今日はなんだかいろんな方の親切を感じることがたくさんあった一日でした。 朝、大学の近くの交差点で、救急車が走ってきました。 ものすごく混雑する交差点の車の流れが一瞬で止まって、静寂の中、 「ご協力ありがとうございます!ありがとうございます!」 っていう救急車のアナウンスが響き、一瞬のちにはまた元の大混雑に。 救急車の中の方、大丈夫だったらいいなって思うと同時に、一瞬で止まった車と人の流れにとても感動しました。 お昼、研究室のティッシュがなくなっていたから、お昼ごはんのついでにイトーヨーカドーまで買いに出かけました。 帰り道、真夏の日差しにとっても綺麗な芙蓉の花が咲いていた。 青空に映えて輝いていました。 日傘の下、写真を撮りながら、ふと、青空の向こうには星があることを思い出しました。 見えていないから気づかないけれど、夜空に輝いている星は、昼間だってそこにあるのでした。 ただ見えていないだけ。 それは、毎日の生活の中で、自分に見えていない「幸せ」や「善意」や「親切」が確かに存在するのと似ている気がしました。 自分に見えている「幸せ」や「善意」や「親切」は、夜空の星のようだと思います。 暗い夜空があるから輝いて見える、美しいもの。 それだって、そこにあるのに気づかずに見過ごしてしまっているかもしれない。 見る努力をしないとみえないかもしれない。 そして、青空の向こうの星は、心で見ないとみえないもの。 自分がいま、ここにいるのは、たくさんの人の「善意」や「親切」、自分が意識していない「幸せ」があるからなのだってことと同じなんだって思いました。 自分にみえないところにある星。 それに気づくのは、ずっと後のことだったり、もしかしたら気づかないままに終わってしまっていたりするのかもしれないって思います。 朝の救急車の中にいた方は、交差点の車と人の流れが一瞬で止まったことには気づいていないかもしれない。 でもそれを責めたりする人は絶対いないと思う。 きっと自分も、そういう親切をたくさん受けているんだろうなって思いました。 いま自分がここにいて、生きているということは、たくさんの人の善意に支えられてきたということなのだと思います。 会ったことがある人、ない人、現代の人、昔の人、いろんな人たちの善意のおかげ。 そういったものが、降る星のように、自分の周りにはあるのだと思います。 満天の星空。 暗闇があるからこそ星は輝いて見える。 でも星は昼間でも出ている。 青空の向こうには満天の星空がある。 みえないけれどたしかにあるもの。 青空の向こうの星に気づくこと。 それはわたしたちの毎日の生活が、他人の見えない善意や親切の上に成り立っているということに気づくのと同じことなのだと思います。 みえないけれどかならずあるもの。 そういうことにふと気づけた今日は、ほんといい日でした。 ほかにもいっぱいいいことがあったんですが、またの機会に。
by songsforthejetset
| 2008-07-25 23:50
| 幸せのヒント
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