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"The Power of Dreams" 夢を力に 30年目のモンテカルロ・ラリー・ヒストリック


「夢を力に」は、ホンダの創業者・本田宗一郎さんの言葉です。
今、その言葉にぴったりなチャレンジがはじまろうとしています。

1979年、80年のモンテカルロ・ラリーを走った、角地功男さん(67歳)と吉田武久さん(60歳)。
そのお2人が、今年1/29から2/4にモナコで開催される、モンテカルロ・ラリー・ヒストリックに30年ぶりに挑戦されます。

ドライバーの角地さんは、元ホンダ安全運転普及本部所属のインストラクターで、当時の所属は「チーム鈴鹿」。
日本アルペンラリー1300ccクラスで3年連続優勝、ツールドニッポン・クリサンテーモのハイスピードラリーでクラス優勝されるなど、輝かしい成績を残されているドライバーです。
現在は博多でバイクショップを経営なさっています。

30年前のモンテカルロ・ラリーの際には、2000万円という資金が集まらず、なんと奥さまが鈴鹿の自宅を売って資金を作り、こころよく参加させてくださったそうです。
その奥様は、数年前にくも膜下出血で倒れられ、現在角地さんの手で毎日のリハビリをなさっているそうです。

そして、これが普通のチャレンジではないのは、コ・ドライバーの吉田さんが、突発性骨髄腫で闘病中でいらっしゃること。
突発性骨髄腫は血液のがんだそうで、昨年7月の退職前の最終検診で病気が判明したのだそうです。

吉田さんの、"体が動くうちにもう一度モンテカルロ・ラリーを走りたい"という夢を実現するために、 角地さんをはじめとし、ボランティアで協力を申し出た仲間が集結しました。

ヨーロッパのホンダ愛好者団体、クラブホンダクラシック・フランスが主体となり、マシンの準備が進められているところです。

毎日jp記事 
http://mainichi.jp/seibu/news/20090105sog00m040011000c.html
毎日新聞 2009年1月5日 西部夕刊記事
http://mainichi.jp/seibu/sports/news/20090105ddg041050007000c.html

モンテカルロ・ラリー・ヒストリックは、モンテカルロ・ラリーやF1モナコGPと同じく、モンテカルロ・オートモービル・クラブが開催する大きなイベントで、今年で12回目の開催になります。

歴代のヒストリック・カーが、"ヨーロッパの各都市からモナコに集結する"という伝統的なモンテカルロ・ラリーのスタイルで、本気で公道を疾走します。
Automobile Club de Monaco The 12e RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE
http://www.acm.mc/rmch/rmch_main.php?page=2009/accueil_2009.php&lng=en
オフィシャルスポンサー ジラール・ペルゴ社HP
http://www.girard-perregaux.com/communication/rally_ja.aspx

参加できる車は、"1955~77年の間にモンテカルロ・ラリーに参戦したマシンと同等モデルで、かつ、FIA発行の「ヒストリックカー」証明書を所有していること。"
ポルシェ、アルファロメオ、シトロエン、BMW、ランチア・・名前を読むだけでもときめくような、
332台のヒストリック・カーが各国から集結します。
エントリー・リスト
http://www.acm.mc/rmch/2009/docs/engages_alpha_2009.pdf

角地・吉田チームの車は、75年ホンダシビックRS。
http://www.honda.co.jp/collection-hall/4r/372.html
エントリー・ナンバーは122です。

1911年にその歴史が始まったモンテカルロ・ラリーは、ヨーロッパの各都市からラリーカーがスタートし、モンテカルロに集結するという「コンサントラシオン」というスタイルでした。
現在WRC(ワールド・ラリー・チャンピオンシップ)の開幕戦として行われているモンテカルロ・ラリーですが、他のラリーとの画一化のため、「コンサントラシオン」は、1995年を最後に廃止になっています。

しかし、このラリー・ヒストリックは、その往年のスタイルでラリーが行われます!
オスロやバルセロナ、ランスなどからスタートする参加車両は、ゴールのモナコに向け、全行程で約2000~3600kmの距離を走ります。

速さを競うレースと違い、どれだけ既定の走行時間を守って走れるかという、タイムの正確さを主に競います。
ラリーのコースには雪の山道も入っている、公道を走るラリーです。




わたしはサーキットでのレースより、こうやって移動するラリーが好き。
F1も、市街地を走るモナコ・グランプリが好きです。
やっぱり車はどこかへ連れて行ってくれるものだと思うから、公道を走るのが好き。

そしてあまり知られていませんが、実は私はスピード狂。
この映像見るだけでドキドキします!

そしてドキドキする理由がもうひとつ。

なんと、この角地・吉田さんのサポートチームに、

わたしも参加します!!!

まだ自分でも信じがたいですが本当です。

昨年11月に東京に行った際、偶然知り合った方がこちらのチームの関係の方でした。
お話をお伺いしているうちに、わたしも同行させていただけることになりました!!!

人生何が起こるかわかりません。

ヨーロッパのクラブホンダクラシック・フランスのサポートチームが、ラリーの実質的なことを担当してくださって、わたしもサポートチームの車に同乗させていただきます。

わたしにもドライバーの方にお茶を用意したりとか、雑用をしたりなどのお役目がいただけるみたいなので嬉しいです。
なんか秘書みたい。
今のお仕事がすこしでもラリーで役に立ったらよいのですが(笑)。

もうひとり女性が参加されるので心強いのですが、その方はモータースポーツのドライバー経験者だそうで、現場の知識がないのはわたしくらい。。
チームの皆さんの邪魔にならないようにがんばります!!

モナコはいつか行きたかった憧れの場所。
そして、モンテカルロ・ラリーは、私が大大大好きで100回以上見ている映画「男と女」に出てくる、わたしにとっては夢のラリーなのです。
まさか自分が、そのラリーの現場に行くことができるなんて、考えたこともありませんでした。

しかも映画のラリーと同じ、各都市から集結する「コンサントラシオン」形式です!
ロマンです!!
走る車も「男と女」の時代といっしょ。
ジャン・ルイ・トランティニヤンが走った道を、わたしも走る!

車酔いしないかどうかが今一番の心配です。
がんばれ自分。。

なぜ参加することになったか、その驚きの経緯についてはまた書きますが、
ほんとに人生は驚きの連続です。
by songsforthejetset | 2009-01-04 21:47 | Rallye Monte-Carlo
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