ベトナム料理のお店を後にして、歩いていくと、市民会館横の石山公園に何か人がいっぱいです。
快晴の中、アート・バザールが開催されていました。 私はまだ行ったことないのですが、オープンカフェ実行委員会おかやまという団体が、第1・3土曜日のお昼に石山公園で、"無料青空喫茶"というオープンカフェをされているのです。 人がまちを楽しむことで、魅力あるまちづくりを目指されているそうで、街のいろんなところで無料のオープンカフェを開設されているそうです。 この日は3周年のアニバーサリーイベントの、アートバザールの日でした。 バンド演奏あり、パラソル席でくつろぐ人ありと、最高のお天気の休日の昼下がりの公園は、たくさんの人で賑わってました。 私たちも、アーティストの方たちが出店されているお店を眺めつつ、ワイワイ言っていたところ、占いのお兄さんに声をかけられました。 この占いグループ、以前禁酒会館のイベントにもやってきていて、けっこう評判だったのです。 ちょっと見せて!って、私達の手を順番に見ていって、私の番になったところで、 「あんた!今年ドッカンくるで!!!ちょっと見よう!!」 って、言われてしまったので、私の心がグラッと動き(笑)、3人それぞれ1000円で見てもらうことになってしまいました。 術中にはまってしまったのだろうか。。ごめん2人。 3人でワイワイと見てもらったのですが、みんなに的確なアドヴァイスを下さってたと思います。 手相と名前、生年月日で見るのだそうで、名前と生年月日は変わらないけど、手相はその時々で変わるのだそうです。 私の内容は大体こんな感じでした! 私は、外見は女性的だけど、中身は男でじゃじゃ馬、考えるより先に行動してしまうタイプなのに、「根っからのナイーブちゃん」。 優しくて母性がすごくあるので、人に何かをしてあげることばすごくできる。 向いている職業も、アドバイザー、先生、介護など、人と関わる仕事で、人の世話をするのが向いている。 でも、自分のことになると、ウジウジ悩んで、とにかくナイーブなので疲れてしまう。 他の人がわからないこともわかったり、感じなくてもいいことまでわかってしまう。 特に去年・おととしはいろいろ考えることがあって、つらい中すごくがんばった。 今年は仕事や何かで、動くかどうか決断をせまられる。 恋に対してはとにかく臆病なのに、いったん付き合い出したらその相手にはわがままでやきもち焼きになる。 でも、優しいので相手の言うなりになって、「都合のいい女」になってしまいがちなので、もっと自分本位でよい。 そういう私のことを、かわいいと思ってくれるだけの度量がある、武士のように強くて硬派な男の人から愛されることで幸せになる。 がんばらなくてよい。無理せず、優しいそのままの自分でよい。 一番の課題は、自分に自信を持つこと。 今年はとにかく、今までの人間関係とはまったく違う人たちとの出会いがたくさんあるので、お金もどんどん使って、どんどん外に出て行くこと。それが来年以降の人生をつくってくれる。 今年何か大きな出来事があり、それが来年の大きな動きにつながる。 う~ん、当たっている気がする~。。 占いに科学的根拠はないので、信じないって人も多いと思いますが、私はもともと何でもあまり科学的な根拠とかは気にしない方です。 方法はどうあれ、納得できる結果が目の前に現れたら、それでいいって思う性格です。 この占いに関しても、当たってると思ったので、素直にアドヴァイスに従おうって思いました。 少なくとも、「たくさんの人を見てきた人が判断する、客観的な第三者の意見」には間違いないし、そういうのって案外的を得ているものです。 これを言うと驚かれるのですが、私はほんとに自分に自信がありません。 自分に点数をつけるとしたら、20点! よっぽど何かものすごく誉められることでもないかぎり、そこから点数って上がりません。 以前大学であったワークショップで、「自分に点数をつけたら何点?」っていう質問があり、私以外はみんな80点以上で、私だけ極端に低かったので、びっくりでした。 自分自身を認められたことがなかったから、すごくがんばって努力したのだけど、こうだったらいいなと思える自分を100点としたら、やっぱりいつも自分は20点です。 自己評価って、客観的な他人の意見は全く関係なくて、あくまでも自分で自分をどう評価しているかなのです。 どうやったら自分に自信って持てるんだろう? どうやったら自分自身を認められるのかな? 明らかにこの人ダメじゃん。。って人に限って、自己評価は100点以上な気がするので、非常にうらやましいところです。 まあそんなこんなで、3人ともいただいたアドヴァイスの内容をあれこれ言いながら(笑)、出石町で開催されていたイベント「出石芸術百貨街」へ。 これは、戦前からの建物が多く残る出石町の町並みを使って、「芸術で町並みを塗り替えるまちづくりアートプロジェクト」です。 週末の4日間を使って、出石町全域で行われました。 行ってみて、人が多いのにびっくり!! ガイドマップをもらって、参加アーティストの多さと、イベントやワークショップの多さにびっくり! こんなに盛大なプロジェクトだったのか。。 約40の会場を使って、絵画、インスタレーション、写真、映像、音楽やパフォーマンスなど、いろいろなアートが公開されていて、参加者は町をウロウロしながら見て歩くのです。 テーマは「こい」。 鯉、恋、濃い、来い、故意・・・と、どの「こい」かはアーティストの解釈によります。 街中に、ワークショップでつくったミニ鯉のぼりが泳いでいます。 お天気よくって、アーティスティックで自由な雰囲気の中、たくさんの人が歩き回っていて、街がいきいきしていた。 ちょっとニューヨークのソーホーみたいでした。 岡山って、こういうことをしたら意外と、出てくる人ってたくさんいるのです。 街を使って、もっといろいろなイベントがあったらいいのにって思います。 知っている作家さんも何人か作品を出していて、ばったり本人にも会ったりして、アーティストと観客がまじってワイワイっていう雰囲気が、とっても自由でよかった。 一番よかったのは、戦前から油屋を営んでいた古民家を一軒使った「油亀」。 家がすでにアート作品のようで、低い天井、レトロモダンなデザインの家具、渡り廊下や中庭など、小津安二郎の映画に出てきそうな、時が止まったような日本家屋でした。 普段使われていないこの家を掃除した時に出た”ほこり“を集めて作られた、「こめつきわらし」には、アカ太郎か!!って思わずつっこんだけど、怖かった。。 素敵だったのは、元・油の貯蔵庫を使って展示されていた、「Search for Duq」。 出石町の商店からいただいた、いろいろなガラスを割って作られたオブジェです。 1片1片が刺のような鋭利な三角形で、どうやって割ったんだろう?って思えるほど、キレイに割られていました。 ケサランパサランみたいな形や、侵食されていくグラスのような形、樹氷みたいな形など、いろんなオブジェがあって、すごくクールでした。 このイベントは夜9時まで開催されていて、夜になったらキャンドルが灯ったり、ライトアップがされたり、ヴィデオアートが美しく路地裏に佇んでいたりと、また違った顔を見せて素敵でした。 普段は歩いている人もそれほど見ないこの界隈が、こんなにいきいきと呼吸しているのを見ることは、ほんとに楽しかった。 お会いした皆さん、どうもありがとうございました!
by songsforthejetset
| 2007-05-01 01:15
| 芸術いろいろ
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