今日は『知るを楽しむ』の旧前田侯爵邸の回でした。
やっぱりこの番組はいいですね。 昨今のクラシック建築ブームに加え、戦後60年ということもあって、こういった番組が企画されたのではないかと思うのですが、ビバNHKです。 実際そこに住まれていた前田家の方も登場して、当時を振り返ってお話をされていましたが、やんごとなき方たちにとっての戦後の苦労が、大いに偲ばれるものでした。。。 広い洋館だからということで、いきなり家が米軍に接収されたり、華族は財産を70~90%(!)も税金として取り立てられたり、まるで太宰治の「斜陽」そのままです。 欲を言えば、もう少し前田家の人々をクローズアップしてほしかったな。 来週は、日本のクラシック建築はこの人抜きには語れない、ジョサイア・コンドル設計の「綱町三井倶楽部」! ラッキーなことに、昨年いとこの結婚式が行われたのがそこでした。 ずっと一般には非公開で、なかなか内部を見ることが難しいと言われていた建築だったので、私は大喜びで出席のハガキを出したのでした。 (ちなみにそのいとこには2回しか会ったことがないのですが。。。) そして結婚式よりも、建築を見ることのほうに夢中になってました。 興味があるところに行く時には、必ず下調べして行きます。背景とかいろいろ。 知識があって見た方が、絶対楽しい。 図書館で、綱町三井倶楽部の歴史なども調べて行ったので、話をしたスタッフの方がとても喜んで下さいました。 歴史的な建築物の中で働いている方は、その建物にとっても愛情を持たれていることが多いので、こちらも同じように「好き」な気持ちを持っていると、喜んでくれるし、わかってもらえるんです。 これは日本も外国も同じです。 そんなに好きだったらと、一般には非公開のバー(そのコレクションは東洋一と言われています。)やワインカーヴも見せて下さいました。 ワインカーヴの訪問者のサイン帳には、各国のVIPや総理大臣のサインが。。。 すごいです。 東京オリンピックの開催を審議する会議が開かれたのがここで、その最終決定に一役買ったのが、このワインカーヴの中の1本のワインだという伝説があります。 (来週の番組でも紹介するかな?) ”満足なワインもない日本で、オリンピックが開催できるものか”と反対する外国の審査員に、当時のIOC会長がこのカーヴから貴重な1947年もののシャトー・ディケムを持ってこさせ、それが東京オリンピック開催の決定打になった、という伝説です。 ほんとの話なんですか?って訊ねると、実際にシャトー・ディケムが並んでいる棚を見せてくださいました。 年季の入った瓶が並ぶ中、1947年のだけが抜けていました。。。 その時乾杯に使ったからだそうです。 実際手にとって見せていただいて、感無量でした。 東京にはたくさんのクラシック建築があるので、ほんとにうらやましい。そしてきちんと保存されて愛されているのを見ると、なおうらやましくなります。 旧中国銀行本店は、間違いなく素晴らしい建築のひとつでした。 ほとんど芸術品と言ってよいくらい。 なのに。。。 あれを壊してビルを建てるなんて、ほんとにほんとに残念でした。 来週もまた楽しみです。テキスト買おうかな?
by songsforthejetset
| 2005-08-10 23:30
| 建築
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