今日の「歴史秘話ヒストリア 『愛したのは あなただけ ~戦国セレブ夫婦 宇喜多秀家と豪姫~』」、よかった!!! タイトルがすごかったけど。。 この番組いつもいい内容ですが、今回はめっちゃ感動しました(T▽T)。。 知らなかったこともいっぱい紹介されていたし、なんといっても映像で見られるのがよかったです! 昨年行った金沢の豪姫ゆかりの地の写真をのせてみます。 こちらは豪姫が亡くなるまで住んでいた場所。 兼六園の近くで、黒門前緑地といいます。 現在は、アドレナリンやタカジアスターゼの研究で有名な高峰譲吉博士の旧居が移築されて公開されています。 とても静かだったのが印象的でした。 このときは、金沢21世紀美術館の杉本博司さんの展示を観に行ったのでした。 すごく素晴らしい展示だった。 水の中に沈んだ古木のような、お寺の古材の部屋、最後の観音様の部屋、いま思い出しても鮮やかに、その中にいるように感動します。 むちゃくちゃ忙しい時期だったので、結局金沢の旅についても何も書けていないけれど、いつか感想を書きたいです。 番組で紹介されていた、豪姫が大切にしていた聖観音が納められている大蓮寺。 番組では紹介されていませんでしたが、豪姫はキリシタン。 なんだか西洋風な観音さまで、ロザリオっぽいのを持たれていたのが印象的だった。 このお寺には、豪姫と秀家の供養塔があります。 2つが境内に仲良く並んでいます。 豪姫の葬儀もこのお寺で執り行われたそうです。 豪姫のお墓は、ずっと離れた山の中にあるので、この時にはそこまで行けなくて残念でした。。 豪姫と秀家、本当にどんな方々だったんでしょうね。 ただとても仲の良い夫婦だったのだろうという気がします。 豪姫が病気になったとき、日蓮宗のお坊さんの祈祷で治らないので、秀家は家臣たちにキリシタンへの改宗を命じたというエピソードもあったりします。 今日の番組の中での、豪姫に狐がついたと聞き、伏見稲荷に豪姫の病気を治せと過激な手紙を送った秀吉と並んでなんかすごいです(^^; 豪姫もそれだけ愛される女性だったのだろうと思います。 秀家も、どこにいっても大切にされて、助けてくれる人がいて、結局84歳まで長生きした。 落ち武者狩りで秀家に出会った矢野五右衛門は、秀家の気品と立派な態度に打たれ、その後40日以上も秀家をかくまい、大阪の豪姫の元へ逃れる手助けをしたと言われています。 鹿児島の平野さんが、秀家は、"人を惹きつける心優しい方で、物静かで、すべての人から好かれた"と伝えられていると言われていたけれど、わたしも本当にそういう方だったのだろうと思う。 きっと粗末にできないほど、人として魅力があった人だったのだろうと思います。 そして、残っている史実だけでも、他の人からの愛情や親切を素直に受け止め、感謝の気持ちを表していたことが伺えます。 そういうところに、秀家が好かれていた理由の一端がある気がします。 岐阜の白樫村で秀家をかくまった矢野家や、鹿児島の牛根郷で秀家がお世話になっていた平野屋敷の方々は、現在でもご子孫の方々がその思い出や遺物を大事になさっているとお伺いしていましたが、こうやってテレビで実際に拝見することができて、とても嬉しかった。 記念碑なども建てられているそうなので、いつか行ってみたいです。 そして秀家が住んだ、八丈島にも行ってみたいです。 秀家のお墓があるので、お参りもしたい。 ちなみに今日の歴史ヒストリアで、"秀家が主では国が成り立たぬ"と言って宇喜多家を離れた重臣の方は、友だちのご先祖なんです。 お互いご先祖でつながってるなんて思いもしなかった。 うちのご先祖の話はこちら ご先祖つながりで、また新たな出会いもあったりします。 本当に、過去と現在は不思議なご縁でつながっていると、いつも思います。
by songsforthejetset
| 2010-01-21 00:45
| 芸術いろいろ
|
作品展・常設店・HPのご案内
*作品展・販売会
聖路加画廊 2019.12.16 - 12.21(旧館2階・第二画廊) *常設店 銀座 教文館4F エインカレム 銀座 マリア (東京) *HP Lumiere Noriko Maki *お問い合わせ メールでのお問い合わせ 最新の記事
以前の記事
カテゴリ
全体 つれづれ アクセサリー・Lumiere 連載エッセイ 家庭画報読者ブログの記事 幸せのヒント 2004.6-2009.8 Rallye Monte-Carlo 芸術いろいろ 旅 映画 本 家事 お勉強 美容・おしゃれ 音楽 建築 このブログについて プロフィール 未分類 検索
お気に入りブログ
その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||