今日mixiのニュースにのっていた、黒柳徹子さんと赤塚不二夫さんのエピソードがすごい素敵でした。 http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_08/g2008082213_all.html 22日発売の週刊新潮に、 「私は赤塚さんと、うんと仲が良かった」 という書き出しのエッセイを黒柳さんが書かれていらっしゃるそうです。 赤塚不二夫さんと黒柳徹子さんは、TV番組での共演で20代の頃に知り合い、それから50年近くも交流を続けたのだそうです。 3歳年上の黒柳さんに、赤塚さんは恋にも似た憧れの感情を抱かれていたのかもしれません。 晩年の赤塚さんは、病気になるたびに黒柳さんと対談を望まれ、会うときにはいつも病院で3日くらいかけてアルコールを抜いてからだったそうです。 赤塚さんが脳内出血で寝たきりになり、2年ほど前、黒柳さんとタモリさんが夜の病室にお見舞いに行ったときのこと。 初めて赤塚さんの手を握った黒柳は、変わらぬ表情の赤塚さんに我慢ができなくなり、真正面から少し大きい声をあげたのだった。 ≪「ねえ、もう、こんなに長いこと寝てるんだから、いいかげん起きたら?」そのとき、赤塚さんの顔に、あきらかな変化があった≫ ≪真知子さんが叫んだ。「笑ってる!これ笑うときしか出来ないシワです。はじめてです。絶対笑ってます!」≫ 黒柳が繰り返すたびに笑う赤塚さん。 ≪本当に、奇跡が起こるだろう、と私は信じていた≫。 わたしも田舎のおばあちゃんが脳内出血で意識がない状態の時に、お見舞いに行って話しかけたらいっしょうけんめい反応してくれようとしていたことがあったので、表せないだけでちゃんと全部わかってるんだろうなあって思ったことがあります。 きっと赤塚さんはほんとに嬉しかったんだと思います。 大好きな人が来てくれたから。 黒柳さんの呼びかけの言葉も、江戸っ子っぽくて素敵ですね。 真知子さんは、赤塚さんの奥様で、その時の模様をブログに書かれていらっしゃいます。 (残念ながら、真知子さんはこの年に他界されています。) http://www.koredeiinoda.net/machiko-blog/2006/06/o_1.html http://www.koredeiinoda.net/machiko-blog/2006/06/yo_2.html ライオンの顔がほんとにそっくり。 こんな笑顔をみせた赤塚さんも素敵だなあって思います。 2人の間には恋愛関係はなかったとしても、長く培われた強い信頼関係があったのだろうと思います。 人生の最後に残るのはきっと、人と人との心の交流や、愛情、友情、信頼といったものなのでしょうね。 先日のタモリさんの弔辞の内容に感動し、そしてそれが実は白紙を朗読したものだったと知って、さらに感動しましたが、この黒柳さんとのエピソードにも、じーんときました。 こういったエピソードがいま紹介されるのも、赤塚さんが愛され、また赤塚さんも、それ以上の愛情をもって他の人に接したからなのではと思います。 素敵ですね。 週刊新潮読んでみよう♪
by songsforthejetset
| 2008-08-23 01:22
| つれづれ
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