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ニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"6月号連載エッセイ      「旅のおしゃれ」


こんにちは。
降り続く長雨を、植物たちがいっぱいに吸収して、喜んでいるようなこの季節。
皆さまもお元気でいらっしゃいますか?

長い雨が止んだら、待っているのは楽しいバカンスのシーズン!
もう夏休みのご旅行の予定をたてていらっしゃる方も多いのではと思います。

何を着ていこう。。
旅行にはいつも、そんなお悩みがつきものですね。

わたしはヨーロッパやアメリカに一人旅をすることが多いので、服装について尋ねられることがよくあります。
旅行なさる方のご参考になればと思い、心がけていることを書いてみますね。

*きちんとした服装をする

わたしは美術館や劇場など、ちょっと背伸びした場所に行くことが多いので、ワンピース、シャツ、ジャケット、スカートなど、できるだけオシャレできちんとした服装をするようにしています。
その方が、行く場所の人や雰囲気を大切にすることができるからです。

特に、白いシャツは大抵の場面に対応できますし、エレガントに見えて便利なのです。

ジーンズやスニーカーのような、ラフな格好をしていると、入りにくい場所もあります。
ラフな格好で旅行している人が多い中、きちんとした格好で旅行をしていると、時に優遇していただけたりするので、そういった点でもおすすめです。

*フォーマルな素材のドレスを1着

オペラやコンサートなどで劇場に行く時や、フォーマルな席用に、ドレス(またはドレスに見える組み合わせ)が1着あると便利です。
何より気分が盛り上がります!

おすすめは黒のベルベットで、日本人の肌が綺麗に見えて、しわになりません。
ポリエステルのシフォン素材のドレスも、とってもエレガントで、丸めてもしわにならず、便利です。

服に合わせた靴(つま先が出ないもの)も忘れずに( 現地で買うのも旅の思い出になります)。
布製のパンプスが軽くて場所を取らないので、おすすめです。

*役に立つもの

ガムテープと安全ピンをぜひ。
いろんな場面で何かと役に立ちます。

*1週間=1ヶ月

1週間の旅行の荷物は、1ヶ月の旅行の荷物と同じなのです。
お洗濯は、ホテルのランドリーに頼むか、お風呂用せっけんを持って行って自分で洗濯します。

欧米は日本に比べて空気が乾燥しているので、夜洗濯しても朝には乾いていることがほとんど。
旅行用アイロンがあるとなお便利です。

たくさんの良い思い出が残る、楽しい旅のご参考になれましたら幸いです。


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ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"6月号に書かせていただいたエッセイです。

昨年、わたしすごく忙しくて(おそらく今までの人生で一番)、気がついたらこのエッセイをアップできないまま、どんどん時間が経ってしまい。。
ついに年が明けてしまいました!!
申し訳ありません。。

何でこれがなかなかアップできなかったかというと、この後書きの部分がどんどん長くなってしまい、なかなか終わらなかったからなんです。

↓ 以下、去年書いていた補足部分です。旅のメモ書き^^

わたしは旅行が大好きで、海外の一人旅歴はもう20年になります。
(あ、毎年行ってるわけじゃないですよ(^^;)

大学生の時にはじめて、冬のヨーロッパを1ヵ月半旅行したのがきっかけでした。
今まで1人で旅した国は、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、モナコ、ベルギー、チェコ、フィンランド、スイス、スペイン、アメリカなど。

目的は主に、美術館や博物館、ホテルや劇場建築、舞台芸術をみることで、1日中歩いて、好きなものを見て回ります。
観光と言うより、その国を勉強しに行っているような感じで、すごく楽しいです。

なので、エッセイの中でも書いた、わたしの旅のノウハウは、
・旅の目的地が欧米
・美術館や老舗のホテルやお店、オペラ座などに行きたい人
に向いている気がします。


ニュースレター\"Ca・et・La(サエラ)\"6月号連載エッセイ      「旅のおしゃれ」_c0089310_0125799.jpgこれはおととしの7月に、イタリア、モナコ、フランスを10日間旅した時に持っていった服です。

これにあと寒さ対策の長袖のカーディガンがありました。

わたしを知ってる方は、普段と同じ!って思うと思いますが、ほんと普段の格好そのままです。

特にいちばん左の白のジャージーのワンピースは、カジュアルな素材なのにとてもエレガントに見えるので、行く先々で大好評で、モナコのカジノやパリのホテルリッツに着て行っても十分通用するものでした。


わたしは行く場所がフォーマルな感じの場所が多いので、服装はなるべくきれいに見えるものを心がけて持っていきます。
欧米では特に、身につけているもので、こちらが受け入れてもらえるかどうかが大きく左右されるからです。

ジーンズやスニーカーではその場所の雰囲気を壊してしまうことがあるし、美しく見えないので、持っていきません。
そういう格好をしている時に、偶然素敵な場所にめぐりあっても、入れなかったりするからです。


ニュースレター\"Ca・et・La(サエラ)\"6月号連載エッセイ      「旅のおしゃれ」_c0089310_0213938.jpgこれは、上の写真でいちばん右にかかっているドレス。

丈がくるぶしまである黒のベルベットのイブニングドレスと黒のレースにスパンコールがついているボレロです。

この時の旅行では、モナコの王宮の中庭で催されたコンサートに行った時に着ました。
イブニングドレス着用だったので、いちばんフォーマルなスタイルを持って行きました。

国際的なドレスコードでは、素材も時間帯や場所によって分かれているのです。
一般的には、早い時間帯のほうがウールや綿などのカジュアルで厚めの素材、遅い時間帯になるほどシルクやジョーゼットなどの高級感のある薄い素材を使った服になります。

丈が短いほどカジュアルで、低いヒールを合わせます。
丈が長くなるほどフォーマルになり、その場合はつま先の出ない、高いヒールを合わせます。

基本的に、旅行の中では、気飾らなくてもいいから、自分がいちばん魅力的に見えるような服装をしているのが一番だと思います。

旅行に出ると、わたしはほとんど朝から晩まで歩いているので、靴は歩きやすいものを選びます。
最近わたしが重宝しているのはアシックスのpedala(ペダラ)というシリーズの、パンプスに見える黒のウォーキングシューズ。
これは普段のデパートでの販売会のときなどでも、きちんとして見えてとてもよいです。

わたしはその日着た服は、普段から自分で夜お風呂でお洗濯することが多いので、旅行に出てもやっていることが普段とあまり変わらなかったりします。

小さな旅行用のアイロンも持っていきます。
きちんとプレスされた服を着ているだけで、印象が良くなることもあります。

せっかくの旅行を充分に楽しむためにも、おしゃれに気を配ることはとても大事だと思う。
ただ、自分が本当に行きたい場所に合った服装をすることが大事で、おしゃれは時と場合によるものだと思います。

ヨーロッパを旅していると、
女性は崇拝の対象で、優しく美しいもの。
男性は騎士で、強くて女性を守るもの。
そういう前提になっているのだなあって、いろいろな場面でよく感じます。

優しさや繊細さを感じる感覚がとても敏感で、階層が上になるほどそういう意識が強く感じられる気がします。

きちんとあいさつをすること、用向きを告げること。
外国人が入ってくると緊張する人も多いので、その場にいる人を安心させるのが大事だと思っています。

こちらが困ったら相手も困るので、困った顔をしないこと。

好きなものを見に行く時、その場に合った服装とマナーでいたら、大体は向こうもそういった対応をしてくれるものだと思います。

以前、パリのオペラ座のチケット窓口に並んでいた時のこと。
ジーンズにスニーカー、お化粧なしでわたしから見ても美しいといえない格好の日本人女性が、挨拶の言葉もなく、怒ったような口調で窓口の方に空席を尋ねていました。
当然ぞんざいな対応をされていて、その方は、
「もう!フランス人!!」
と言い捨てて、かんかんになって立ち去っていきました。
どうみてもその人の方が悪かったですが。。
でもそういう人に限って「フランス人は不親切」とか言うものです。

お客様だから丁寧に、というのは日本だけなのではないかと思います。
自分がどういう人間か、というところではかられるもの。

特に日本人は見た目で最初からポイントが低いので、自分の自由になる服装だけでもいいものにして、その場の雰囲気を大切にすることが大事な気がします。

よく、スリ対策などで、「その土地の人に見えるように」と旅慣れた服装をしようとされている方もいらっしゃいますが、それはプロの人から見たら一目でわかるそうなので、難しいと思います。

その人の雰囲気は、住んでいる土地の気候、水や食べ物からもできているので、スリ対策にわざと汚い格好をしてもあまり意味がないのかもしれません。

それならちゃんとした格好をして、危ないところに行かないほうが正解だと思います。
わたしは危ない地域に行くことはないけれど、なんとなくその場に合わないなと思ったら、自分で持ち物や服を変えることもあります。

警備が行き届いているモナコでは、真珠のネックレスも、金色のブレスレットウォッチも何も気にしないで身につけられますが、ニースは普通の街なので、行く時にははずしていたみたいに。

わたしが危険だと思う街の雰囲気はこんな感じ。

・道にごみが落ちている
・ぼーっと立っている怪しい人が多い
・いい服装をしていない外国人が多い
・人々の顔に潤いや笑顔がない
・嫌なにおいがする
・大声やうるさい声で話している人が多い
・よくない言葉を使っている人が多い
・街路樹や緑が少ない
・閉まっているお店が多い
・行きかう人の服装が汚れっぽい
・こちらを目で追っている人がいる

こういうところはあぶないです(笑)。

服装といっしょで、人は同じ言葉を持つ人と仲良くなるもの。
スラングはスラングを使うような人と仲良くなるし、品がいい言葉を使うと品がいい人とつながる。
そういう場所に自分がなじむようになる。

わたしが気をつけたほうがいいとよく思うのは、日本語の「おいしい」の発音。
友達同士で楽しくおしゃべりしながら何かを食べている時、よく「おいしっ!(oishiii!)」って発音しますが、これは英語圏の人の耳には「オー、シット!(oh s○it!)」というものすごい品の悪い言葉そのものに聞こえるのです。
よく、旅番組でも、タレントの方が言った「おいしい」の言葉に、向こうの方がギクッとされているのを見かけます。
知らずに言っていても、そこにいる方が聞いて困るので、発音に気をつけたほうがいい言葉です。

黒人のミュージシャンの方など、悪い言葉もクールな意味でつかったりしますが、それはまた別の文化というか。

いろいろ書きましたが、きりがないのでこのへんで。。

旅行に関しては本が一冊書けるくらいなので、いくらでも書けてしまいます(^^;
もし皆様のご旅行のお役にたてれば幸いです♪
by songsforthejetset | 2011-02-04 01:44 | 連載エッセイ
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