こんにちは。 爽やかな風が吹く季節になってきました。 皆様もお元気でお過ごしですか? ふとした風に、金木犀が香ると、夏が終わって秋がやってきたのを感じますね。 新しい季節の匂いを、真っ先につれてやってくるのが風。 風が運んでくるものは、いつも、 「今とは違うなにか」 なのだって、お気づきになったことはありますか? そして、風が吹けば、今ここにある何かがどこかへ流れていくということも。 今とは違う何かがやってきて、今ここにある何かが流れていったら、必ず何かが変わります。 空気が常に循環するように、自分の周りに風を通していたら、心も影響されて、不思議と風通しがよくなってきます。 自分の周りを流れさせて、よどみを作らないようにすることは、幸せに近づく大切な要素だと思います。 部屋の空気の入れ替え、やるべきことをためない、ずっと邪魔になっているものを片付ける、トラブルを長引かせない、自分の心の中にネガティブな感情をためない、変なこだわりを持たない、ひとつのことに固執しない・・・ 風や空気のように、私達の周囲も、絶えず動いて、流れています。 そして、その影響をうけて、私たちも絶えず変わり続けています。 自分という存在は常に変化していて、一瞬も同じ自分でいることはないのです。 私たちは、普段自分でそれに気づくことはありませんが。 だけど、なんとなく自分にやってきている「新しさ」は感じることができます。 それは、自分が「新しさ」を感じる前の自分とは、違っているということです。 そのことに気づいて受け入れるか、変わりたくなくて今までの自分に固執するかで、未来は変わってくるのだと思います。 自分が変化を受け入れないでいたら、人生が自分に与えてくれている、本来の自分の幸せから外れてしまいます。 変化を素直に受け入れたら、次へと自分を進めてくれる人生からの贈り物が手に入ります。 風はいろんな言葉を運んできます。 今ここにあるものも運んでいきます。 風は地球の表面を絶えずかきまぜて、新しい世界をつくっていく。 だから、世界中いつもが、はじまり。 この瞬間がもう、はじまりのときです。 自分が変わろうと思った時、もう何かがはじまっています。 そうしたら、自分だけの「特別な風」が吹いているのを感じます。 自分の心にいちばんぴったりな風は、 自分にだけわかります。 風をつかまえて、流れに乗っていきましょう。 ************************************* ツールアシスト発行のニュースレター"Ca・et・La(サエラ)"2010年9月号に書かせていただいたエッセイです。 台風の夜にこのエッセイ(^^; いま外、風めっちゃ吹いています。。 大雨とか台風の翌日って、すごくクリアに晴れていることが多いです。 空気中のほこりとかがなくなって、空も緑も空気もスッキリしている感じ。 よどみがないと、そういう感じがする。 わたしはこの前引っ越しをして、すごくたくさん不要なものを処分したのですが、その感覚と似ています。 最近「断捨離」がブームになっているのも、すごくよくわかる。 自分のまわりによどみをつくらないと、とても心が軽くいられるのです。 それは物質でもそうだし、きっと他のことでもそう。 自分が出会った方で、物事がうまくいく方の特徴は、お話していて流れがいいこと。 世の中は常に流れて、変わっている。 そこに生きる自分も常に変わり続けている。 考えてみれば、自分が変わり続けているのだから、その周りにあるものも変わるのが自然なのかもしれません。 普段、常に自分が変わっていることに気づいていないけれど、こうやって以前に書いたエッセイを読むと、昔の自分に教えられることばかりなので、自分ってどんどん更新されているんだなあって実感します。 このサエラのエッセイは、わたしが以前に書いたブログから、ツールアシストの担当のKさんが、これがいいと思うものをピックアップしてくださって、それを再構成して書いています。 自分で書いたものを読んで、毎回新しい発見があり、「書く」という行為は、誰よりも自分に対していちばん強く作用するのだなあって思っています。 書くことで、自分が書いた内容の自分に変わる。 作品をつくることで、自分がつくった作品の世界の自分に変わる。 自分の表現活動は、自分がどう変わるかということに、いちばん大きく影響していると思う。 文章を描いたり、作品を制作するわけでなくても、人はみんな、自分の行為や言葉を通じて、毎日何らかの「表現活動」をしています。 出会ったものについて、自分というフィルターを通して表現する。 そうやって、出会ったものに自分がどう反応するかで、人生は変わってくると思うのです。 毎日の積み重ねが人生であり、毎日は出会いの連続だから。 出会った風を自分に取り入れ、自分を通じてまた空に放ち、それが他の人の新しい風になる。 それを可能にするのは「流れの良さ」。 そんな流れが良いサイクルを起こすのは、それが善意に基づいた行動で、たくさんの人の幸せにつながるとき。 そんな時の風は、まるで意志を持っているかのように、あっという間に物事をよい方向へ進めて行きます。 きっと、自分だけの「特別な風」を探していらっしゃる方も多いと思います。 それがどんな風なのかは、自分にしかわからないのですが。。 でも、自分のやりたいことに一生懸命、誠実にとりくんでいたら、その風が吹いてきた時には気がつくはず。 同じ流れの中には、自分と同じ仲間もいます。 自分だけの風をみつけたら、ぜひその風をつかまえて、勇気を持って、風に乗っていってくださいね^^
by songsforthejetset
| 2011-09-21 23:59
| 連載エッセイ
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