矢沢永吉さん 「YES MY LOVE」と『成りあがり』


さっきNHKのSONGSという番組で、矢沢永吉さんの特集をしていました。
これはその中で流れていたのと同じ映像。

矢沢さんが歌っているところをちゃんとみたのは、たぶん初めてくらい。
子供の頃に耳にして、なんとなく好きだったこの曲、矢沢さんのだったのですね。
いい曲だ~。



かっこいい人はみんなオリジナルですね。
歌の上手さや、つい惹きつけられてみてしまう魅力は、なんだか美空ひばりさんを思い出した。

矢沢永吉さんといえば、有名な本『成りあがり』。
出版されたのは、1978年だそうです。
読んだことありますか?

わたしは3年前に読んで、すごい感動しました。
この方は超一流のビジネスマンだと思った。

普段矢沢さんに縁がない(わたしもでしたが)方ほど、読んでみたら勉強になると思います。
今悩んだり、落ち込んでいる人にもおすすめします。
強く生きていこう!!って思える本でした。

3年前の読書メモを書いてみますね。

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矢沢さんは、広島生まれ。
3歳で母親が逃げて、小学2年で父親が原爆の後遺症で死亡。
その後親戚をたらいまわしにされ、祖母に育てられる。

食べるために小学生の頃からそうじなどの仕事をはじめ、新聞・牛乳配達、映画館のフィルム運び、チリ紙交換など数々の仕事を経験する。
その中には、工場の屋根を硫酸で拭くバイトや、船のエンジン磨きなどの、一歩間違えば生死に関わる危険な仕事もあった。

中学生の頃にラジオで音楽を聴いて、作曲やギターに興味を持つ。

16歳の時、友達の知り合いの岡山の社長さんのところに遊びにきて、デール・カーネギーの「人を動かす」をもらう。
読書なんてほとんどしたことがなかったのに、その本は面白くて10回以上読んだ。

自分が何かしなきゃ、と思ってるときにぶつかった本っていうのは、実に意味があるね。
そういうキッカケって大切だね。


目的と光を持っていた。

合った職を探すのが才能。

何の世界だろうが、ある程度やってるやつは何か共通点がある。
自分が最も本気になって、全力で燃えるものは何か、知ってると思う。

なにか一本他人に認めさせるものがあればいい。
そこまで認めさせるには、てめえの道でガンガンやらなきゃダメ。

自分でメシ食ってる領域ってのは生活でなきゃいけない。
手を抜いたら、お客に叱られる。
これを常に安心してるためには、行動して裏付けをとること。


バート・バカラックやフランシス・レイが好き。
あんまり他人の音楽は聴かない。

暴走族に兄貴って慕われるのははた迷惑。
はぐれてる奴は、自分自身の負い目をなくして、自分の手でメシを食ってるんだという誇りを持って反撃しろ。


矢沢さんへのインタビューをもとにこの本をまとめたのは、コピーライターとして有名になる前の糸井重里さん。
糸井さんのあとがきがまたいいんです。

ちくしょう、矢沢め、スーパースターだなあ。

人間の一生は、トーナメント戦じゃない。
勝ったり負けたりを繰り返すリーグ戦だ。
敗れっぱなしなんてない。

親父も負けた、おまえも序盤戦で負けた。
いいよ、中盤戦から盛り返せよ、
逆転しろよ!

矢沢は、そんな内容の歌を、この本の中で歌い続けてくれたと思う。

道は、たったひとつではない。
自分に合った道を見つけて、そこで「成り上がれ!」



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図書館で読んだんですけど、ほんとに自分も強く生きていこうって思える本でした。

矢沢さんは、さっきのSONGSのインタビューの中でも、昨年の娘さんの歌手デビューについて、こうおっしゃっていました。

夢中になるものがあってよかった。
だって、夢中になるものがあるのかないのかで"決まる"から。
その人なりに大きい小さいはあっても、それで"決まる"。


大好きなものを見つけて、一生懸命それをがんばる。
わたしもそれが一番大事だと思う。

あと、デール・カーネギーの「人を動かす」を16歳の時に夢中になって読んだというのが、きっと矢沢さんの大きな転機になっているような気がします。
ビジネスの名著の内容がすごく強力にインプットされて、知らず知らずのうちに、その後の人生も大きく変わったのではと思います。

岡山の社長さんにいただいた本。
偶然の出会いの中に、転機ってあるものですが、それをどう掴むかはその人次第。
矢沢さんはきっと、120%掴んだのだと思う。

今年60歳の矢沢さん。
9月の東京ドーム公演を皮切りに、12月までの全国ツアーがスタートするそうです!
http://www.eikichiyazawa.com/rocknroll2009/tickets.html#tour

わたし矢沢さんのコンサートには一度行ってみたいと思ってるのです。
岡山は11月1日。


タオル投げる練習しとこうかな。。
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by songsforthejetset | 2009-06-04 01:57 | 音楽 | Comments(7)
Commented by Julio Sosa at 2009-06-04 07:26 x
大学生の頃、ライブに行ったよ。
何と、タオル投げしたよ。
素人は、投げるのが遅れるんだよね。。。。
Commented by 国際交通 at 2009-06-04 09:31 x
「YES MY LOVE」、イントロのギターからしていいですよね。「チャイナタウン」もグッと来ます。
「時間よ止まれ」なんか、アンビエント・ミュージックですよねぇ。
矢沢の歌で人生投げずに頑張れるって人々の取材をまとめたNHKのドキュメンタリー番組が面白かったです。
夢に向かう人、経営不振で鬱になっても立ち上がる人、
彼らの傍らには、バイブルであるこの本と矢沢の唄、
そして永ちゃんの存在自体があるんですよね。
「矢沢ならどうするか?」
って、まず考えるそうです。

岡山でのコンサートって滅多にないので、しかも日曜日、奇跡ですね。
僕も行くつもりです。
Commented by songsforthejetset at 2009-06-04 21:42
>Julio Sosaさん
そう、Julioさんに、
「一生に一度は矢沢永吉のコンサートに行っておいた方がいい」
と言われたのをよく覚えています(笑)。

タオルさっき鏡の前で投げてみましたが、素早く真上に投げるって難しいね!
しかも投げてる時はステージ見れないなあ。。

>国際交通さん
「時間よ止まれ」も好きな感じです。
フランシス・レイやバカラック、わたしも大好きなのですが、雰囲気に通じるものがある気がします。

そのドキュメンタリーのお話をお伺いすると、ますますひばりさんっぽいですね!
ジャンルは違えど、たくさんの人の心にまさにスターとなって輝く存在ですね。
後ろを振り返らず、ずっと前を見ている。
明治時代にベストセラーになった立身出世の本、サミュエル・スマイルズの『自助論』に、「天は自らを助くる人を助く」という言葉があるのですが、まさにこういう方のことをいうのだと思います。

岡山のコンサート滅多にないんですね!
それはぜひ行かねばです☆
Commented by コンジュ at 2009-06-04 21:45 x
久しぶりにまmakiさんに会えた気分です。
私もコンサート行ってタオル投げたくなりましたねー!
Commented by songsforthejetset at 2009-06-04 21:56
お久しぶりです!
「成りあがり」を読んだら絶対コンサート行きたくなりますよ!(笑)
強く生きねばと思う本です☆
Commented by enen at 2009-06-06 00:00 x
なんと私かなり前なんだけど永ちゃんのコンサートいったこと
あるんですよ!すごくエネルギッシュでかっこよかったですよ。
大人の魅力を感じましたね~。声もすごくいいし。
ぜひぜひコンサート行くべしですよ!!
Commented by songsforthejetset at 2009-06-06 11:00
ええっ!!enenさんも!!
おすすめありがとうございます!
これは絶対生で拝見したいですね~!

かっこいいし、声がすごく素敵ですよね。
仕事中も頭の中で「YES MY LOVE」が回っていました(笑)。
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