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10年前のブログ記事に感じたこと


このブログの読まれている記事ランキング、ずっと Climb Every Mountain が1位だったのですが、さっきブログを見たら NHKスペシャル「赤ちゃん 成長の不思議な道のり」 という懐かしい記事が1位になっていてびっくり。

そういえば書いたと思って読み返してみると、そこに今まさに自分が感じていることが書いてあって、本当に驚きました。

2008年1月、今から10年前の記事。
昔ってとにかくたくさん書いていたから、今読むとびっくりするものもあるのですが、本当にその時の自分が保存されている。

時たま読み返したら、その時の自分から励まされたり、知識をもらったりします。
そして、書いてあることが自分の中にあったりして、驚くこともあります。

本当に不思議だけれど、自分の書いたことって、自分の一部になるのです。
それははっきりと実感する。

人は、自分が発した言葉の世界に住んでいる。
だから、「良いこと」を発信していくのは、とても大事なのだと思う。

自分にも、他の人にも、「良いこと」を伝えていきたい。
日々の生活の中の「光」であったり、夜空に輝く「星」であったり、闇の中にともる「灯」のような、
生きていく上ですこし、役に立つこと。

それが、作品や文章を書くことを通じて、自分がやっていきたいことなのだと思います。

最近ますます実感しているのは、人は芸術作品であるということ。
一人ひとりが、全くオリジナルな芸術作品。

人と接することは、自分にとっては、芸術を鑑賞させていただくのと同じ感じがする。
ほんの一瞬の短いやり取りであっても、そこから伝わってくるものは膨大で、違う世界へのドアであったり、本のようだったり。

人は「世界」。
そして、「生きた芸術」。

誰もが、一度しかない人生で、日々こつこつとつくりあげる芸術作品。
一人ひとりが違っていて、とても素晴らしい。
日々そうした「芸術」に触れることが、本当に幸せなのです。

誰ひとりとして同じ人生はなくて、だからこそ美しくて、愛おしい。
そんな風に思います。

毎日が新しい世界。
そのときめきに感謝です。


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光の中の冬のばら。
綺麗でした。




by songsforthejetset | 2018-02-02 02:02 | つれづれ
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