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ドラマ「点と線」 岡山ロケに参加しました!

今日24日と明日25日、2夜連続で夜9時から、
TV朝日開局50周年スペシャル ビートたけし×松本清張「点と線」が放送されます。

8月に岡山でロケがあり、私も路面電車のシーンで参加させていただきました!
いよいよ放送なので、楽しみです。
私は多分画面にはほとんど映ってないですが。。

知人の演出家さんから、
「岡山で昭和30年代を舞台にしたドラマのロケがあるんだけど、出ない?」
ってお話があったので、面白そうなのでお願いしました。
そう、私は昭和30年代顔。。

内容とかは特に聞かずに、まあお役に立てれば。。くらいの気持ちでいたら、直前になって詳細を教えていただいてびっくり!!

ロケはテレビ朝日の秋のスペシャルドラマで、映像化は不可能といわれた不朽の名作「点と線」。
主演はなんと、ビートたけしさんと高橋克典さん!!!
もっもしかして一緒にロケなんですか?!

岡山でのロケは極秘で、関係者以外には絶対口外禁止と厳戒態勢でした。
詳細も当日まで不明で、とりあえず朝7時に東山の岡山電気軌道に集合。

もうスタッフの方やエキストラの方が集まっていて、なんだかここだけ違った雰囲気です。
緊張します。。
今回のエキストラは男女いろいろな世代をとりまぜて15人。
職場が一緒の、竹久夢二風美人のYさんも一緒に参加しました。
演劇関係者やアートボランティア関係の方など、おなじみの方々のお顔も見れてホッ。

まず最初に、髪とメイクをしていただきました。
昭和30年代の設定なので、髪もカーラーを使ったり、逆毛を立てたりして結い上げるのです。
そしてスプレーで黒くします。
私は家で髪色が変えられるムースで黒くしてきたのですが、全然足りませんでした。
そればかりかメイクさんの手がムースで真っ黒に。。。すいません。
でもとっても芸術的に仕上がりましたよ!!
昭和30年代というか、大正時代のモガみたいにへんしん。

メイクは、ファンデーションやアイシャドーはとくにせず、みんな赤い口紅をつけました。
その時代のお化粧って一般の人は口紅くらいだったんですって。

ロケより3週間ほど前に、あらかじめ年齢、身長、スリーサイズ、足のサイズを聞かれていて、それを元にエキストラ1人1人の衣装が設定されていました。
それだけでも、すごい力の入ったドラマなんだなあってわかります。。

私の衣装は黒に小花柄のブラウスと、ベージュのスカートです。
かかとの太いハイヒールと、ヒッチコック映画に登場する女性が持ってそうな、小さなハンドバッグを持ちます。
ハンカチ、お財布、コンパクトと口紅くらいしか入らない、優雅なバッグです。
で髪型はモガ(笑)。

夢二風美人のYさんは、黄色いセーターにスカートがぴったり似合っていて、可愛かった!!
文庫本がセットになっていたので、文学少女の設定のようです(笑)。

エキストラが全員お着替えをすませて出てきたら、壮観!!
一同お互いを見て「お~!」(笑)。
自分のことは見えないので。。

前日に、一応その時代の雰囲気の気持ちになっとこうと思って、「東京物語」と「陽の当たる坂道」のビデオを観ておいたのですが、もう皆さん映画の登場人物そのまんまでした!

冬の設定なので、男性はスーツや着物と厚着で大変そうでしたが、きっちり帽子をかぶって革のかばんを持った男性のスーツ姿なんて、今どきそうそう見られるものじゃあありません。
着物にも帽子なんです。
昔のきっちりした格好ってかっこいい。

中でもカッコよかったのは、男子の7:3分け!
7:3って、おじさんの髪形の代名詞みたいなイメージですが、かっこいい若い男子がするとこんなにステキなのか。。って感動しました。
おじさんたちが若い頃にイケてた髪型だったのですね。。

女性も洋装と和装が混在していて、ほんと30年代にトリップしたみたいです。
「ALWAYS 3丁目の夕日」もこの頃??

着替えが済んだら、この日のために岡山電気軌道が用意してくださった、昭和28年製の路面電車に乗り込みます。
電車とエキストラがまたよく合うこと(笑)。

行先表示は「新宿」。
車内の広告や、路線表もちゃんと昔の東京バージョンになっているのです。
細かいところまで作りこまれてて、すごい!

私が子供の頃の電車と同じ匂いがします。
くんくん。懐かしい。

そして、何しろ昭和28年製の車両なので、冷房はなしです。
今年の酷暑の8月に、午前中とはいえ冷房なし&冬服&閉め切った車内。。
私はブラウスだからよかったけど、着物やスーツにコートの男性は特に大変だったと思います。

私たちエキストラはほんの数時間だけですが、撮影クルーの方や出演者の方はずっとこんな撮影をされてたんだろうなあ。。
真夏に撮影された、真冬の設定のこのドラマ、ほんとに皆さん大変だったのではと思います。

電車に乗り込んで、助監督さんがみんなの位置を決められます。
まず外から、走る路面電車を撮影するということで、東山~新西大寺町間を2往復しました。
カメラは中納言のあたりから電車を狙って撮影していました。

普通の電車が走っている時間なので、電停で止まってくれない電車に、アレ?!って顔をされている方も。
中の人たちもあきらかに不思議な格好だし。。(笑)

電車の車体のみを撮るのでもう一往復。
運転手さんが汗だくで気の毒なくらいでした。

東山に帰ってきたところで、あ!!高橋克典さん!!
エキストラ一同、わ~!ってなります(笑)。

そしてたけしさん!!!!本物!!
テレビと一緒だ!(笑)。

エキストラはとりあえず休憩で、お弁当とお茶をいただきました。
とにかく水分を補給してくださいとのことでした。
確かに。。

一休みして、また外へ。
今度は電車の中で主役の2人と一緒の撮影なんだそうです。
緊張~。。

こんどは監督、助監督、カメラ、音声、照明などのたくさんのスタッフと機材が車内に入ってきて、一気にぎゅうぎゅうな感じに(笑)。
若くて元気な女性のスタッフが多いのにびっくりしました。
タフなんだろうなあ、みんな。。

助監督さんにまたそれぞれの位置を決めていただいたのですが、なななんと、私はたけしさんの隣になっちゃいました!!!
もうどうしようって感じです。

超至近距離。。固まります。
チラッて見てみたら、やっぱりお顔が小さい。。
手がとっても白くてキレイでした。

たけしさんが、窓から外を見るシーンと、車内のシーンを撮るために、一旦新西大寺町まで電車を走らせます。

だんだんお昼に近くなってきて、気温も上昇。
主演のお二人もとっても暑そうで、気の毒です。。
乗車前に、私たちには冷却材、主演のお二人にはひょうのうが渡されていたので、たけしさんもずっとひょうのうで首や顔を冷やされていました。

途中高橋克典さんの貧乏ゆすりにあわせて、たけしさんが小さくタップの練習をされていて、可愛い。。って思った(笑)。
せっかく隣にいるんだから、話しかけてみたいな。。
お話してもいいんだろうか??

やっぱりスタッフの方々も、たけしさんを前にすると緊張されているみたいで、すごく車内が張り詰めた雰囲気です。。
何しろ路面電車の向かい側の席が全部、カメラや照明やスタッフの方たちで埋め尽くされていて、みんなこっち向いてるんですから。
そんな中、とても話しかけられる雰囲気じゃないんだけど、かなり決死で話しかけてみました(笑)。
偶然とはいえたけしさんの隣に座らせていただいてるんだし、たけしさんと一対一でお話しすることなんて、まずもうないと思って。

「今日まだこれから撮影あるんですか?」
車内の視線が一斉にこっちへ。
緊張して私の顔はバリバリです。。

でもたけしさんは優しく、あの独特の声でボソボソっと(!)お返事してくださいました。
うわぁ~!テレビから出てくるあの声だ~!
超感動。
実際の声の方が魅力的です。

一応こんなこともあろうかと、事前にたけしさんの本をを何冊か読んでおいたのです。
いちばん印象的だったのは、5月に出版されたばかりの『生きる』。
自分の体に関しての不安を書かれていたので、なんだか意外でした。
なので、お体大丈夫ですか?って尋ねてみたりしました。

超至近距離で見るたけしさんの顔は、子供みたいにイノセントな感じがしました。
年齢的にはおじさんなんだけど、そんな雰囲気が全くなくて、なんだか透明な印象です。
もっとお話してみたかった。

たけしさんが窓から外を見るシーンの撮影です。
私も監督さんに、もうちょっとたけしさんに寄って!とか指示されたのですが、途中モニターを見てみたら右腕と右ひざしか映ってませんでした(笑)。
たけしさんが都電の窓から外を見るシーンで、黒いブラウスの右腕とベージュのスカートの膝が見えたら、それは私です(笑)。

撮影って、カメラ割りを決めて、ヨーイ、本番!ハイ!ってガチンコが鳴るのです。
ほんとにこうなんだ。。
2回の本番撮りで、無事終了。

たったこれだけの撮影のために、わざわざこれだけの準備をするのだから、ほんとに力はいってるドラマなんだなあって思いました。
スタッフの皆さんも、和気あいあいとしていて、いい作品をつくる!っていう情熱をすごく感じました。
これは絶対いいドラマになりますよ!

たけしさんは、京橋のところに電車がさしかかったら、首を後ろに向けてずうっと川を眺められていました。
合計で30分は、たけしさんの隣に座って電車に揺られてたでしょうか。

途中で、あ、なんか「菊次郎の夏」みたい。。って思って、嬉しかった!
この映画大好きなんです。

たけしさんに、『菊次郎の夏』が大好きなんです!って言いたかった。。っていまだに思います。
つい言えなかった。
教訓:やりたいと思ったことはその時にやっておくべし。

高橋克典さんは、車内の雰囲気がシーンとすると、ずっとたけしさんに話しかけたり、スタッフに話しかけたりして、雰囲気つくりに気を配られていました。
自分が芸能人で、どう見られているかをわかっていて、自分がどうあればまわりが快適なのか常に気を配っている感じでした。
進んで現場のムードつくりにつとめられていて、すごい爽やかな方だなあと思った。
タップをされているそうで、たけしさんにタップの助言をいただいてたりとか。
(たけしさんは、「柔軟性が大事」とおっしゃってました。)

エキストラには、それぞれ文庫本や新聞などの、小道具も用意されています。
新聞はちゃんと昭和32年の日付で、その時代の記事のものが作られていたのにはびっくり!

高橋さんが、エキストラの方が持たれている新聞を、ちょっと見せてもらって、大ウケされてます。
「シベリア抑留者引揚第一陣」の記事の写真に、スタッフの写真が使われてます。
しかも本人に無断で(笑)。
こういう楽しい小ワザって、現場の雰囲気の良さが伝わってきます。

途中たけしさんが面白い話をされたのですが、たけしさんが口を開くと、スッとみんなの空気が変わって、"傾聴"っていう雰囲気になるのです。
その空気の引き寄せ方が、カリスマ性とか、スター性っていうものなんだろうなあって思いました。
もちろんたけしさんの話芸で車内は爆笑。
私も隣で聞いてて、大爆笑&感無量でした。

新京橋のところのカーブの手前で、突然電車が動かなくなりました。

気づくと、スタッフの方も外に出られていて、近所のお宅の方も一緒に、電車の上を指差して何かしゃべっています。
そして運転手さんが汗だくになってあせっています。
何でも、車両の上のパンタグラフが電線に触ってなくて、電気が届かないので進めないみたいです。
車両が古いのと、機材と人の重みが原因のようです。。

たけしさんが、
「後ろから来たの(電車)に押してもらおう(笑)」
って言われて、みんなで笑っていたところ、ほんとにみんなで降りて押したほうがいいことが判明。
みんな「えー(笑)!!」って大ウケで下車です。

高橋克典さんが、おっしゃ!!って感じで、白いシャツ姿になって颯爽と飛び出していった姿は、「サラリーマン金太郎」そのものでカッコよかった(笑)。

みんなで路面電車に鈴なりになって押したら、動いた!!
電車って人力で動くんですね。。

電線に当たるポイントがあるらしく、そこにパンタグラフのひし形のてっぺんが当たるところまで押すのです。
前に何mか進めて、だめだったので、今度は後ろ。

たけしさんは最初、スタッフの方に引き止められて中にいらっしゃったのですが、電車が止まると途中で降りてきて、後ろに押すときには一緒に押されてました(笑)。

青白い火花が散って、無事電車が動いた!
みんな拍手です(笑)!!
すごい貴重な経験をさせていただきました。
たけしさんや高橋克典さんといっしょに電車を押すなんて経験は、できるもんじゃあありません。
楽しかった。

ハッて気づいたら、沿道の方や車のショールームの方が出てきて、携帯で撮影されてます。
その写真ほしい~!
今回写真撮影も厳禁だったのです。

後で運転手さんが、
「今まででいちばんあせった。」
と汗だくでおっしゃっていたそうです(笑)。

電車が東山について、降りるときに、たけしさんに握手していただきました。
柔らかくて小さな手だった。
お元気で、ってお伝えしたら、ちょっと照れた感じでした。

とても内気でシャイ、不器用というイメージそのままの方でした。
何となく、今小休止の時期にあるのかなあと思いました。
これからどこにいったらいいのか迷っている子供のような雰囲気を感じたからです。

その後2,3日たっても、たけしさんの印象が頭から離れませんでした。
こんなに長い間、他人の心に印象を残せる人、というのがそもそもすごいところなだろうなあ。
うまく言えないけど、ほっておけなくて心配になる感じなのです。

この後、備前で撮影があるのですが、高橋克典さんはここでクランク・アップでした!
スタッフの方々みんなで囲んで花束の贈呈や、高橋さんからもごあいさつがあったりと、ほのぼのとした場面に立ち合わせていただきました。
すごくいい雰囲気の中で撮影されてたドラマなんだなあって思いました。
なんか皆さん家族みたい。

ほんとに貴重な経験をさせていただいて、ありがとうございました!

その後、髪の髷を取っていただいて、着替えて服や小道具類を返却。
助監督さんから、タオルやペンのセットなどの記念品をいただきました♪

外に出たらまだ12時過ぎだったのですが、なんだか一日分働いたような気がしました。
緊張してたんだなあ。。

いよいよの放送、楽しみです♪
ご興味ある方はぜひ見てみてください!
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by songsforthejetset | 2007-11-24 01:30 | 芸術いろいろ | Comments(14)

「いろどり」の上勝町へ ⑥いろどり農家訪問編

c0089310_1022026.jpgひだまりのショップを後にして、いよいよいろどりの生産農家さんのお家へ。
お天気も晴れてきて、山の緑がきれいです。

この上勝町、町のほとんどが山というだけあって、どこに行くにも細い山道をくねくねとアップダウンを繰り返しながら移動するのです。


まるでジェットコースター(といったら大げさだけど。。)のコースを走っているみたい。

そういえば、上勝町に滞在中1台も自転車を見なかった!
この環境ではチャリは無理だ。。

車に乗って、菖蒲さんのお宅へ。
こちらのお宅は、いろどりの取材記事でよく紹介されています。
昨日はダレンさんはじめマイクロソフトの皆さんもいらっしゃったそうです。

c0089310_1033937.jpg菖蒲さん宅の取材記事で、よく登場する柿の木です。

奥様の増喜子さんは、毎年秋になったら、柿の木の落ち葉を毎日掃除しないといけないのが嫌で嫌でしょうがなかったのだそうですが、いろどりを始めてからは、文字通り「金のなる木」に変わったそうです。

あの柿の木ってこれか~!って感動。


c0089310_1051020.jpg お伺いした際も、ご夫婦で仲良く作業をされているところでした。


c0089310_1054846.jpg真紀子さんは、南天の葉を切り揃え中。


c0089310_1062048.jpgご主人の清さんは紅葉した柿の葉をパック詰め中です。

清さんの前にあるのが、高齢者用に開発された、トラックボールで操作できるパソコンです。
高齢者にはマウスの操作が難しいのだそうですが、トラックボールをマウスのかわりに使うことで、操作しやすくなっています。

テレビのように電源を入れたら自動的に、いろどり本社が発信する情報HPが立ち上がるようになっているのだそうです。
また、画面も高齢者に見やすいはっきりとした色合いと大きな文字を使うなど、さまざまな工夫がされています。

生産農家の方は、いろどり本社から発信される、毎日の市場の動向や出荷の指示をこのパソコンで確認して、出荷します。
あと、自分の納めた品物がどの市場でいくらで売れて、自分の売上がいくらになったか、自分の売上順位が生産農家の中で何位かがわかるようにもなっています。
個人事業者の生産農家が、情報を得ることのできる「窓」になっています。

また、全国の市場から寄せられる特別注文は、日本発の「防災無線を利用したFAXシステム」を使って、農協から午前11時までに全生産農家に一斉送信されます。
その注文を誰が取るのかは早い者勝ちなので、皆さん携帯のリダイヤルを駆使して、農協に電話を入れるそうです。
「アイドルのコンサートのチケットを取る女子高生といっしょ。」
って、横石さんも講演で言われていました(笑)。

防災無線FAX、高齢者用パソコン環境開発も含めた、この「彩」情報ネットワークシステムをつくったのは、徳島の宝城通信という会社です。
ジャストシステムも徳島だし、徳島ってIT先進県なんでしょうか。。

お二人は、11時までに(この時10時過ぎ)商品を農協に持っていかないと、その後の歯医者さんの予約に遅れてしまうので急がれているのでした。
それは大変!!
上野さんといっしょに、パックに「彩」の三角シールを貼るのをお手伝いさせていただきました。

いろどりに参加してる私。
うれすぃ~。。

南天の葉も柿の葉も、乾かないよう水をふくませてあります。
青々としていて、とてもきれい。
規格がきれいに揃っていて、ただの「山の葉っぱ」とはまったく違うことが、はっきりわかります。
まだ暖かかった10月初めのこの時期に、紅葉した柿の葉を出荷できるのも、上勝の自然を熟知している生産農家さんが、日照などを考慮して意図的に「栽培」しているからです。

c0089310_1081850.jpg菖蒲さんの庭先にある見事な松の葉っぱ。
これも商品なのだそうです。
こんなに髪の毛みたいに豊かに波打ってる松葉って、はじめて見ました。


c0089310_1091567.jpgもみじには、普通の青もみじと、一年中赤い血汐もみじがあるのだそうです。
だから、赤いもみじにも「紅葉した青もみじ」の赤と血汐もみじの赤、2種類があります。
きれいに真っ赤な血汐もみじと上野さん。

菖蒲さんのお宅をおいとまして、また上野さんの車に乗せていただきました。
すごく狭い道を、上手に切り返して方向転換です。すごい!!

上野さんは、東京生まれの東京育ち。
ずっと農業に興味があって、大学生の時に1年間、上勝町での農業体験をしたのがきっかけで、卒業後にIターンしてこられたそうです。


上勝での生活がほんとに大好きなのだそうで、自分の「出番」をみつけた人のキラキラした感じがとっても伝わってきました。
地元の有志でバンドを組んで、お祭りの時に歌ったりもされているそうです。
                → ブログの女王Oさんの国民文化祭打ち上げ記事へ♪

車で走っている途中、上野さんが、
「船を見ていただきたいんです。」
って言われたので、船?!ってびっくり。。
ここは山の中なのになぜ船が?と思いつつ、何があるのか楽しみで連れて行っていただくことに。

途中、新しく建てられたマンションを通り過ぎました。
Iターンの方たち用に、町が新しく作ったっていう建物ってこれなんだ!って感動。
しかもなんだかオサレーなバウハウス風。
こんなのがちゃんと完備されていたら、Iターンで住みたいって思う方も安心だなあ。。

山の中を進んでいくと、目の前に船の上の部分が見えてきます。

c0089310_10101684.jpgでかっっ!!
ノアの箱舟みたい。

今度の国民文化祭のために作られている、アーティストの日比野克彦さんの作品「射手座造船所」です。
日比野さんのアイデアのもとに、上勝町の有志で製作したのだとか。
すご~い!!

昨日は糸井重里さんで今日は日比野克彦さん。
なんだか80年代カルチャーを感じます。。

上野さんに案内していただいて、船上へ。
この時は入れなかったけど、中に実際に人が入ったり、登ったりできます。
今はまだ作っている最中だけど、国民文化祭のときには、お店にして中で飲食できるようにと考えられているそうです。
楽しそうですね~♪

c0089310_10113858.jpg船首からは上勝の山々が見渡せます。
すごい高い。
ここでタイタニックやるのはかなり命がけです。


c0089310_101274.jpg船の横に植えられているアサガオは、日比野克彦さんの「明後日朝顔プロジェクト」の一環です。
朝顔を繰り返しいろいろな地域で育てることによって、人と人、地域と人との連携を深めるプロジェクトなのだそうです。
きっと風が強い日には、波みたいに見えるでしょうね。

左側のは、「見張り台」。
簡易トイレが目立つので、地元の方が植物でカモフラージュしてくださったのを、日比野さんがアイデアをふくらませて考えられたのだそうです。

地元の方たちで、休日にこつこつと作業をされて製作されたそうですが、すごい完成度!!
このまま船出できそう。

作業場には電気も引いてあって、冷蔵庫も完備(笑)。
なんだか和気あいあいと作業を進める皆さんの姿が目に見えるようでした。

c0089310_1016392.jpgその後JA徳島東上勝支所へ。
商品はここで箱詰めされ、専用輸送トラック「彩」号で運ばれ、夕方には徳島空港から全国へ出荷されます。


c0089310_10172797.jpg続々といろどり農家の方たちが、出荷にやってこられます。


出荷を待ついろどりの葉っぱたち。


c0089310_10182286.jpgc0089310_10192538.jpg

紅葉した柿の葉っぱと青い柿の葉っぱ


c0089310_10195498.jpgc0089310_10202016.jpg

普通のいちょうと紅葉したいちょう


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血汐もみじと紅葉したもみじ

c0089310_10282418.jpgc0089310_10221147.jpg

松葉と南天

いろどりは、料亭にむけて、葉っぱの使い方の情報発信も行っています。
自分が生かせる「場所」を、自らつくりだしているのです。

パックの下に敷いてあるスポンジのブルーは、いろどりの商品開発時に、商品が一番綺麗に見えるということでこの色になったそうです。
最初見たときには、コントラストが強い気がしましたが、でもどの葉っぱも綺麗に見えるのです。
考えてみたら、この青って空の色と同じ色なのです。
葉っぱも花も、青空をバックにするのがいちばん綺麗に見えますものね。
よく考えられてるなあ。。

c0089310_102923100.jpgその後、月ヶ谷温泉に荷物をピックアップしに行って、上野さんと いっきゅう茶屋でお昼ごはん。
こちらはプチ道の駅みたいな感じで、お野菜や特産品を売られていたり、お食事ができたりするところです。
平日なのに、人がいっぱいですごくにぎわってました!


c0089310_10575964.jpg窓からの眺めは絶景!下にダム湖が見えるそうです。


上野さんとお話していて、すごく純粋で、素朴で、静謐な、私が大好きなフラ・アンジェリコの「受胎告知」みたいな印象を受けました。
人と人が話をするときって、「自分の中にある相手と同じ部分」でつながって話をしているんじゃないかと思うのですが、なんだか自分の中にある、いちばんきれいな気持ちが出てきたみたいに思いました。

Iターンでやってこられているほかの方にお会いしても思ったけど、ほんとにすごい人材を、上勝町は、いろどりは、横石さんは引き寄せています。
きっとそれぞれの中にある、同じ部分が引き寄せあっているのだと思う。
そういった方たちが集まってくる限り、上勝町は今後もきっと発展していくと思います。

c0089310_1030458.jpg上野さんとお別れして、バスの時間を待っている間、販売コーナーでお買い物♪
見るからに美味しそうな、地元の方が作られたいちごジャムを買いました。
容器が密封ではなかったので、持って帰るのがちょっと心配なことをお伝えしたら、ビニールとテープでものすごく厳重に包装してくださいました。
おかげで岡山に帰ってもまったくこぼれてませんでした。
ありがとうございました!

バスは停留所がないので、やってくる時間の頃に道で待っていて、停まってもらうのです。
私が車線を間違えて待ってたので、先ほどの売店の方がわざわざ伝えに出てきてくださいました。
重ね重ねありがとうございます!

やってきたバスは、行きと同じ美人の運転手さんでした。
途中から乗ってこられたおばあちゃんが、バスを降りる際のお友達へのあいさつに、
「ゆるゆると。」
って言われていたのがすごい印象的でした。
ゆっくり無理せずいきましょう、って感じでしょうか。
ステキな言葉ですね。

c0089310_10312751.jpg最後降りる際に、ブログにのせるので写真を撮らせていただいてよいですか?
ってお伺いして一枚。
美人でしょ??

町営バスを降りた時点で、俗世間に帰ってきたなあって感じがすごくしました(笑)。
なんだかさみしい。。


そんな気分を吹きとばしてくれたのが、徳島駅に向かうバスの車窓から見えた「徳島クワガタセンター」というお店。
クワガタセンターって。

c0089310_1053725.jpg駅前には「前田兄弟」っていう肉屋さんも。


c0089310_10535056.jpg横断歩道が道いっぱいなのは一体。。
旅って楽しいわ。


c0089310_10551622.jpg研究室の先生おすすめのお菓子「小男鹿(さおしかと読みます。ほんとにおいしい!)」を買って、岡山行きの特急へ。
帰りは直行でラクラク~♪


上勝でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!

ほんの一瞬お会いしただけなのに、私を覚えててくださって、上勝でもいろいろと便宜を図ってくださった横石さん、お忙しい作業中にお邪魔させてくださった菖蒲さん、半日かけて案内してくださった上野さん、ひだまりの皆さん、お会いした方々、お世話になりました。ありがとうございました!
ブログの女王Nさん、博多の元気な女社長Oさん、インコアのFさんご夫妻、楽しい時間をご一緒させていただいて、ありがとうございました!
そして上勝行きのそもそものきっかけになった、横石さんの講演に誘ってくださったけーちゃん。いつもありがとう!

人と人との縁って、ほんとに不思議なものですね。
どこでつながるのかわからないけれど、自分にこんな素敵な出会いをもたらしてくれた縁を大事にして、自分もまたほかの人のための縁をつなげることができたら嬉しいです。
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by songsforthejetset | 2007-11-23 11:25 | | Comments(4)

「いろどり」の上勝町へ ⑤リサイクルくるくる編2

c0089310_23205839.jpgごみステーション+くるくるショップのお隣には、手作りの商品を販売するショップ「ひだまり」があります。

明日の上勝をしょって立つ若手3人娘です。
上野さんと、ひだまりのスタッフの方たちです。
みんな仲良しな感じで、さわやかでした。


楽しくお話をお伺いさせていただいて、ありがとうございました!

いちばん右が、上勝町のリサイクル活動を行っているNPO法人「ゼロ・ウェイスト・アカデミー」事務局長の松岡夏子さんです。

兵庫県出身の松岡さんは、大学生のときに環境問題を学ぶためにデンマークへ留学し、帰国後上勝町へ移り住み、このNPOを立ち上げたのだそうです。
まだほんとにお若いのですが、ごみステーション、くるくるショップ、ひだまりなどのゼロ・ウェイスト・アカデミーが行っているリサイクル活動の中心をになっています。
すごくしっかりした、カッコいい方でした!

「ひだまり」は上勝町介護予防活動センターの愛称です。ゼロ・ウェイスト・アカデミーが指定管理者として管理・運営を行っている建物になります。
 パソコン教室や、陶芸教室を開催するほか、福祉と結びついたゼロ・ウェイスト実践の場として、日比ヶ谷ゴミステーションやひだまりに持ち込まれた不要の布やこいのぼり、またお布団を打ち直した綿などを活用して、町内の高齢者がオリジナルのリメイク品を作成、販売を行っています。(HPより抜粋)


さすが元気なお年寄りが増えて、老人ホームが閉鎖になった上勝町です。。
いろどり以外でもこういった取り組みがなされていたのでした。

そしてびっくりなのが、店内がポップで明るいこと!
いわゆる「お年寄りが作った手芸品のお店」とは、だいぶ雰囲気が違っています。

商品の魅力ももちろんですが、ディスプレイも工夫してあって、とても素敵でした。
若い人たちの感覚が、商品開発(?)や、いろいろな細かい部分に生かされているのが、すごく新鮮でした。

c0089310_23214423.jpg鯉のぼりの金太郎の柄がなんと立体に(笑)。
すごいインパクトの金太郎抱き枕です。
その後、お店のディスプレイ用に、めでたくお婿入りしたそうです。


c0089310_2322358.jpg鯉のぼり柄ミニボストン。
ポップです。

c0089310_23263829.jpg私もこのきんちゃく、ひとめ惚れで買っちゃいました。
たぶん目のところですね(笑)。

鯉のぼり柄は定番のようで、他のデザインも超かわいいんです!!
→ 鯉のぼりリメイク商品いろいろ


c0089310_2323186.jpgこれかわいい!花柄のは、キャスキッドソンのポーチですか??
って思っていたら、なんとどっちも「ふんどし」でした。。
意外と人気沸騰なんだそうです。


c0089310_23234553.jpg上勝町の方が作られた作品やリサイクル品が並んでいる棚。
なんかかわいいです。。
松岡さんがデンマークに行かれていたせいもあるのか、全体的に北欧テイストな感じがしました。

c0089310_2325386.jpgこれはご近所のおじいちゃんが作られている木の細工の飾りだそうなんですが、ステキでしょ?!
うちの壁にピンでとめて、壁飾りにしています。
おみやげにも好評でした♪


こうした一連の上勝町のリサイクルへの取り組みを見て感じたのは、「出番をつくる」ことの大切さでした。

リサイクルに持ってこられるごみたちも、出番をつくってあげればまた再利用できる。
間伐材や曲がった木、ダムの流木も、出番をつくるから役に立つ。
お年寄りたちの技術や経験も、出番を作ったら光ってくる。
熱意のある若い人に、出番を作ってあげれば、いきいきと働くことができる。

適材適所というように、その人や物にぴったりな、「個人のフィールド」を発見することができれば、毎日の生活がより美しいものになるんだなあって思いました。

考えてみたら、「ごみ」という名前がついているものってないのです。
ごみは、「持っている人にとって、価値を失っているもの」のことなので、もしかしたら他の人には役に立つものかもしれない。

「捨てる」という考えではなくて、「それをより生かせる場所を探す」という考え方が大切なんだって、しみじみ思ったのでした。
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by songsforthejetset | 2007-11-20 00:12 | | Comments(4)

「いろどり」の上勝町へ ⑤リサイクルくるくる編1

朝起きて、雨が降っていなかったので一安心。
旅行で雨が降ってると悲しいものね。
とりあえず温泉で一風呂浴びて(極楽。。)、Oさんと朝ごはん。

c0089310_23294570.jpg朝から豪華です。
旅館の朝ごはんって、なんでこんなにおいしいんでしょうか。
お豆腐のほう葉焼きなんて、朝から贅沢な気分です。
ぜんぶ美味しかった!

Oさんは今朝徳島に行く横石さんの車に便乗させていただいて帰るので、ここでお別れです。
お二人をお見送りです。
せっかく仲良くなったOさんとお別れするのはなんだかさみしい。。

そう思っていたら、別れ際に、
「ネットでつながってるから!」
って言って笑顔で手を振ってくれたOさんの言葉が印象的でした。

ほんと今の時代は、本当なら会えるはずのない人とでも、ネットでつながれるんだものね。
そう思うとうれしい。

c0089310_2343196.jpgその後ちょっと周辺をお散歩。

温泉の近くのお家の石垣です。
こういうのって人工的に作れない、自然の妙というか、美しさですね。
ほんとに綺麗だった。
きっと毎日見ていたら気づかないけれど、よその人にはわかる「うちとこの価値」っていうのは、こういうことを言うんだろうなって思いました。


c0089310_23433824.jpg朝もや。


c0089310_23463137.jpg椿の花と苔のついた木が、日本画みたい。
こういう風情って、年月にしかつくれないから美しいですね。
絵に描きたいくらい。


c0089310_23494751.jpg上勝町は、北海道の美瑛町や岐阜の白川村とともに、「日本で最も美しい村」連合に加入しています。
"失ったら二度と取り戻せない、日本の農山村の景観や環境・文化を守る活動"をしているNPO法人なのだそうです。
パンフレットの絵がかわいいです。

置いてある葉っぱは、昨日のITトークショーで参加者に配られたものです。
裏がシールになっていて、胸に貼れるようになっています。
赤い羽根募金の羽根は、中国から買っているものなので、それより地域の葉っぱを胸につけたほうがよっぽどいいと、横石さんが考案された「葉っぱシール」なのです。
これはヤマモモの葉っぱです。

c0089310_065418.jpgチェックアウトをすませて、4階のいろどりオフィスへ。
今日はこちらの上野さんに、上勝町を案内していただけるそうなのです。
お忙しいところ申し訳ありません。。

上野さんは、昨日のITトークショーの際にもナレーションで活躍されていた、しっかりしていながらとっても可愛いお嬢さんなのです。
こんな可愛い人と一緒にいたら、なんか私まで若返りそうな気がしてかなり嬉しい(笑)。
上野さんの車に乗せていただいて、まずはごみステーションへ。

上勝町は、2020年までにごみをゼロにするという「ゼロ・ウェイスト宣言」のもとに、さまざまな活動に取り組んでいるのです。

c0089310_0352087.jpgそのため、ごみの分別は全国最多の34分別!

町の方たちは、ごみを自分でごみステーションに持ってきて、各種類ごとに分別します。


c0089310_0361782.jpgそれぞれの分別の入れ物には、これをリサイクルしたらこうなります、という理由が書いてあって、納得しながら捨てられるシステムになっています。


c0089310_0385763.jpgトイレットペーパーやキッチンペーパーの芯は柔らかいのですが、ラップの芯は糊をたくさん使っていて固いので、別々に分けています。

新聞紙や雑誌をしばる紐も、ビニールではなく「紙テープちゃん」というリサイクル処理がしやすい紙製のテープが使われています。

ほんとに細かく分けられているので、
"お店で買う時の反対に、戻している"感じです。

上野さんによると、買うときもすごく考えて物を買うようになったそうで、それも納得できる徹底したリサイクルの取り組みです。

c0089310_0481638.jpgそして併設されている、「くるくるショップ」

こちらには、上勝町の方が持ち込まれたいらないものが展示されてあり、なんでも自由に持って帰れるのです。

c0089310_10715.jpg持ち込みは町民の方のみですが、持って帰るのは誰でもOKです。
新しく商品が入荷したら、「徳島県上勝町くるくるブログ」で発表されます。

上勝町にIターンでやってこられた上野さんも、このくるくるショップがあって、ほんとに助かったそうです。
これほんとにいいシステムだと思いました!

c0089310_124024.jpg持って帰りたい物があったら、はかりで重さを量って、リストに記入するだけなのです。


c0089310_142842.jpg私もこのお皿をいただきました♪
橋の絵があまりにかわいかったので。。
今うちでスタンドに立てて飾っています。


c0089310_2114251.jpgごみステーションは、木材置き場の一角にあります。
上勝町は、間伐材などを燃料として使う「木質バイオマス」の取り組みでも注目されています。

私が泊まった月ヶ谷温泉でも、温泉のお湯は、木を燃料として使うチップボイラーで沸かされていました。
町の方が木を処理施設に持ち込むと、1kgで1円のポイントがたまり、町内のお店や温泉で利用できるのだそうです。
使われる木は、間伐材、曲がっていて材木として使えない木、ダムの流木などだそうです。

また、中学校では暖房に薪ストーブを使うなどといった取り組みもされています。
薪ストーブ、いいですね(*^^*)。

いろどりも、地域の資源を見直すというところから始まっているプロジェクトですが、その地域の環境を守るための活動が、町全体に広がっているところがすばらしいなと思いました。

地域にある資源を有効に活用しようという考え方は、その地域を大切にしようという思いを、たくさんの人にもたらすのだなあって実感したのでした。
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by songsforthejetset | 2007-11-19 23:18 | | Comments(0)

本当に大切なこと

約一年ぶりに風邪を引きました。
普段周りが風邪っぴきでもピンピンしているのに、今回はころっといかれました。

個展の開催がきまった5月から、まるでベートーベンの第九の最後の部分をバイオリンでずっと弾いているみたいな日々が続いています。(わかりにくい例えですみません。でもこれがいちばんぴったりだ。。)
だからこの辺でちょっと一休みしなさいってことなのかも。

って休んでいる暇はないのですが。。

普段病気をまったくしないので、体が弱ると、寿命がある身体っていうものに入っている自分の不自由さを、とたんに意識します。
普段考えないことについても、いろいろ考えます。

これから私が人生で追いかけていくものって、何だろう?
どんなことが自分にとって大切なのか?
自分が送りたい人生って?

自分がいちばん心を惹かれるものって?

満たされない願い、果たされなかった希望、ずっと抱いていた夢。
そういったものがかなったときの、輝くような感動が、私がいちばん心を惹かれるものです。
昔からそう。
悲しい映画で周り中が泣いていても、私は泣けないけど、嬉しい場面ではやたらと泣いています。

初めて泣いた映画は、子供の頃に見た『レイズ・ザ・タイタニック』。
タイタニックを引き揚げる映画なんですが、タイタニックが浮上してくる場面で大泣きしました。
もちろん普通は泣ける場面ではないのですが。。
横にいた父親がびっくりしてましたが、私もなんで泣けるのかよくわからなかった。
ただ、タイタニックがやっと上がってこられたのが、とってもうれしかった。
『太陽の帝国』でも、主人公の少年が憧れの零戦のパイロットに出会うシーンで大泣きしました。

満たされなかった願いがかなうときの瞬間って、新しい人生の始まりではないかと思うのです。

そういうことを考えたら、私のテーマは「再生」にあるのかもしれないって、最近思います。
自分が何で「再生」と言うテーマに惹かれるのかは、よくわかりません。
子供の頃から、与えられなくて我慢したことが多かったからかも。

考えてみたら、いろどりも「再生」です。
好きなものの中には、必ず「自分のかけら」が入っています。

好きなものの中にある、自分のかけらを探して歩く旅が、人生なのだと思います。
そのかけらを集めて、ジグソーパズルのように組み合わせて、自分という作品を完成させていくのだと思います。

どんな絵がジグソーパズルに描かれているのかは、私たちにはわかりません。
できあがっていくにつれ、そこに何が描かれているのかが見えてきます。
主題がわかったとき、自分の人生の方向性もわかって、これからどう生きていこうかという方向性が決まるのだと思います。

わかりやすい絵が描かれていたら、主題がわかるのも早いかもしれないけれど、ジグソーパズルの一片を見ても大抵どこのどの部分なのかわからないように、複雑な絵になればなるほど、主題が見えてくるのは遅くなるんだと思います。

これは海?
これは髪の毛?
これは葉っぱみたいだからどこか下のほうにはまるはず。

自分が手に入れたピースを、どこにはまるのか、何に使うのか、間違いながら、迷いながら、みんな組み立てているのだと思います。

私もいっぱいピースを集めました。
手に入れたときには、それが何なのか、どこに使われるのかわからなかったけど、今はそれが全部見事に組み合わさっているのがはっきりわかります。
それがわかるようになるまで、私には今までの時間と経験が必要だったんだなあって思います。

主題がわかれば、これからどんなピースを集めていけばいいのかがわかるようになるし、いらないピースを捨てることも、こわくなくなります。

みんな、自分のピースを集める、旅の途上なのだと思います。

何を集めるかは人それぞれだけど、私が集めているのは「人の心の中のきれいな気持ち」なのだと思います。
そして、描かれているテーマには「再生」が入っているのだと思う。
まだ全貌はつかめません。。

アクセサリー制作でも、いちばん嬉しいのは、つけてくださった方が綺麗になって、その瞬間の輝く光を見ることです。
それが嬉しくて、つくっています。
その輝きも、小さな再生といえるのかもしれません。

落ち込んでいた人を、すこし元気にしてあげられたとき。
他の人が喜ぶことをしてあげられたとき。
くすんでいたものを輝かせることができたとき。
ずっと夢にみていたことを、かなえるお手伝いができたとき。

そういったものが、私が触れていていちばん嬉しいものです。
きっとこれからも、そういったものを集めていくのだと思います。

ご高齢でなくなった方の話をするときに、「ああ、じゃあもう充分長生きされましたね」と言う意味の言葉を聞くことがあるけれど、わたしはその人が「もうこれでいい」と思って終わる人生は無いと思います。

描き続けようと思ったら、いつまででも描き続けられる油絵のように、人生のジグソーパズルにも「これで終わり」ということはない気がします。
他の人から見たら、完全に出来上がっているようでも、きっと本人にはまだまだ手の入れどころが残っていて、まだまだ手に入れたいピースがいっぱいあるのではないでしょうか。

私たちは、それぞれの人生がいつ終わるのか、誰も知りません。
それは50年後かもしれないし、10分後かもしれない。
不慮の事故で命を落とされた方は、その前にとった食事が、自分の人生最後の食事だとは、思いもしていなかったはずです。

どんなときにも最後があります。

最後の食事
最後の音楽
最後の旅行
最後の本

最後のおはよう
最後のさよなら
最後の微笑み
最後の温もり

最後に感じる風
最後に見る光
最後に触れる手
最後に瞳に映るもの

その時には最後だと気づかないかもしれないけれど。

普通に生きていたら、死を意識することなんて無いけれど、限りある命には、いつか必ず終わりがやってきます。
それもしかしたら突然に。
真っ暗な死を意識してはじめて、生の輝く光が見えてきます。

私たちができることは「もしかしたら明日は無いかもしれない」と思って、一日一日を精一杯生きていくことくらいなのだと思います。
だけどそうやって、人は充実した人生に近づいていくものなのだと思います。

一枚の絵について、名画だと言われたり、上手だと言われたり下手だと言われたり、いろんな人がいろんな評価をするものです。
だけど、その絵の本当の価値をいちばんわかっているのは、描いた本人です。
どれだけ大変だったか、どんなに工夫をしたか、どれほどの気持ちをこめたかは、作者にしかわかりません。

人生の最後に、自分があつめたピースで、自分が納得して感動できるような絵が描かれていることを願って、毎日の旅を続けて行きたいです。
しょっちゅう脱線して、スムースにもかっこよくもいかない旅だけど、自分にとって「本当に大切なこと」は何なのかを探しながら。

これは、私がよく拝見している西條剛央さんのブログに載せられていた詩の映像です。
すごくいい詩なので、ぜひご覧ください。

「最後だとわかっていたなら」(“If I knew it would be the last time”)

映像を見られない方のために、下に詩を載せておきます。

この写真は、pieni学園祭の講師アンケートの「あなたの一番好きな場所は?」で答えたところです。
旭川のほとり、岡山城をぐるっとまわっている遊歩道です。
きれいでしょ?
ずっと舗装されませんように。

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■最後だとわかっていたなら■

ローラ ホートン

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも明日は やってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがったことも
やり直す機会が いつでも与えられている

「あなたを愛してる」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

(訳:佐川 睦)
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by songsforthejetset | 2007-11-10 12:02 | つれづれ | Comments(6)

「いろどり」の上勝町へ ④温泉満喫&いろどり訪問編

トークショーの後、仲良くなった3人で月ヶ谷温泉・月の宿1階のお食事処で、参加者にふるまわれたコーヒーとゆこうゼリーをいただきました。

上勝のブログの女王・Nさんは、これからお子さんのお迎えがあったりと、とっても忙しそうでした。
Nさんはご主人のたっての希望で、上勝町にIターンで移り住まれたのですが、Nさんご本人は最初ものすごく抵抗があったそうです。
何しろ唯一のコンビニまで車で15分という、街中で育った方なら、住むのにはかなり抵抗があるだろうと思われる場所です。
でも、移り住んでから、生活費が安く、環境もよく、ご近所との連携もとれている上勝町がほんとに大好きになられたそうです。
子育てもとってもしやすいそうです。

そしてその楽しい毎日の様子を綴ったブログは、いまや四国ブログランキングの常に上位にあります!

「こんな田舎は嫌だ」という思いで毎日を過ごすのではなくて、一見不利になったように見える自分の状況を、楽しんで利用することで、ブレイクスルーしたんですね。
すごい素敵です。

Nさん、博多のOさんと3人でワイワイ。
さっき会ったばっかりなのに、なにかもう通じるものを感じます~。
横石さんに、3人とも似てるって言われたのはこういうことなのかな??

ビジョンが同じ方向を向いている方とお話しするのって、こんなに流れがよくって快適なんだって思いました。
ひっかかりがなくとうとうと流れていく会話って、すごく気持ちいいです。

お子さんのお迎えがあるNさんを見送って、食事の前に温泉に入るというOさんと、フロントの方のご案内で客室へ。
私は3階でした。

建物が広くてきれいなのでびっくりしました!
なんでも3年ほど前に建て替えられたとか。
いろどりで視察のお客さんが増えたからでしょうか。。
何しろ人口2000人の上勝町に訪れる視察者は、年間4000人!
温泉もあるし、受け入れ態勢もバッチリです。

廊下にいろいろな柄の浴衣が、きれいに並べて置いてありました。
好きな浴衣を選べるそうです。
こういうサービスって、女の子には嬉しいですね♪

c0089310_757759.jpg私の客室は、ダブルの洋室でした。
1人で泊まって、宿泊料金は一泊2食付で¥11000だったので、とってもお得だと思います。
なにもかも全部が新しくて、気持ちよく過ごせました。


c0089310_6371640.jpgベランダのすぐ下を、勝浦川の清流が流れていて、気持ちいいです。
すこし下流には、アユの釣り場があります。
聴こえてくるのは、川のせせらぎの音と、虫の声だけ。
ゆっくりされたい方にはほんとにおすすめです。

お部屋に用意してくださっているのは、上勝町特産の阿波番茶
独特の風味がある、醗酵したお茶です。
お茶とお菓子で一服。

ほっとします~。


c0089310_531308.jpgお部屋のお風呂も、一般家庭並みの大きさで感動。

洗面所にはこちらの宿で手作りされた、オリーブ油100%のせっけんがおいてありました。
せっけん好きの私にはかなりツボです。。

しかも持ち帰れるように、ビニールの袋と包装用の糸が置いてあって、すごくうれしかった。


c0089310_5321291.jpgまた、お部屋に備え付けの歯ブラシ・ブラシ・シャワーキャップのセットを使わずに、清算時にフロントに返すと、この手作りせっけんがもう一個いただけるといううれしいしくみになっています。

これすごくいいアイデアですね!

帰ってからずっと洗顔に使っていますが(なかなか減らないのが嬉しい)、洗い心地がしっとりして、肌にすごくいい感じです。

浴衣に着替えて大浴場へ。
男湯か女湯かいまいちはっきりわからなかったので(←危険です)、ちょっとヒヤヒヤしながら扉を開けたら、Oさんが満面の笑顔で泳いでいるところでした。

・・・女湯でよかった。

いやはやいい湯だよ~。。
って温泉満喫です。
温泉大好き♪

c0089310_5331298.jpg大浴場に行く途中には、中野晃治さんというフォトグラファーの方が上勝を撮った作品が展示してあって、それがまたすごくいい写真ばっかりでした!

今回時間がなくて行けなかったけど、巨木がある森にも行ってみたかったなあ。。


c0089310_534049.jpgこの「じょうろと眠る子犬」に萌え~。。で何枚も写真撮ってしまいました(笑)。


温泉に入った後は、1階のさっきお茶した場所でお食事。
ブログの女王・Nさんによれば、上勝町の皆さんは、夜に外食される時や飲みの際にはここにいらっしゃるそうです。
それとおぼしき親子連れが、向こうでお食事中。
ほのぼのしています。

c0089310_5345263.jpg山桃ワインからはじまる私のお食事は、山の幸・海の幸を使って、とっても豪華でした!
きちんとつくられたお料理は、どれも美味しかった。

あとやっぱり川魚のアメゴがおいしいです~♪


c0089310_5355843.jpgこれはOさんが頼んだ「椎茸御膳」。
焼き物も天ぷらも土瓶蒸しもぜんぶしいたけ。
しいたけマニアにはこたえられません。

向こうに写っているのは、ブログの写真を激写中のOさんです(笑)。

Oさんとお話していて、私よりもすごく年下なのに、しっかりしていてすごいなあって思った。
やっぱり経営者っていうのは、こうでなくっちゃいけないんだわ!!って感心しました。
自分の力量と才覚で道を切り開いていく、たくましさをすごく感じました。
アクティブ&ポジティブな女性はいいね~♪

おみやげコーナーをチェックチェック。
お菓子や、すだちのお酢や飲み物、お茶、お酒などが多かったでしょうか。
「いろどり」が商品になっているものを探したら、「彩んく」という柑橘類のジュースがありました。
それもおいしそうだけど、何かお菓子があったらいいのにな~って思いました。

「あのおばあちゃんたちが葉っぱを売ってるとこに行ってきたの~!」
って友達に配れる、500円・1000円・2000円くらいの「いろどり」な物やお菓子があったら、すごく喜ばれそうです。

私は月ヶ谷温泉のお煎餅と、阿波番茶を買いました☆

その後Oさんと別れて、自分の部屋へ。
お茶など飲みながら、TVの「ビューティー・コロシアム」を見てウルウルしていたら、横石さんから内線で電話!
株式会社いろどりはこの月の宿の4階にあるのです。

まだみんないるから、上がっておいで!との嬉しいお誘いで、さっそく4階へ。
おおっとここがいろどり本社か~!!

元は農協の中にあったいろどりは、今はこの月ヶ谷温泉の中に移転しています。
たまたまちょうどいいスペースがあったそうで、お部屋も広くて、天井にはキレイな照明もついています。
皆さん今日のトークショーの残務で、まだ忙しそうになさっていました。
そんなところにお邪魔して、なんだか緊張。。

トークショーの司会をなさった立木さとみさんもいらっしゃいます。
やっぱり間近でみてもすごい綺麗な方だわ~。。って感動。
第一線で活躍なさってる方って、やっぱり普段の何気ない所作も素敵です。

糸井重里さんに、移動中の車内で飲んでいただくためにと立木さんが用意なさった、徳島のカフェ・ケストナーというお店のコーヒーを、私と博多のOさんに入れてくださいました。
豆を手で選別している、こだわりのコーヒー店なのだそうです。
すっきりとした味で、とても美味しかった。
また徳島に行く際にはお店に行ってみたいです。

このお店のHPから、作家のエーリッヒ・ケストナーはドイツのドレスデンの出身なんだって知りました。
ドレスデンは私の大好きな街です。
子供の頃から好きだったケストナーが、自分が訪れて好きになった街の出身だって知ると、なんだかもっと身近に感じられます。
また読んでみようっと。

皆さんいまだお忙しそうになさっているのに、私やOさんの相手をしてくださいました。
ほんと恐縮です。。
いろどりを紹介するビデオを見せていただいたのですが、今その現場で見せていただいていると思うと、感動はひとしおでした。

横石さんにお願いして、明日はいろどり農家さんを見学させていただけることになりました!
めっちゃ楽しみです!!


c0089310_610251.jpgまだお忙しくお仕事をされている横石さんの机です。

手にされているのは、いろどり農家さんに毎日送る、横石さん手書きのイラスト入りのメッセージFAXです。

出荷のアドバイスと、「いけいけ~」とはっぱをかける(笑)内容になっています。

それを受け取った農家の方が、そこで気分を新たにしてがんばるという、いろどりの重要な「しくみ」のひとつなのです。

横石さんの息子さんが、トークショーのお手伝いに帰省されていて、すごく素直で礼儀正しいお子さんでした。
お話していて楽しかった。
お二人とも、欧米の方並みに色が白いのです。
私も白いって言われますが、すごい透明感ある白さです。

横石さんは、以前からテレビや雑誌でお姿を拝見するたびに、ビジュアルのいい方だなあって思ってました。
私の印象では、銀行の頭取みたい。
お医者さんみたいとも言われることがあるそうです。
授賞式やテレビなど、どんな場に出られていても、しっくり馴染んで立派にみえるのです。

もしも横石さんが、見るからに普通の農家のおじさんみたいだったら、いろどりはこんなにメジャーになっていなかったかもしれません。
どんな場に出ても見劣りがしないということは、紹介する側も安心して紹介できるので、それだけ機会が増えるということです。

実際、トークショーで、マイクロソフトの日本代表と糸井重里さんと並んでも、お話される内容もビジュアルも、まったく引けをとっていませんでした!
それってほんとにすごいことだと思うのです。

そして、実はそのビジュアルのよさには、ちゃんと理由がありました。
横石さんの著書「そうだ、葉っぱを売ろう!」の一部を紹介すると。。

「なにしろ若い時分は、自分で言うのもなんだが、いまとは容貌がぜんっぜん違い、完全に外国人のような顔をしていたのだから。肌の色は白く、髪はフサフサ。鼻筋は高く、彫りの深い切れ長の目、あごがきゅっとしまった細面の顔立ち。一見するとハーフのようだった。」

c0089310_6413329.jpgブライダルショーのモデルをされたり、地元新聞の若者が投稿する紙面に盛んに書かれたり、知らない女の子からチョコレートを渡されるなどしょっちゅうで、部活のキャプテンや自治会長もされていたのだそうです。

これを読んだら、今のビジュアルのよさにも納得です。。

みんなで話しているとき、横石さんに、
「いろどりが成功した理由のひとつに、横石さんのビジュアルがいいことがあると思うんです。」
って言いました。

横石さんの答えは、

「うん。」(←即答)

みんなその断言っぷりに一斉につっこみましたが(笑)、私はやっぱりモテる男は違う!!ってまた納得を新たにしたのでした。。

次の日は、上勝&いろどり農家探訪編です!

pieniの学園祭があったり、12/8から始まる個展の作品制作があったりで、なかなかブログ更新できなくてすみません。
でも「いつも楽しみにしてます!」って言ってくださる方がいらっしゃるのは、ほんとに嬉しいです!
がんばって書きますね☆
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by songsforthejetset | 2007-11-07 06:33 | | Comments(4)

pieni..学園祭はじまりました!

私が月に一回アクセサリー教室をさせていただいている、pieni..ecole+cafeの学園祭が、31日からはじまりました!

展示は、pieniと城下公会堂の2箇所で行われています。(→ 詳細はこちら
私の作品は、城下公会堂に飾らせていただいています。

今回は、コサージュ作家・Akiさんとのコラボレーション!
Maki&Akiで出展です。
タイトルは、"Sleeping Beauty"です。

「眠れる森の美女」っていうフレーズが、最近自分の中で、折に触れなぜかふと出てくるのです。
Akiさんとそのテーマでいこうという話になり、そんな雰囲気でコサージュを作ってくださるようにお願いしました。
そして、できあがった3つのお花たちに、私がアクセサリー部分を制作しました。
すべてのコサージュには、うらにピンがついていますので、ブローチとしてもお使いいただけます。
ネックレス単体でも楽しめます。

c0089310_1542350.jpg"Sleeping Beauty"

淡水パール、チェコビーズ、コサージュ

オーロラ姫をイメージした、清楚な白いチョーカーです。
コサージュをつけて、かわいらしく華やかに。


c0089310_155124.jpgネックレス部分だけでも素敵です。
アシンメトリーで、半透明のチェコビーズがゆれるデザインです。
見る角度によって、印象がまったく違います。


c0089310_1554961.jpgフックの留め位置によって、普通の長さのネックレスにもなるので、ふだん使いもしていただけます。
つける方のアレンジで、いろんな表情をみせるネックレスです。






c0089310_1101276.jpg"Snow drop"

淡水パール、人工パール、チェコビーズ、コサージュ

パールとビーズの白い粒をちりばめたネックレスを、ベルベットのリボンで結ぶデザインです。
コサージュもベロアの生地でできています。


c0089310_2123666.jpgネックレスだけでもかわいらしく、豪華です。






c0089310_2165082.jpg"Contess"

淡水パール、チェコビーズ、コサージュ

大人っぽく、気品ある雰囲気のグレーパールを中心に使いました。
コサージュをはずすと、3連のネックレスになっています。
ネックレスのみだと、カジュアルな装いにも使えそうです。


以上が、Maki&Akiのコラボレーションです。
Akiさん、忙しい中どうもありがとう!


c0089310_3185132.jpg"Ariel"

淡水パール、スワロフスキー、チェコビーズ

夜の海と、その中の世界をイメージしながらつくりました。
人魚姫が住む深い海に差し込む月光の輝きのような、深い青と淡い光が織りなす情景を思い浮かべています。


c0089310_3285031.jpgトップのスワロフスキーをはずして、ネックレスだけでもお使いいただけます。
シンプルにも、ゴージャスにも対応できるネックレスです。




c0089310_3312538.jpg"The Lady and the Unicorn"

淡水パール、ルチルクオーツ

"貴婦人と一角獣"の別パターンです。
どこか中世を思わせる雰囲気です




c0089310_3404176.jpg"Inspiration"

淡水パール、ラブラドライト

魔法使いがしてるみたいなネックレスをイメージしました。
見る角度によってオーロラのような輝きを放つラブラドライトは、直観力、洞察力を与える石だそうです。





c0089310_3455727.jpg"Wish"



トップの石はそれぞれ意味を持っています。
願い事をかなえるWishです。





この土日は、学園祭のいろんなイベントがあります。(→ 詳細はこちら
すごい盛りだくさんなので、おもしろいことがいっぱい起こりそうです☆                             
私も土日はいますので、お時間のある方は、遊びに来ていただけると嬉しいです♪
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by songsforthejetset | 2007-11-02 02:13 | アクセサリー・Lumiere | Comments(4)