これは、大学1年の時にバイトしていた電器屋さんで買った、フィリップスのティーメーカー、"Tea for two"。メーカーがもう作らなくなるのでって、最後の1個をいただきました。 なんとこれ、買ってから一度も使ったことがなかったのです。 20年間箱から出したこともなかった。 ずっと戸棚の中にあったのですが、昨日ふと目にとまり、使ってみました。 紅茶の葉を入れて、スイッチを入れたら、しばらくしてからこぽこぽという音と湯気ともに、琥珀色の紅茶が流れ落ちてきます。 感動。 2つのカップに見事に同量入って、入れ終えたら「ロック・ア・バイ・ベイビー」のメロディが流れます。 濃い目のミルクティーモード、薄めのレモンティーモードを入れる水の量で選べます。 もちろん1杯でも入れられます。 買ったときの保証書が入っていて、見たら¥980で買っていました(安っ!)。 日付は1988年10月30日。 9月に弟が他界して、その1ヵ月後に買っていました。 その日付を見て、なぜ今までずっと持っていながら、使ってみる気にならなかったのか、わかった気がしました。 昨日は自然に使ってみようと思えました。 箱も捨てちゃった。 なんとなく、しまっていたいろんなものを箱から出す時期にきたんだなあって思いました。 自分のためではないって思っていたことを、やってみる時期にきた気がする。 このティーメーカーも、持っていながら、自分のためのものではないような気がして、自分で使おうなんて思ったこともなかったのです。 ある日突然、目が覚めるときがきて、そこからの毎日は、今までとはまったく違っている。 誰にでもあるそんな瞬間。 なにかまたひとつ、扉が開いたのかも。 大きな変化につながる瞬間って、後で振り返ったらあまり自覚していないことが多いのですが、もしかしたら今がそういう時なのかもしれません。 人生っておもしろいですね。 そんなことをふと考えながら、ティーメーカーが入れてくれるおいしい紅茶を飲んでいます。 20年も放っておいてごめんね。 ちょっと肌寒い日曜の午後。 今日はミルクティーです♪
by songsforthejetset
| 2008-09-28 14:58
| つれづれ
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