で短くしています(笑)。
散文で書きたいところを詩にしているような感じです。
書いていたらどんどんいろんな方向に広がっていくので、広げないようにするので一苦労です。

なんで長く書かないかというと、そこまで書く時間がないし、第一そんなに長いブログは読む側が大変だと思うからです(笑)。
本だったらいいけど。。
しかしあまりにいろんな方から「本書いたら?」って言われるので、だんだん自分でも書きたくなってきている今日この頃です。

これはお断りしておかないと!と思ったのは、私はここに書いていることが、全部実行できてたりすることは決してない、ということです。。
わかっててもできなかったり、ついダメなことしてしまったり、毎日ジタバタして過ごしています。
もしかしたら、一番にそんな自分のために書いたのかもしれません(笑)。

ともあれ、ご声援ありがとうございました(^-^)/。

そんな愛読者の方のために(笑)、おまけの番外編「絶対キレイになる方法」です。
根拠があるわけではないけど、絶対キレイになる方法をご紹介します。

キレイにもいろいろありますが、ここでの「キレイ」は、その人の持っているいちばんいいところが生かせるような「キレイ」です。
誰にでもキラッと光るところが必ずあって、それはその人がのびのびと良い状態の時、いちばんよく輝いています。
その光が最大限に輝くようにするのが、キレイになる方法です。

「絶対キレイになる方法」

*きれいな色を着る

私たちの着る服の色は、精神にも体調にも影響を与えています。
くすんだ暗い色の服を着ると、心の中も知らず知らずにくすんできてしまいます。
特に黒を普段から着るのは、おすすめしません。

「若さ」っていうのは、色であったり、お花のようであったり、光のようであったりします。
だから、20代の若さでいっぱいの人は、くすんだ暗い色を着ても、若さではねかえしてしまうので、それほど影響はないのです。

ちなみに「『若さ』ってナニ?」って思う人が、若さでいっぱいの人です。
一度も大病をしたことがない、大きな怪我もしたことがない人が、自分が健康なことにピンとこないのと一緒です。

若さがだんだん失われていくにつれ、暗い色を着ると、心まで影響されてしまうようになります。
暗い色から、人は、くすみや汚れを連想します。
他人にも、そういった色がイメージとして伝わってしまいます。

くすみや汚れが深まると、真っ黒な闇になります。
闇は、すべてを覆い隠してしまいます。

黒い色も闇と一緒で、その人の個性を消して、その人を「黒」という色にしてしまいます。
だから、その人の持っているいい部分が、外にあらわれにくくなってしまうのです。

冠婚葬祭とか、改まった席、「"自分"を消して、公の"自分"でいないといけない席」では、黒は効果を発揮するのですが、その人自身の生き生きとした「キレイ」を引き出す効果は、黒にはありません。

対照的に、光は、すべてを鮮やかに見えるようにします。
その人の持っている個性に、いろどりを添え、輝かせる役目をします。
色も光の一種なのだそうです。
きれいな色を着ることで体調が良くなったり、他人から明るいイメージで見られたりします。

この「きれいな色を着る」という方法は、特に20代後半以上の女性に有効です。
なぜかっていうと、だんだんその頃から、ホルモンのバランスや現実のストレスが影響して、女性の心は曇りがちになってくるからです。
もちろん人によりますが。。
その上にくすんだ色や、黒い色を着るのは、美容にも運気にもよくありません。

男性はなぜか、黒い色やくすんだ色に、女性ほど影響されないのです。
きっとそれは、女性が「お花」のような存在だからだと思います。

黒い花は、枯れて死んだ花です。
咲いている花は、いきいきと瑞々しい、きれいな色をしています。
だから、きれいな色を着たら、女性はいつまでも、きれいなお花でいられるのだと思います。

*生花を飾る

自分の身の回りに生花を飾ること。
これは、ほんとに「キレイ」に効果があります!
何でなのかわかりませんが、確実です。

ポイントは、自分が好きな花、なりたいと思うイメージの花を飾ることです。
特に効き目があるのが、自分が眠る枕元に、一輪挿しに飾っておくことです。
だまされたと思ってやってみてください。

そして、鉢植えよりも切花がいいのです。
これも何でなのかよくわかりませんが、いきいきと水が循環しているのが、鉢植えよりもわかりやすく感じられるからかもしれません。

水は毎日変えること。
透明できれいな、フレッシュな水に花が生けられていることが大事です。
きれいな水が身近にあるのは、とっても良いのです。
絶対水を濁らさず、花瓶のガラスも汚れないように。

水が濁っていたら、そのそばにいる人の心も濁ります。
透明な輝きが曇ったら、そのそばにいる人の心も曇ります。

そして、しおれたり、枯れたりした部分は、こまめに取って捨てること。
しおれたり、枯れたりした花のそばにいたら、その人もしおれたり、枯れたりします。
いつもいきいきとした花がそばにあると、人もいきいきしてくるのです。

お客さんがたくさんくるお店には、決まって花がきれいに生けてあります。
花には、その場所を活気づけたり、雰囲気を清浄にしたり、人の心を癒す効果があります。
その効果が、そばにいる人にも反映されてくるのです。

スーパーとかで売っている、一束¥300くらいのお花で充分なので、ぜひやってみてください。

*そのままの自分になって、本当に自分が好きなことをする

そのままの「素」の自分は、世界に一人しかいない存在です。
自分しか持っていない、「最強のカード」です。

誰かを演じたりせず、そのままでいるからストレスも少ないし、そのままの自分を認めてもらえたら、それが自信になります。
自信はキレイにつながっています。

「優劣」ではなくて、「違い」。
自分が受け入れさえすれば、すべてが「個性」です。

そのままの自分でいて、本当に自分が好きなことをするのが、「キレイ」への近道です。

本当に好きなことを一生懸命やっていたら、おのずと道が開けて、未来への展望が見えてきます。
未来に向かってひたむきに走っている人は、情熱を燃やすことがあるし、前向きになるし、いいかげんな時間を過ごさなくなるしで、どんどんキレイになっていきます。

9/24の夕方に、「美を紡ぐhito」というスペシャル番組を観たのですが、これがまた素晴らしい番組でした。
資生堂が提供だったので、クオリティ高そうだと思っていたのですが、始まった瞬間から際立った映像の美しさ、構成の素晴らしさに圧倒されて観ていました。

TVなのに、完成度がすばらしく高くて、ひとつひとつの画面が写真集の一ページのようでした。
光の効果を完璧に計算に入れた映像は、フェルメールの絵画のように美しい空気感を描き出していました。

番組は、イタリアに暮らす4人の「美を紡ぐ人」に焦点をあてたもので、その活動の様子が、美しく詩的な映像で紹介されました。
ヴァイオリン職人の日本人男性、紙漉き職人のイタリア人女性、彫刻家の日本人女性、絵画修復家のイタリア人女性と、性別も世代もいろいろな「美を紡ぐ人」の皆さんが、まずとても美しかったのです。
やはりそこにあったのは、自分の夢にまっすぐ向かっていく人特有の美しさでした。

途中、谷川俊太郎さんの詩が、随所にはさみこまれていて、それが素敵でした。
せつなくて強い詩だった。

 もう迷うことはない
 私は今、ここにいる

こんな感じの詩でした。
きちんと読みたいんだけど、何ていう詩だったんだろう?

この番組を作った人たちも、4人の芸術家や風景を素材にして、こんな美しい番組をつくったのだから、それこそ「美を紡ぐ人」なのです。
ほんとにきれいな番組だった。

人としての確かさが、美しさにつながっているのを、実感できた番組でした。

と、とりあえず3つの、キレイになる方法でした!

「女の子は、絶対、きれいになれる。」
もう15年くらい前の、SOMETHINGジーンズのCMのキャッチコピーです。
私はすごく印象に残っている、大好きなCMでした。

そして私も同感です。
女の子でもだれでも、絶対、きれいになれるのです。
[PR]
by songsforthejetset | 2007-10-03 01:43 | 幸せのヒント | Comments(8)